不あがり

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愛しき時計

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再び出逢ったAP。オーデマ・ピゲ。

イメージ 1

この時計はもう三十年以上前になる。
先日、タイメックスの話を書いていて。

思い出したのが。この時計である。
画像検索をして見つけた。


ホワイトゴールド無垢で
文字盤に美しさと品の良さを兼ね備えている。

イメージ 2

見た瞬間に惚れこんだ。

そして当時世界で一番薄いと言われた。イメージ 3
最薄の6ミリの機械式時計である。
イメージ 4

口径33ミリであるが。それが大きく見えない。
ホントジャストサイズであった。

しかしこの時計ほどTPOを選ぶ時計も無い。
営業でするような時計では決して無い。

これは冠婚葬祭などでする時計である。

私はまだ結婚を諦めていない時であり。
結婚する時はこの時計であると思った。

しかしその思いとは逆に葬祭ばかりに
この時計はかり出された

お袋を見送って。そして親父を見送った後。
これは私のする時計では無いと売りに出した

1970年代に作られたオーデマ・ピゲの傑作である。

これが何で私の時計と分かったか(笑)。
イメージ 5
この4時と5時の間に黒い点がある。

これは前所有者がこの薄いガラスを
割っているのである。
それを承知で私が手に入れた。

その時にはガラスを入れかえてあったが。
当時はそんな傷も気にならなかった。
それほど美しかった。

この時計は数十年経っても
イメージ 6
その輝きを失っていない。

私にはその輝きはもはや無い。
この時計の幸せを祈るのみである。






タイメックスとの思い出とその想い。

1970年代の後半だと思うのだが。
私は会社の第二営業で時計店を始める事になる。

これ始めると全てを任され売り上げが
上がらないとクビになる。
本当はやりたくなかった。

それに当時はそれほど時計にも興味が無かった。
まだロレックスのロの字も知らない時代である。

最初にシチズンの時計を入れて貰った。
180円万程の仕入れであったが。
ガラスケースに並べられるとスカスカであった。

しかし時代はクォーツが
これから全盛になろうとした時代である。

そしてセイコーが取引してくれる事になった。
セイコーという会社は上から目線の会社で
取引したいと言っても。
それに値する店であるのかという事を調べに来る。
どうやら合格であったようである。

当時、〜カメラだとか。安売り合戦の時代である。
もちろんこれ等の店を潰す覚悟で店は動きだした。

これが意外と売れた。
あっという間に仕入れは増え。
売り上げは月1500万円を超えた。

そして常連の客が増える事になる。
商売は顧客が無ければその店は
潰れるというのが私の考え方であった。

その中で東京という土地柄か
ディレクターという職業の男がお得意さんだった。

髪が長く若く見えたが。
今思うと私より大分上であったようだった。

その方が毎回一個の時計を買ってくれる。
数万円の時計をである。

そして暫くするとまた来る。
『何か新しい時計無い?』
『アレ?お買い上げになった時計は・・』

『どうなさったのですか』
『お客さんがさあ』

『俺の時計見て。これ!欲しい!と言うんでさ』
『お土産にあげた』

『今はさ。これさ』と
タイメックスの時計をした腕を見せた。

『ああ、良いなあ、その時計、格好良いですよ』
『あっ、そう。ハワイのお土産品だよ』

『いや、これは良いですよ』
『ちょっと。見せて頂けますか』

『ああ、良いよ』と
その時計を私に差し出した。

とにかくシンプルなのである。
安いステンレスの丸いケースに
文字盤は真っ白な缶バッチに
1.2.3と書いたような全数字、

そしてウォーターレジスタント(防水)。
オートマチック(自動巻き)と書かれ。

時針分針は黒のバー(棒)で秒針は赤。
そしてカレンダーもついている。
シンプルでありながら機能的。
ベルトはステンレスの蛇腹。

思わず
『売ってくれませんか』
『これが良いの?』

『だめ、俺も気に入っている』と笑い。
『何故か分からないけど』

『いや〜。こういうシンプルな物が良い』

全体から見ると凄くチープに感じるのだが。
そこに魅力がある。

そして
その日は私の所で新しい時計を買って。
その男は帰った。

しかし数日もしない内にまた
『時計無い?』と来る。

その繰り返しであった。
そして腕にはタイメックスがある。

『その時計はいつもどうされているのですか』
『ここで時計を買うと机の上に放り出して』
『新しい時計をする・・』

『可哀想に。それ売って下さいよ』
『買う?ホント?』

『はい!即金で払います』

しかし、じらして売ってくれなかった。
そしてまた時計を買って行かれた。

それが何ヶ月も続いた。
ある時、食事を取る時間になって
外へ出ようとすると。
その男性がいた。

『〜さん、売るなら売る。売らないなら売らない。』
『ハッキリして下さいよ』と少し強く出て。

その場を去った。
その時の驚いた顔を未だに憶えている。

翌日の夕方、
『〜さんさ。これ1ドル300円の時・・』
『10ドルで買ったんだけど。いい?』と私に言った。

『もちろんですよ』
と3000円を支払った。

『有難うございます。大切にします』とお礼を言った。

その晩は歯磨き粉と歯ブラシで
一晩中かけて時計を磨き上げた。
風防周りは傷だらけであった。
蛇腹は凄く汚れていた。

そして翌日の夕方。
『〜さん、あのさ〜』
『あの時計・・5000円で買い戻せない?』

『勘弁して下さいよ』
『ちょっと待って下さいね』

私はジャケットの胸ポケットから。
時計ケースを出した。

『これ一晩かけて。ここまでにしたんですよ』
と綺麗になったタイメックスを見せた。

『ああ!こんなに大事にしてくれているんだ』
『有難う。もう何も言わない』と言って帰られた。


今その時計は
30数年を経て私の腕で正確に時を刻んでいる。
そして大切な時計である。

因みに口径は30ミリちょいの可愛い大きさで
私にピッタリである。


注・先程読み返して気付いたのですが。
70年代後半となると30数年では無く。
40数年となるのですね。
年をとったなあと感じます(笑)。
本日、2018年、4月18日。

おまけの時計に飛びつく。
 
これもまた年末の話になる。
 
27日に一年の納めとして
カフェオレを飲む予定であった。
 
エスカレーターに乗り3階まで行った所に
本屋さんがある。その上がコーヒーショップ。
 
そこの入り口をちょいと覗く。
目に入ったのです。
 
この本が。
イメージ 1
私は部類の時計好きである。
イメージ 2
この文字盤に一発でやられる。
 
全数字大好き。
ベルトは私の大好きな紺色。
口径が33ミリと最近の大きな時計
全盛時としては小さめ。
 
尚且つ
この本の付録である。
本の価格は780円。
 
時計がこの価格で手に入る。
迷わず手に取りレジに向かう。
 
本の内容はどうでも良い。
 
これを買ってカフェオレはお預けとなり。
 
年末に金の入った男の戯れとなる。
 
それにしても器の小さな男である(笑)。
 
 
 
 
 
 
ビームスとセイコーのコラボのクロノグラフ。お気に入りであった(涙)
 
イメージ 1
 
この時計は私の元をあっという間に離れて行った。
 
いつも行く本屋さんで立ち読みしていると。
この時計が目に入った。
 
これが欲しい!
 
そしてその本を買い。
 
ビームスへ電話をする。
送ってもらう。
 
黒のガンメタリックでかなり渋い時計である。
クロノグラフでありながら、クロノグラフに見えない。
そこが気に入った。
 
実際時計としてみると。
文字盤が見づらい。
 
これはちょいと大きなブレスレットと
考えて手に入れた。
 
文字盤は30ミリであるが。
口径はベゼルがあるので大きい。
それが私としては難であったが。
 
この全てが黒で統一された所が気に入った。
ベルトもケースも全て同じ黒である。
 
映像はピンボケであるが。
イメージ 2
8時と9時の間に
可愛くビームスと英語で書かれている。
出過ぎていない所も気に入っていた。
 
では何故手放したか。
金の必要に迫られた。
それだけである。
寂しい・・
 
 
 
 
セイコー ダイバーズ・ウォッチ自動巻 実はかなりレア 口径30ミリ
 
イメージ 1
 
この口径30ミリに注目して頂きたい。
 
普通のダイバーズ・ウォッチではない。
大きさが小さいのである。
 
実はレディスの時計である。
仕様はメンズと変わらない。
 
これは日本では発売されていない。
ダイバーズは大きい。
 
日本人の細い腕には合わない。
 
そこで注目したのが。
レディスのダイバーとなる。
この時計ならスーツにも合う。
 
90年代にロレックスの
アンティークを買うことになるのだが。
そこで見つけたのがこの時計である。
 
この店の店主が
アメリカへ行き買い求めた時計である。
 
即、飛びついた。この大きさで自動巻きである。
防水機能は15気圧。重い。
 
可愛い大きさである。
私の腕に合う。
 
それ以来同じ時計を見ていない。
 
2000年に入り。ベルトを交換に行くと。
 
時計店の方が
『この時計どこでお求めになりましたか?』
 
飛び上がるほど嬉しかった。
実はかなりレア。
 
私と時計オタクにしか
受けない時計でもある(笑)。
 
 
 
 
 

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