|
女の独り事
暗い小さな部屋で一人寝ることに。
『(ああ、これを待っていたの)』
『(もういい加減うんざりだわ)』
『(男の汗臭い臭いを嗅ぐのは)』
『(あの血走った目を見なくて済む)』
『(あの吐息を感じなくて済む)』
『(男に犯されて)』
『(女の喜びを知った)』
『(お陰で私はこの体を得た)』
『(男は私の体を求めにくる)』
『(お陰で私は金には不自由しない)』
『(男もにも不自由しない)』
『(男は私を求めている訳ではない)』
『(私の体よ)』
『(私を愛しているのではない)』
『(皆私の体)』
『(ホント嫌)』
『(でもこの体があるから今がある)』
『(ホント嫌)』
『(ああ、男が欲しい)』
『(私を愛する男)』
『(そんな男は一人もいない)』
『(そんな男に愛されたい)』
『(体が疼く)』
『(たまに看守を抱くのも良いかも)』
『(後腐れが無い筈)』
『(ああ、男が欲しい)』
『(私を心から愛してくれる男が)』
『(今はあの厭らしい獣から逃れる事が出来た)』
『(し・あ・わ・せ)』
『(看守さん。見るだけはただよ)』
『(私に触れたら地獄落ち)』
『(あとで遊んであげる)』
『(今は見るだけ)』
『(うふん)』
『(お・や・す・み)』
|
小説。揃いすぎている。
[ リスト ]






なかなか
女って怖い生きものですよね(笑)
ずっと前の作品から 不あがりさんの書かれる女主人公は
同じひとのように思えます。
あちこちの側面から 書かれていますが実は 同一人物に感じます。
2014/9/5(金) 午前 9:57 [ つや姫日記 ]
つや姫日記様へ
鋭いですね。やはりそう思われますか(笑)。
この女は怖い女です。これほど金と男に恵まれていながら。実は凄く孤独です。おそらくですが。この女が男に本当に惚れた時が命取りになる。それを思うと寂しくもあります。ナイス&コメント有難うございます。
2014/9/5(金) 午前 10:06
詩みたいで、良い感じ出まくりですね❕❕
2014/9/5(金) 午前 11:20 [ タカ ]
リイコとタカ様へ
そう仰って頂くと凄く嬉しいです。これ怖い女ですが。何とも孤独な女ですよね。ナイス&コメント有難うございます。
2014/9/5(金) 午後 0:27
行雲流水様へ
ナイスを頂き感謝しております。
有難うございます。
2014/9/5(金) 午後 3:02
kico様へ
ナイスを頂き感謝しております。
有難うございます。
2014/9/5(金) 午後 8:15
ことじ様へ
ナイスを頂き感謝しております。
有難うございます。
2014/9/5(金) 午後 10:18
哲学とユーモアが融合したエスプリを感じる短編作とお見受けしました。
貴兄は太宰をあまり好まないのを存じていますが、作品としては傾向が似ています。
もしお気に障ったら遠慮なくお叱りください。本日は私見披露に及び大変失礼しました。
2014/9/6(土) 午前 5:13
ミック様へ
私はこの女が強がっていますが。寂しい女であるとこの文章で書きたかったのです。この女がどれだけ苦労をしたか。男に犯されそれでも生きた。そしてその女の武器を使って男を騙して生きて来たわけですが。詐欺犯でありながらその貢いでくれる男たちを殺して来た訳です。金づるである者をです。それはこの女が最初に女にされた男をどうしても許せない。おそらくこの女はその男も殺している筈です。男が欲しいと言っていますが。それは肉体を愛する男ででは無く。この女自身の心を愛してくれる男を求めている。これだけ男の行き来が多い女ですが。そんな出会いに恵まれない。おそらくそんな男に出会って男に惚れた時が命取りになる。皮肉な運命を背負っている。それを感じて頂ければと思います。太宰ですか(笑)。私はこの男の生き方その物に嫌悪しております。ナイス&コメント有難うございます。
2014/9/6(土) 午前 8:58
ひがにゃん様へ
ナイスを頂き感謝しております。
有難うございます。
2014/9/6(土) 午後 11:50