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8月のクリスマス(1998年) ネタバレです。それでも泣ける。
この映画は韓国映画です。
おそらく衛星で観たのだと思います。
シュリで主演をしていた男性が主人公です。
この男性上手いです。
シュリにおいてアメリカナイズされた男性とは程遠い。
これが韓国の男性なのかと思わせる。
物語は
片田舎の写真屋を経営している男で。
不治の病で余命いくばくも無い。
それでもその店に来る人たちの肖像写真を撮っている。
そこへたまたま警察で駐車違反を
取り締まっている若い婦警が来る。
写真を現像してもらうために。
男が30代半ばであろうか。その婦警は20代前半か。
その出会いで何となく気が合う。
その内、婦警の女の子が何かと顔を出す。
男もそれに悪い気はしない。
その内二人で遊びに行くことになる。
この距離感が良い
男は病の事は一切話さない。
女の子もそれに気づかない。
ある時、容態が急変して、病院に運ばれる。
当然、写真屋は閉まる。女の子は訪ねて来るが。
どうしたのだろうと考える。
そして手紙をその入り口に挟んで帰る。
その女の子は配置転換になる。
ここで微妙なすれ違いとなる。
この女の子はこの男の病状を知らない。
しかしどちらも惹かれている事は確かである。
その微妙な関係が良い。
そして退院してどこかの喫茶店で
その女の子が仕事をしている姿を見る。
決して声をかけない。
このあたりが切ない。
おそらく死を覚悟しているからである。
そして彼は自分の写真を撮る。
それは穏やかな顔である。
それが遺影となる。
彼女には手紙を書いているが、
その手紙が彼女に渡る事は無い。
彼女の写真と一緒に棺に入る。
暫くして写真屋のショーウインドウに
彼女の写真が飾られている所を
彼女が見つける。
嬉しそうに笑う。
そこで物語は終わる。
その時、彼はもう既に
この世にはいない訳であるが。
それは彼女には判らない。
想いを告げずに逝く。
その事が確かこの男の声で
ナレーションで流れる。
観ている者にしか判らない。
素直に泣ける映画です。
何事も起こらない。
それが良い。
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