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ヒチコック劇場。真珠。急に思い出す。
この真珠という題名も実は判らない。
ある莫大な資産家の余命いくばくも無い老人が
若く美しい女性に惚れる。
『私は余命いくばくも無いが』
『どうか私と一緒になってくれないか』
『私の命はそれほど長く無い』
『君は私と結婚すれば莫大な財産を得る事になる』
『そんな事いわれても私には恋人もいます』
『いや君のような美しい女性なら当然の事だ』
『私を看取るという事で一緒にいるだけで良い』
『頼むお願いだ』と懇願する。
女は彼氏である男に相談する。
それは女に見合ったハンサムな男である。
男が
『どうせ数年だろう』
『あなた!何を言っているの!』
『いや、君が数年我慢すれば・・』
『俺たちの未来はバラ色だ』
男は女を説得して老人の要求を受け入れさせる。
老人は喜ぶ。
そして長いテーブルを挟んで料理を
食べる毎日が続く。
一年が経つ。すると。
老人が大きな真珠の粒を
『これは結婚祝いだ』
と転がして女に渡す。
不思議なもので。
余命いくばくも無いと言われた男は死なない。
愛する人を得たという気持ちからか。
そして5年が経つ。
老人は心底この女を愛したが。
女はこの男には愛は無い。
そんな中、
彼氏である男が焦れて来る。
そしてこの女を捨てて他の女と結婚してしまう。
そしてまた5年が経つ。まだ死なない。
それから
10数年経った結婚記念日に
二人で食事を取っていると。
女が
『不思議な事だけど』
『あなたの事を本当に好きになって来たわ』とポツリという。
『有難う。愛しているよ』と
震える手で真珠を女の方に転がし事切れる。
この老人は20数年の歳月を生きる事が出来た。
愛するという力は恐ろしい力を発揮するものである。
それから暫く経ち。
女はというとまだ若い。
そして大資産家の女である。
テニスラケットを持ち外へ出ようとすると。
元彼であった男が
『これは許される事では無い』と詰め寄るが。
『何を言っているの』
『私たち愛し合っているのよ』と
その男(元彼)の息子とテニスをする所で終わる。
確かに年の差はあるが。
拒むべき理由は一つも無い。
女はその若い男を愛し。
男はその昔、父親が愛した女であろうが。
そんな事は何の障壁にもならなかった。
注・これは私の遠い記憶の中の話です。
それをお含みおき下さい。
注・只今、体調不良のためコメント欄を閉じさせて頂きます。
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