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最近、リロ&スティッチというディズニーアニメに魅せられて、毎日のように見ている。
何故かというと、スティッチが我が家のパピになんとなく似ているから。
そのアニメの中に、ガントゥという、鯰の化身のようなキャラが出てくる。
で、何かに行き詰ると、freeze knack!と声を発する。
ネットで検索すると、幾つかヒットはするけれど、どのような意味か、という明確なものは見つからない。
直訳すれば、要領とか才能とかが凍結するって意味のようだけれど、
アニメの場面から推すと、もうダメだ、って感じではなかろうかと思う。
30年ほど前、私は環境のお陰で英語を話すことが容易で、多くの外国の人と随分親しく会話をしていた。
ところが結婚して、横浜の外れに住んでからは、外国の人と会話どころか、外国の人に会う機会自体が滅多になくなり、そんな環境に五年ほど暮らした後、カナダから、友人の一人が日本に立ち寄るというので、横浜の駅のホテルに泊まっている間に会いたいという電話を貰った。
電話ではスムーズに話せて、会うことがとても楽しみだった。
ところが、会って、いざ会話をしようとすると、なんと、私の脳は真っ白になって、全く声が出なくなってしまった。
一緒に行った友人は、日本語混じりの英語でお話しているのに、私はただ突っ立ったまま、完全にfreeze状態で。
カナダからの友人はなんとも言い難い顔をして、物凄く気まずい思いをして別れて来た。
それなのに、家から電話をすると、その言い訳はすらすらと言葉に出来るのだ。
折角覚えた英語を無駄にするのは、ということで、いろんな本を読んだり、駅前の教室に習いに行ったりして、過去の能力を取り戻そうとした。
しかしながら、それから後、私は急速に英語が苦手になっていってしまった。
学ぼうとすればするほど、覚える意欲がなくなっていく。
だから、会話する機会も無いのに、という立派な理由で、教室は直ぐに止めてしまった。
本当の理由は、カナダからの友人、という友人と直接会っても、特に弾む会話などなかったからだと、最近気がついた。
興味が無い。目的が無い。楽しみが無い。ということは、人を無力にするということなのだろうと思う。
最近、アメリカに住む女性と知り合いになり、いろんなジョークを送って貰うようになり、少しずつ英語に親しみを持って来た。
ジョークが解ると楽しいからなんだと思う。
勉強は、学ぶのが目的だと、途中で、行き詰まってしまうのだ。
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