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原発は 何をやっても 明日見えず
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2015年04月13日
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これ以上 落ちるとこなし あと地獄(笑)
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浦沢直樹作 モンスター。この物語の中身が濃い。
3月にGyaOで放送された。
ある天才的な日本人脳外科医がドイツに渡って
その実力を発揮して大病院で成功を収め
その病院長の娘と婚約して。
その将来は約束されていた。
そんな時、頭に銃創を受けた子供の急患が入る。
手術をしようとすると。
院長から後から担ぎ込まれて来る
市長の手術の命令が下される。
院長には市長の手術を成功させる事により
市から援助を受けるという目論みがあった。
しかしこの医者は
この子供の命を優先して手術は成功する。
市長は死ぬ事になる。
それは仕方の無い事であった。
所がである。
院長から外科チーフを外され。
仕事はさせてやるが転院しても
紹介状は書かないからなと告げられる。
娘からは婚約破棄を言い渡される。
そしてこの医者は転落する。
その直後、
院長以下上層部の3人が毒殺される。
そしてこの男が疑われて逃走する事になる。
しかし逃走するには理由があった。
彼にはその犯人が誰であるか判っていた。
その見えない影を追う。
実はこの主人公より。
脇を固める人間が面白い。
この事件の状況証拠を突き詰めると
この男しかいないと判断して追いかける連邦警察の刑事。
時に暴走する。
上司も部下も無い。自分のペースを守る。
その結果ある大物政治家の犯罪を追いすぎて
秘書を自殺に追い込んでしまう。
その結果全ての担当を外される。
そして
彼にはこの医者を追うことしか無くなる。
家に帰ってもPCに向かう。
妻に愛人が出来ても気づかない。
娘に子供が出来ても気づかない。
そんな男を二人は見捨てて家を出る。
もうこの男にはこの事件しかないのである。
もう一人、医者の婚約者であった女は。
育ちが良すぎて苦労を知らない。
この医者をそのプライドの高さから捨てたのであるが。
どうしても許せない。しかし、この男の事が忘れられない。
3度結婚するが離婚してしまう。
とにかく嫌な女である。
この女は犯人を実は見ているのだが。
それを言わない。
どうしても許せない。
その憂さを晴らすために
アルコールが放せなくなり。
ドンドン落ちて行く。
何一つ苦労した事が無い大金持ちの女が
仕舞いには金も無くなり。
元愛人に体を買ってくれと頼む。
『散々抱いた女に誰が金を出す』と
相手にもされない。
とにかく酒が欲しい。
その一時だけ何もかも忘れられる。
犯人に唆されて
この医者を殺しに行くが。
逆に逃がす手立てをしてしまう。
憎いのだが殺せない。
この主人公に絡む人たちは
皆過酷な人生を送っている。
それこそがモンスターなのかも知れない。
しかし真のモンスターは何の躊躇も無く
その人たちを殺して行く。
主人公は
そのモンスターの見えない影を
それでも追い続ける。
警察の追っ手をかわしながら・・
そんな流れの中で
この二人はどうなるのか。
この刑事と女は孤独である。
誰にも相手にされない。
この女は本当に嫌な女だが。
不幸でもある。
少し道を外してしまったのである。
助けてやる手立ては無いのか。
刑事はこの医者を逮捕出来るのか。
旧東西ドイツの混乱も絡んで息をもつかせない。
まだその余韻が残る。
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