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オバマ大統領が宣誓式の時にとちったとの批判がありますが、本当にとちったのは、
最高裁長官のジョン・ロバーツ氏の方。確かに、出だしはオバマさんが”I, Barack"を二回言ってます。
これは、はやりすぎで、オバマさんがとちったことになります。でも、問題はその後、ロバーツ長官が
“That I will execute the office of president to the United States faithfully.”と言ってます。
ここでおかしいのは“to”the United States となっていて、これは明らかに“of”の間違いで、
“of” the United States でなければだめでしょう。それに、“Faithfully”。これは本来は
“That I will faithfully execute the office of president of the United States.”と言うべき、
“faithfully”はwill とexecuteの間に入らなければ文法的に正しくとはならなく、一番後に置く単語で
はありません。この間違いにオバマ大統領は気づきそのまま復唱すべきかどうか一瞬迷ったのでしょう。
それに気づいた、ロバーツ長官がすぐ言い直しています、“Faithfully the office of president of
the United States."と。でも、これも間違いです。Executeが抜けています。オバマ大統領は間違いだと
気づいていました。だから、すぐにロバーツ長官の後を復唱できなかったのです。それでも、オバマ大統
領はロバーツ長官の顔をたてるために、“faithfully"を一番後にして、間違ったまま、“The office
of president of the United States faithfully."と言ったとおりに復唱しようとしました。でも、タイ
ミング的にも二人の呼吸は合いませんでした。それが、とちったようにみえたわけですね。これを見てい
て、オバマ大統領が、冷静だけど、思いやりのあるこころ暖かい人に見えました。
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はじめまして。私も以前マンハッタンに勤務していました。詳しい解説をありがとうございます。普通の人は公衆の面前で恥をかかせたとむっとするか、間違いを直しますね。オバマさんは思いやりと自信があるんでしょうね。人を掌握する能力も。これをきっかけとしてロバーツ長官はオバマさんに心から従おうと思うのではないでしょうか。
2009/1/24(土) 午後 9:48
danさん
コメントありがとうございます。どうでしょう、長官就任の時に反対されたから、根にもっているのかも。
2009/1/25(日) 午前 3:50 [ urbansense ]