不あがり

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ゴッホ ジャガイモを食べる人たち。初期の傑作。その労働に対する僅かな食事だが。そこに感謝と喜びがある。
 
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私がゴッホが好きだと言った事がある。
それは小学生の頃だった。
すると知り合いがゴッホの画集を買って来てくれた。
しかしその画集を見て驚いたものである。
 
私が好きだと言ったのは、
後にアルルで描かれた向日葵を指していたからだった。
 
そのあまりの違いに声も出なかった。
しかしその絵は良く描かれていた。
 
黒く日焼けした肌。節くれだった手。
農民の苦労。ジャガイモしか食べられない貧困。
 
しかしゴッホは、
その貧困の中でも決して暗くならず
ジャガイモを食べて逞しく生きている
その人たちに素直に感動して
描いていたのではないか。
 
彼の絵はこれからどんどん変わっていくが。
その心は変わる事は無かった。
いつもその対象物に対して感動。
あるいは尊敬。慈しみ。
その対象物にいつも自身の心が反映されている。
 
その時の気持ちが素直に表れる画家であった。
だからどんな人が見ても素直に心に響く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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