不あがり

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エッセイ 親友の事。

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友は有り難い。新米が届く。
 
本日、親友から新米が届いた。
これ程嬉しいことは無い。
 
先ほど、お礼の電話をすると。
この米を送ってくれたのは
親友ではなく。奥様だと判った。
 
受け取った時、宛名書きが
違うなと感じたのだが。
本当に有り難いし申し訳ない。
 
私のために奥様にまで
ご足労散財をかけたことになる。
そのお詫びをした。
 
そしてその時。
親友が言うには
『お前には悪いが新米を送った。申し訳ない』と来た。
 
実は私はへそ曲がりであるから
『新米は苦手なんだ』と言っていたのを
良く覚えている。
 
そして奥様に
『お前、不あがりに新米を送ったのか』
『しょうがないじゃない。送っちゃったんだから・・』と
少し揉めたらしい。
 
私は電話口で頭を下げっぱなしになった。
 
『頼むから俺の事で揉めないでくれ』と謝った。
 
これ程の友はいない感謝していると
心の中で思いながら御礼を言って電話を切る。
 
本日最高の日となりました。
嬉しい。そして有り難い。
 
 
 
 
 
昨日は良い事があった。親友から電話があった。ホント嬉しい!
 
実は先月の15日に私の所に来てくれたのだが。
私の体調が優れなかったので玄関先で帰ってもらった。
今年はこの数年では体が良い展開で来ていたので。
ちょいと食事に取る食べ物を変えた。
 
それが拒否反応を起こして腹はやられるは
ジンマシンは出るで酷い目に遭っていた。
そんな真っ最中に彼は来た。
薬も飲んでいたので朦朧としての応対だった。
 
今月に入り、その拒否反応も治まりつつあるので
この男に手紙を出した。先の失礼を詫びるためだった。
 
そして電話があったのだが。
私の手紙を良く読んでいないらしい。
『腹の痛みとジンマシンがようやく治まり・・・』と書いたのだが。
 
その男が開口一番
『お前!大丈夫かジンマシン・・それが心配でよ・・』と来た。
思わず
『悪い!俺の手紙の書き方が拙かったようだ。
今はようやく治まっていると書いたのだが。ゴメン・・』と謝った。
 
そして先月の無礼を改めて詫びると。
『いやあ、あの時は、俺が急いでいたんだ。悪い。』と返された。
有難かった。
 
彼は今、母親の痴呆による介護に追われている。
そして年頃の娘さんの結婚の話が持ち上がっていて。
その気持ちが揺れに揺れている。
そんな中で私の事を心配してくれている。
 
私は
『お前よ。俺の事は心配するなよ。俺はそのために手紙を書いたのだが。
どうもそれが裏目に出たようだ。俺はまだまだ死ぬつもりは無い。
それよりご家族の事だけを考えてくれよ。また来てくれる事を
楽しみしている・・・』と電話を切った。
 
世間とは隔絶された所にいる私の唯一の訪問者である。
この男の家族の無事をただただ祈る。
それが私にとっての励みとなる。
 
不思議なのは、
これ程優しい男が自分の娘を嫁がせる事には
まだ決心がつかないようだ。
この気持ちは親になった事が無い
私には永久に判らない。
 
 
 
 
 

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男の友情はあるのか。それはある。 そして米が届く・・・。
 
私は浮き沈みの激しい人生というか。
殆どが少し浮いてガクッと沈む人生だった。
浮いている時は人は集まる。
俺は人望があると誤解する。
 
そして沈むと人はサッと引く。
それは引き潮のように。
その引き潮を何度も経験すると。
人は殆どいなくなる。
 
半世紀を過ぎたある日。その男は訪ねて来た。
高校の同級生だ。
 
服のセンスの良い男でこの男に服を教わった。
何となく気が合う。その程度の仲だった。
いつも一緒にいる訳でもない。
しかし肝心な時にはいる。
この男は私に借りは無い。
 
消えて行った男たちは殆ど借りがある。
その波に乗じて逃げて行った。
 
そいつはいきなり来る。何の前触れもなく。
 
その時もそうだった。いきなり電話が鳴る。
『ああ!俺だけど、今いる?』『ああ、どうした?』
『いや、お前の顔が見たくてよ。』『判った。今どこにいる。』
『〜駅にいる』『判った今から行く』と電話を切り支度していく。
 
この男一時間以上かけて私の所へ来るのだ。
いつも突然。一度尋ねた事がある
『お前よ。俺がいなかったらどうするんだ』
『また、来ればいいじゃん』毎回同じ答えだ。
 
そしてこの男が予告して来ると言った時は先ず来ない。
それが判ると私は連絡があった時は来ないと踏んでいる。
だから寝ている。必ず断りの電話があるからだ。
そして『 悪い。行けなくなった。悪い。』と電話を切る。
 
そんな男がある日。電話があり、こう言った。
『今度よ。お前の親父さんとお袋さんの
墓参りに行きたいんだけど』耳を疑う。
 
もう一度聞く。同じ答えが返って来る。
『何で?』『俺がお世話になったから』
『世話なんかしてねえぜ』『いやお世話になってる』
押し問答になる。
『息子の俺が行っていないのに行く必要は無い』すると
『お前が行こうと行くまいと。どうでもいい。
俺が行きたいから聞いているんだ!』これには一本とられた。
 
おそらく私の家の墓に行ったのは私以外で初めてとなる。
私と違い親父は人のために尽くした人だったが。
 
死んだ途端、誰も訪ねて来なくなった。
 
私はその無礼を詫びた。そしてその場所を教えた。
 
私は行くことは無かった。
私には私の両親に対する想いがある。
死ぬまで行くことは無い。その想いも伝えた。
 
そして夏の暑い日にその男は墓参りをしてくれた。
それからしばらくして私の今の状況を
知るために訪ねて来た。改めて御礼を言うが。
それに対して恩着せがましいことは一切言わない。
 
『墓綺麗になっていたよ。ホッとしたぜ』
それだけだった。
 
私の状況は見れば判った筈だ。隠す事も無い。
しかし『俺は大丈夫だぜ』と伝えた。
 
何回か訪ねて来た時に私は油断した。
思わず世間話の中で米の大切さを話した。
それからしばらくすると突然米が届いた。
 
彼は決して金持ちでは無い。奥様も働いている。
二人の年頃のお嬢様もいる。
 
そしてお礼の電話をすると
『米の大切さを聞いたからな』と返された。
『俺はこのお礼が出来る身分ではない』
『困った時はお互い様だろう』
『いや俺はお前に返せる身分ではない』
『気にするな』と電話を切った。
 
そして
それから数ヶ月に一回米が届く事になる。
何の前触れも無く・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 

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