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ラルフ・ローレンとの出会い。本人とではありませんよ(笑)。服の話です。
因みに当時、メンズはポロ、
レディースがラルフ・ローレンとなっていました。
この名前を始めて知ったのは、
マクベス(このブランドを知っている方も少ないと思います。
私も品物を見たことがありません)の創始者である
伊藤紫朗氏の著作『トラッド&アイビー』(1974年)です。
その中にアメリカのアイビー・ショップを訪ねるくだりがあり。
散々ショップのオーナーにコケにされたあと。
『面白いのはこの店の婦人もの、
今売り出しのニューヨークのブルックス・ブラザースの
店出身のデザイナー、ラルフ・ローレンの
婦人ものは前合わせも、みな男性と同様の男合わせ。
これが・・・ニューヘブンのご婦人にウケて大好評という。
へそ曲がりの店には、婦人ものまで変わっている』。
私にはこのラルフ・ローレンという
名前の響きの良さが頭に残った。
その商品と出会うのは数年後、
服の前にネクタイだった(元々彼はネクタイのデザイナーです)。
東京にテイジンというメンズショップがあり。
今でいうセレクトショップと言うことになるかと思います。
そのネクタイ売り場にポロという名で並んでいました。
最初は気がつかなかったのですが。
何百とあるネクタイの中で『おお!これは良い!』と
手に取り上げる物がポロになる。1本、2本と増えていく。
とにかくネクタイ売り場に行くのが楽しみになる。
目をネクタイの棚に沿って流していき、取り上げるとポロになる。
斬新なのに古典的、古典的なのに斬新。
まだ大した服も買うことが出来なかった頃なので。
このポロのネクタイを締めると
私の服装に格好をつけてくれる。
毎月一回行く所が毎週になる。
そして気に入ったネクタイを選ぶと
そのネクタイがポロであった。
未だにあの感触と感覚が忘れられない。
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愛すべき服
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