不あがり

只今、体調不良によりコメント欄を閉じておりますが。何かございましたら。ゲストブックにご連絡お願いします。

古伊万里

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 前のページ | 次のページ ]

骨董とは本当に難しい。その迷宮の穴に落ちたようだ。
 
私は不あがりの猪口を
手に入れて伊万里に目覚めた。
 
イメージ 1
 
陶工又は窯の何かの不具合で
出来上がった不あがり。
  
この流れた絵に何故か惹かれた。
先ず、最初に浮かんだのが
長谷川等伯の松林図屏風であった。
 
そして見る度に変化する絵柄に惹かれた。
それは私のその日の気分により変る。
 
ある時は奥深い晩秋の冷たい雨降る森の中、
今にも雪に変りそうな冷たい雨に打たれている感じがする。
それは等伯の松林図に繋がる。
 
そしてある時は湿地帯の沼の水面にも見える。
そして靄っている。
 
そしてこれは現代作家の抽象画にも見える。
共通するのはこの絵は寂しく厳しい風景なのだ。
それはこの猪口がどれだけ苦労して生きて来たかが判る。
 
そしてこの絵付けは陶工が描ける範囲を
超えている所にその魅力がある。
決して描ける絵ではない。
 
この猪口に惹かれた私は本来、
陶工の素晴らしい技術に裏打ちされた作品に
目が行かなくなる。
 
陶工が失敗した絵付け。
陶工が手慣れていない絵付け。
陶工が毎日描き続けた中で
奇跡的に出来てしまったであろう絵付け。
 
そんな物を気がつかぬ内に探していた事になる。
 
その稚拙な絵付けに惹かれる事もある。
いや稚拙な絵を捜し求めた。
 
そして気がつくと本来の陶工の描いた絵が
見えなくなる事にあらためて気づかされる事になる。
 
先日恥ずかしげも無く贋作の網目文様を見て頂き、
その絵付けに惚れ込んでいた。
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
その点を打ちそれを繋いで網目を描く。
これは描く事があまり得意でない人でも描く事が出来る。
しかしその稚拙さが気に入った。
未だにその絵付けには惚れている。
 
網目が増殖しているように見えるからだ。
 
しかしこれは高台。器形を冷静に見れば
明らかに贋作なのである。
 
それが数年経っても判っていなかった。
それはこの絵付けに惚れ込んでいたからでもある。
 
 
 
絵画などで『ヘタウマ』という言葉ある。
一番代表的なヘタウマはピカソであるが。
あれは意図的に下手に描いているのが判って嫌だった。
 
この境界線はホントに難しい。
 
先日ご紹介した池田満寿夫の絵は
はっきり言うが下手なのである。
絵も彫刻も陶芸も全て素人以下だった。
しかし彼の魅力でその作品は売れた。
しかし彼が亡くなり、その作品は価値を失う事になる。
おそらく再評価は無いであろう。
 
それから比べると
この網目文様は味がある。
それは草間弥生が執拗に描き続けた
網目模様とも繋がる。
 
彼女は素人か。いや彼女は私が思うに天才である。
そのあたりが非常に難しい。
 
 
そして私は伊万里が全く見えずに
ここまで来た事が判った。
おそらくこの網目の猪口が出てきた時は気がつく。
 
しかし皿や他の器に同じ描き方をされたら
また掴まされる事は間違いない。危ない以前となる。
そして今私は完璧に伊万里が見えていなかったことに気づく。
スランプ以前の問題である。
 
 
 
 
 この件に関しまして
8月1日。越前屋平太様のご教示により
解決しました。詳しくは本文をお読み下さい。
平太様、いつも有難うございます。
伊万里 四弁花文→六花文 可愛い姫猪口です。印判 明治。
 
PCがいつ壊れるか判らなくなったので
ちょいと焦っての更新です。
本当はもっと先にと考えていたのですが。
いつ何が起るかわからない(笑)。
 
この猪口は昨年の12月10日に落札した物です。
イメージ 1
イメージ 2
 
価格的には可愛い価格ではありませんでした。
出品者の方の品物の中では一桁違っていました。
それを上回る可愛さを感じての落札です。
 
いつもの悪い癖で惚れました。
女性にだったらエライ事になります(笑)。
 
この週はこの一年を乗り切ったという悦びと
気の緩みで3点立て続けに落札した
ひとつとなります。
 
そしてこの時期にPCの具合が
同じく悪くなった時でもあります。
とにかく、ダウンする。その繰り返しでした。
その焦りもありました。
そしてこのあと一点落札して
PCが完全にダウンします。
 
その焦りと気の緩みの内の一つが
先に瀬戸の猪口と思って落札したアウトな品物です。
 
気の緩みとは怖いものです。
先の猪口もこの猪口も
今の時点だったら
確実に見送っています。
その資金が無い(笑)。
 
それとこの文様を四弁花文と
出品者の方が仰っていたのですが。
どう見ても四弁花には見えません。
また四弁花なるものを私は知りません。
 
ご教示頂ければ助かります。
 
忌憚の無いご意見を頂ければと思います。
 
例によって出自不明。真贋不明です
 
何卒宜しくお願いします。
 
 
4月25日 越前屋平太様より
この文様についてご教示頂きました。
 
四弁花文→六花文(りっかもん)
 
させて頂きます。
詳しくは本文をご覧下さい。
 
 
追記 同じく 越前屋平太様、ご教示により
 
猪口→姫猪口。
時代 明治大正→明治 
 
と改めました。
 
何卒宜しくお願いします。
 
 
 
口径5.4センチ。 高さ3.8センチ。
 
 
 
古伊万里 若松文 五寸皿。
 
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
 
なます皿とも言う物かも知れませんが。
私には判りません。前々から
この皿を載せようとしていたのですが。
どういうわけか。
映像が
このブログにブロックされていました。
ようやく載せる事が出来るようになりました。
 
イメージ 4
 
この絵付けが気に入り手に入れました。
価格も私の懐に優しい物でした。
 
横に線が入っていますが。
これは風を表しているのでしょうか。
 
どんなに強い風がふいても
俺は倒れない。
 
そんな言葉が聞こえてきそうです。
 
但しこの線が風を表しているかは
不明です。
 
ご存知の方がおられましたら
ご教示下さい。
 
 
時代はおそらく
1750年〜80年と見ているのですが。
判りません。
これもご教示頂ければ助かります。
 
そして真贋不明です。
最近全く自信が無くなりました。
気に入った物が殆どアウトです(笑)。
 
忌憚の無いご意見を頂ければと思います。
覚悟しています。
 
何卒宜しくお願いします。
 
 
口径15センチ。高さ4センチ。
 

開く トラックバック(1)

そば猪口という器に何故か惹かれる。
 
桶形の寸胴の器である。私はなぜか、この器に惹かれる。
元々、向付けとして作られたものらしいが。
その便利な形から酒を入れて飲まれる器となったり。
幕末頃から蕎麦の漬け汁を入れる器として使われた事もあり、
そば猪口と呼ばれるようになったらしい。
 
では私がそうして使うのかというと。
全く使うことは無い。この猪口を手に取り、
その重さを確認するように掌に収め、
この猪口のこれまで生きて来た重さを感じる事となる。
決して応えてくれる訳ではない。
 
その掌にぴたりと吸い付くような感触のものに
出会える事があればそれは至上の悦びとなる。
何故なら人の掌は人それぞれ違うわけで。
その掌にぴたりと合う猪口と出会う確率は非常に低い。
それは人との出会いとも似ている。
 
そしてこの桶形という形が
人の心に安定感をもたらすのかも知れない。
底がフラットなため。どこに置いても安定する。
この寸胴な器形が人を惹きつけるのかも知れない。
その安定感のためか潜在意識の中で
人はこの形に惹かれるのかも知れない。
 
そして見込みに描かれた絵付けを見ると何故か得した気分になる。
見込みは広いようで狭い。そこに絵筆又は印判で絵付けをする。
その心使い。その想いが素晴らしい。
そして高台が蛇の目高台であると私は大満足になる。
ましてや高台は見えるところではない。
わざわざ蛇の目に削り、目の部分に釉薬を施してある。
それは陶工にとって手間以外の何ものでもない。
それでも陶工のプライドから手を抜かぬ仕事をした。
その心意気が強く感じられる。
見えない所まで誠意を尽くし。
意匠としての蛇の目高台を作る。
 
それを見ながら日本人って良いなあと感じるのである。
その想いが素晴らしい。雑器であるのに手を抜かない。
その想いを感じながら、猪口を掌に乗せて遊ぶ。
それは至福の時間となる。
 
 
伊万里 印判 微塵唐草 白粉重
イメージ 2
イメージ 1
 
イメージ 3
 
伊万里 印判 微塵唐草 小さな可愛い 白粉重
 
掌に乗るこの大きさと微塵唐草がうるさく感じなかったので
手に入れました。可愛いです。蓋裏の縁に白粉あとを
出品者の方が少し残して撮影されたものです。
 
どんな方がこれを使われたのか。そんな想いにかられます。
 
非常に懐に優しい重でもありました(笑)。
 
時代は明治だそうです。
 
 
今回の投稿にあたり、この重を見ていたのですが。
伊万里ではないかも知れません。
これは私の勘で言っていることです。何の根拠もありません。
生地が違うのでは。そんな想いが過りました。私には判りません。
 
ご教示頂ければ幸いです。何卒よろしくお願いします。
 
口径6センチ。高さ5センチ。
 
 
3月16日8時56分。
Dr.K様よりご指摘を頂き、
表題に『古伊万里』と表示しておりましたが。
『伊万里』と表示訂正しました。
Dr.K様、心より感謝します。
有難うございます。
 
詳しくはコメント欄をご覧下さい。
何卒よろしくお願いします。
 
 
 
 

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 前のページ | 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事