外から見る。海外には一度は出る。あるいは地球儀を見る。そして私は社会から外れて見る。
私は若い子に良く言うのだが。
社会に出る前に一度は海外に出る事を薦めている。
私は一度も出た事が無いのだが。だから薦める。
今の日本で思われている常識は世界で通用しない事がある。
今の日本はあくまで情報操作されたメディアの中での情報である。
たとえばアメリカからの情報操作。
そして日本独自の情報操作がある。
それに対して批判をしろというのではない。
それを判って日本というものを知る。
そして海外から見た日本はどんな扱いを受けているのか。
また、海外から見た日本の存在はどんなものなのか。
近くの例で言うと海外から見ると
朝鮮半島の人と日本の人の区別は難しい。
おそらく同じ所の人種と考えているだろう。
私たちは半島とは違うと思っていても
西洋から見たら同じなのである。
大昔戦前に商社の娘としてニューヨークに生まれ育った。
私の知り合いでもあり英語を教えて頂いた方が。
アメリカにいて
『お前どこの生まれだ?』
『日本』
『おお!そうか。ジャパン・ステイツか』
と言われたという。
それはアメリカの中の一部と思っているのか。あるいは。
日本の存在そのものがどこにあるのか判っていない。
と、この先生は仰っていた。
日本にいるとどうしても日本中心に物を考える。
それを一度外へ出る事で我々の国が
いかに小さく、ちっぽけな物と感じる筈である。
それは周辺諸国の人たちも同じ想いだと思う。
一度その事をリセットしてから社会へ出る事を薦めている。
それが出来ないなら地球儀を買う事を薦めている。
今の主要大国の思惑がひと目で判る。
☆なぜアフガニスタンなのか。
☆なぜ中東になるのか。
☆なぜイスラエルがあの場所にあるのか。
☆少し前の南アフリカの人種隔離政策など何故行われたのか。
そして近い所では、
☆朝鮮半島が何故分断されているのか。
それはその半島の思惑だけではない事が
ひと目で判る筈である。
その裏に超大国の影がつきまとう。
そして日本もその超大国の影がある事に気づかされる。
何故沖縄に基地が必要であるか。それも判る。
そして私は社会から弾き出された事により。
この日本というものが少し見えるようになった。
私が今置かれている立場が底辺というより。
その下であり人として扱われていないから判るのだ。
それは冷静に日本という社会が少し見えるのである。
私がまだ社会の一員である時は。
その自分の置かれた所から見る事になる。
おそらくそれが平均だと思っている。
上もあれば下もある。
しかしその中の一員であるという意識がある。
その目から見ると今の政府の行っている行為が
ある程度容認出来ると感じるし。
それを認めようと考える。
その生活が安定しているからである。
それは公平に見ていないのである。
その人の目からは皆同じ思いと感じるからである。
少し苦しくても我慢しようと考える。
それがまともな方の考えである。
しかしその社会から一旦弾かれると
その不公平極まりない事に気づく筈である。
その今までの生活が保障されなくなった時に気づく。
この数が最近増えているのではと考える。
その数が増えるのは非常に危険である。
人間不安を感じながら一日を過ごすのは非常に辛い。
取り残されたと感じる恐怖は更に辛い。
しかしそれも慣れてくると。人との柵が無くなり。
ある時、その社会の不公平が他人事のように見えて来る。
するとこの今に日本はおかしいと気づく。
皆必死にその社会の一員たろうとして他の事が見えていない。
それが少し見えてくる。
その立場、立場で見え方が
もちろん違ってくる。それは当たり前である。
全てが見えたら逆に怖いのである。
ただ今の政府にはそのあたりが全く見えていないのでは。
今必死に社会の一員として
その底辺を支えている方たちを無視してはいけない。
その方たちのお陰で日本は回っている。
その底辺の基盤が崩れると。
その上の堅牢堅固なピラミッドが崩れる事になる。
ここで今一度この底辺の基盤を立て直す事を考えないと
日本そのものが崩壊する。そして世界から見放される。
そんな事を考える。