不あがり

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浦沢直樹 モンスター 赤ん坊 男の心の隙を衝く。

赤ん坊は
フランクフルトの右翼の大物でネオナチでもある。
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非常に冷徹で残酷な男でもある。
人を殺す事を何とも思っていない人物であり。

その極端に小さな体と舌ッ足らずの
喋り方から赤ん坊と呼ばれているが
恐ろしい男でもある。

以前、
ご紹介したマルティンは部下の一人であり。


用心棒として送り込んだ男でもある。

その紹介者の前で。
『失礼な事があったら殺すからな』と
念を押すような男である。
彼の言葉は冗談ではない。


そんな男にある悩みがあった。

モンスターと言われる
この物語の主人公の青年であるが。
それを担いで組織を束ねようと計画している訳であるが。

どうもそれが
この青年を掌握しきっていないのではと悩み出す。

それをモンスターである
青年は素早く赤ん坊の心を読み取った。


赤ん坊は用心深い男で一人でいる事は殆んど無い。
いつもボディーガードが付いている。

そんな時、
この男も男である。
女が欲しいのである。
全ての女を金で買っていた。

あるストリッパーに入れあげる。
花束を贈りつける。
高級品を送りつける。
そして食事に招待する。
いつもの事である。

この女が
『何でそんな事するの』
『私のどこが好き?』
『胸、お尻・・』

『いや君に・・何というか・・』
『シンパシーを感じて・・』

『何?それ?』
『好きなら好きで良いじゃない』
『いつもこんな豪華な食事をしているの』

『まあね』
『私なんかこんな食事した事が無い』

『今度アタシがご馳走してあげる』
『大した店では無いけど』

『本当かい?』と喜ぶ。

赤ん坊はボディーガードを帰して
二人でフランクフルトの町を歩く。

すると
『あっ!ちょっと待って』
『フランクフルト1のソフトクリームご馳走する』
と女にご馳走になる。

『こんな事してくれて良いのかい』
と大喜びである。

暫く歩いて

『これでホテルに帰る』
と言って財布から金を出すと。

女はフイと横を向いて立ち去ろうとする。

『悪い事をした』
『許してくれ。いつもの癖が出た』
『悪い、何とか許してくれ』
と懇願する。

『そんな事言わなくて良いの』
『ねえ、私も一緒にホテルに連れて行ってくれない』

『君が私と一緒に?』
『ダメかしら』

『いや、そんな事ないよ』
としどろもどろになる。

そしてそれが最後の会話であった。


ボディーガードが連絡しても
赤ん坊と連絡が取れない。

慌ててホテルに急行する。

エレベーターが止まると。
降りる客として女が入れ替わりに乗る。

部屋に入るとバスルームに
血まみれの赤ん坊がいた。

モンスターが送った殺し屋であった。

これほど用心深い男の心の隙を衝いたのである。


これを観た時、もしも私ならと考えた。
おそらく同じ目に遭っていたと思う。
ゾッとしたものである。

どんな男も女好きである。
その男の心の隙を衝く。
ある意味見事である。

だからこの物語の主人公であり
モンスターと呼ばれるのである。

そしてこの青年は一切姿を見せない。
これは作り手の上手さでもある。





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