藍染め・草木染め工房 くらむぼん

草木からもらった色で染物を楽しんでいます

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伊豆大島、椿染め

伊豆大島にて椿染めをしてきました。

ひさかたぶりの『染め』項目の記事ですが、10月には同じく大島のハンノキの実で染めていました。
写真を撮り忘れていたのだなあ。
鉄と銅で、それぞれ濃い茶と薄金色に染まりました。



さて、椿染めについて。


椿の花びらの色はアントシアンという色素で、熱に弱い色の為、熱煎はしません。
今回はクエン酸を使用して、ゆっくり3日間かけて染めました。



まず、シルクの量に対して10倍の花弁を集めます。
ぽとりと道に落ちた花で、傷の少ないものを拾います。(雨上がりが良いようです)

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/26/dc/cla_mm_bon/folder/296763/img_296763_29918010_0?1234533840200

花弁の量に対して3倍の水をポリバケツにいれて、クエン酸1%の濃度で溶液を作ります。
今回は2.5キロの花弁だったので7.5リットルの水で作ります。

だいたい、花弁がひたひたになるくらいの様子になるはず。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/26/dc/cla_mm_bon/folder/296763/img_296763_29918010_1?1234533840200

手で揉みこみながら半日〜1日置いておくと、次第に溶液が花の色に変わっていきます。

そこにシルクを浸し、半日漬けては乾燥させ、を2,3回繰り返し
最後に明礬の媒染液に30分浸して水洗→乾燥。
再び椿の溶液に浸し、乾燥させて、出来上がり!!です。

書くと大変そうだけど、ほっときっぱなしで染まると言っても過言でないです。
火を使わないから、らくちん。あんしん。



堅牢度を少しでも上げようと、時間をかけて染めましたが、
子供と一緒に楽しみながら染めるなら、花弁をクエン酸液で揉みこみ、
色が赤くなったらすぐに布を浸して1時間ほど放置するだけでも充分染まると思います。

熱に弱いもの同士、フェルト生地を浸し染めにしても楽しいかも。



草木染めは、徐々に色が褪せてしまうものですが、
季節を追って行く楽しみが醍醐味なんだと思います。

椿の花を拾うの、楽しかった!
匂いにもうっとり。
部屋中が花園のような甘い香り。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/26/dc/cla_mm_bon/folder/296763/img_296763_29918010_2?1234533840200

そめた直後の写真。

乾かすと、とても落ち着いた薄紅色になりました。

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