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久しぶりに外へ出る。台風が汚れを洗い流してくれたのか。空気が美味い。 そして私の拘り。
少しひんやりとしている。
お陰でジャケットを羽織る事が出来た。
どうも私はシャツだけで歩くのが嫌なのである。
その痩せ細った姿を見せるようで。
ジャケットを着る事が出来る。それが嬉しい。
春着ていた物と同じである。
最近は春も秋も無い。そんな感じである。
気にしなくなった。
麻混のサンド色したジャケットに
同じような色をした若干濃い色のチノパンを穿き。
シャツはブルーのピンストライプのボタンダウン。
薄手である。
この下に白のTシャツを着る。
そして第一ボタンを外した襟から
そのTシャツの白を覗かせる。
そして靴は生成りのコンバースのスニーカーとなる。
靴下はそれに合わせ。サンド色の靴下を履く。
それに同じくサンド色したベースボールキャップを被る。
あまり帽子は好きではないが日差しが強い。
そのためサングラスを外へ出る時はかける。
時計はタイメックスの自動巻き、
赤秒針、全数字。ステンレス側。
このタイメックスは1ドル300円もした時代に
ハワイのお土産として買われた物だ。
それをお客様から10ドル即ち3000円で買った。
大昔のタイメックスである。
それにシェーファーのノンナンセンス・ボールペンの
グリーンの色をした物を胸ポケットに挿す。
キャップ式なので万年筆に見える。
帽子は日陰になると外し。日が差す所では被る。
その繰り返しで歩く。その歩く足は軽快ではない。
ここまでお読みになった方は何かが足りないと
思われるかも知れない。
実はネクタイを締めていない。
本来なら麻か綿の
ネクタイを締めたい所である。しかし締めない。
ネクタイ大事の私はこんな日にネクタイを締めると
紫外線でネクタイが痛む。
そんな事を考える。
最近は自分のお洒落よりネクタイを大事にしている。
かなり病的なネクタイ・コレクターである。
いやそれに尽きる。
気に入ると締められないネクタイがある。
その気持ちは私だけにしか判らない。
親友も
『お前よ。折角買ってきたネクタイを締めないでどうする?』
『いや、気に入り過ぎて締められない。その気持ちが判らないか』
そして
『俺が死んだ時、俺のネクタイの趣味が良かったと判る筈だ』
と笑う。
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2013年09月19日
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