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軒の低い集落の住宅街が海に続いている。こういうメキシコの辺鄙な土地で旅をしていると、本当に時間がゆっくりと流れていく、、ラジオチャンネルがバハにはひとつきりない、、メキシコの音楽番組の放送局の様だ。俺たちはキャンパーに寝泊まりしているから、テレビもコンピューターもない。
朝日が昇ったら起きて、ラジオ体操やって、近くの海辺や砂漠を散歩して、次の目的地に向ってドライブする、世の中がどう変わろうが、まったく考えないし、どうでもよくなる。
そして陽が沈むと、あり合わせの食材で、キャンプ食をいい加減に喰って、テキーラとビールを飲んで、満天の星空を見上げて、少しウクレレを弾いて、少し本を読んで、たくさん、本当にたくさん寝る。
集落を抜けると、海に出る。どこの集落も漁業が主な、生活の糧のようだ。オレの持っているこの魚の名前は ”イエローテイル ツナ” と言い、 マグロのファミリーだ、クゥアント(いくら)と聞いたら 1キロあたり20ペソと言うから、このオレの手に持っているのが10キロくらいだろうか、値段は15ドルくらい、まったく安い。刺身にしてビールで乾杯。
さすがは南国の魚だ、黒い頭と赤いボデー、カラフルだ、ブダイのファミリーだろうか。下のはなんだろう、うまそうだが買わなかった。こういうのは味噌汁にしたらいいのだが、今回は味噌を持って行かなかった。
バヒア トルツーガの漁師の集まる浜辺。みんな素朴で親切の人達だ。だからオレはメキシコがすきなんだな。
バヒア デ トルツーガまでが今回の旅の南の最終地点で、今度はそこからFwy1号線を北上して、太平洋側のサン クインテンまで行く。この辺りはもう何回も来ている。
ここでは、大きなハマグリ(ピスモクラムだろう)を専門に穫る漁師がいて、引き潮になると上の画像の様に三つ又のスコップを持ってたくさん穫って来る。さっそく直接漁師から買い求める。このデカイハマグリが1ダース12個で50ペソ、約4ドル、、これまた安い。これらは日本へも輸出されていて、日本へ行くと1キロ45ドルとの事であある。10倍以上の値段だ。
う〜〜ん。レモンと塩でまず1個、次はシスコから持ってきたポンズをかけて、もう1個、、う〜〜〜ん、うまい。生で刻んで、メキシカンビールと、ともに、メキシカン漁師もうまそうに喰っている、、メキシコ万歳、と叫びたくなるひと時である。
ハマグリがデカイので、ナイフでこじ開けようとガンばってみるが、なかなか開かない、、そこを通りかかったのが、この男、プロの漁師だ。なにも言わずに、すっとオレのとこにきて、にやっと笑って自分の使い古した、けっこうボロナイフを取り出して、慣れた手つきで、ぱかぱかと10個くらい明けて、貝の身を刻んでくれた。
自分でやっとハマグリを開けた後、砂を水で流すのだが、時々砂が入っているが、この漁師は水も使わないのに、砂がまったくない、、ナイフでさっさと、その部分を取り除くのだ。
そうやって、漁師の彼にテカテビールを開けてやり、2人で飲んでいると、50年配のウエットスーツ着たアメリカ人が、サーフボードを持って来て、サーフィンをやっている。
彼と少し話した。なんとジャックと同じカリフォルニア州のハンボルト ステート ユニバーシテーを卒業したと言っていた。彼は南カリフォルニアと、ここメキシコに住み、、なにをしているのか聞いたら、地質調査、、みたいな事を言っていたが、、遊んで、生活をしてる男だ。こういった土地を旅行していると、いい人生の後半を、すごしている連中によく合うな、暇と、ある程度の金と余裕があるのだ。
素晴らしい事だ。
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