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12月のN響定期公演直後に風邪をひいてしまい、第9公演に行けませんでしたので、テレビ視聴となりました。
今年のN響第9、今年のソリストは海外から招聘、合唱は昨年の二期会から例年の国立音大に戻り指揮者は上岡敏之さん。N響は数年前に登場した大野和志さんとの相性が悪かったため、日本人指揮者は相性が悪いのでは?との先入観があり、また来年夏にザルツブルグでM.ヤンソンスを聴く予定のため、今年末の公演はパスし、テレビ放映を頼ることになったもの。
第1楽章と第2楽章は若干テンポが速い程度のオーソドックスな演奏で、毎年演奏しているN響の実力なのか、指揮者の貢献によるものか判断がつかず、一昨日深夜に放映していたG.アルブレヒト指揮の読響と同様に並の演奏になると感じたほど。
これが一転して第三楽章。来た! 弦楽器を鳴らさず、管楽器中心で極端にゆっくりなテンポで来た!管楽器にもう少し安定感がほしいと感じたものの、景気が回復基調となった今年を総括するにふさわしい余裕を感じさせるもので、ここで集中力が一気に高まりました。
続く第4楽章。本領発揮! 冒頭からスローテンポでバリトンのソロへ。ためをきかせた声は流石。管楽器の音程が外れていたと感じたが、これをもろともせず歌いきり、緩急を意識した国立音大の合唱、間を埋める時は急にアップテンポになるN響の演奏、次にどのようなテンポが来るのか楽しみで面白かった。中でも特筆は、ソリスト4人は最後の場面。初めてこのハーモニーの本質を知ることができました。最後は合唱部分からテンポを上げてフィナーレへ。
テレビで見る限り拍手は”ぱらぱら”でしたが、見ていて感動したし、生演奏を見れなかったのを本当に後悔しました。定期公演でも聴いてみたいのですが、ソリスト、合唱、の指揮を見ている限り、特にオペラの指揮に強みを発揮するのでは?と感じました。
(のだめ効果なのか?テレビ放映を見ている人の多さにもびっくりしました。)
P.S.今年もおかげさまで公私共に充実した1年になりました。来年もよろしくお願いします。
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初めまして。N響の第9 06年はテンポ割りと速めでしたよね。あんな気持ちのいい演奏はじめてです。それにN響は年々質がよくなってますし音も大分ドイツらしい音になってきてますね。さすが日本の一流オケです。
2007/1/1(月) 午前 1:59 [ lib*de1*200* ]
あけましておめでとうございます。上岡さん、以前N響アワーで一度聴いただけで全くノーマークの指揮者なのですが、やはりN響、日本人指揮者といい演奏をしてくれるとうれしいですね。以前、小澤がN響の第九に登場しましたが、確かあれ以来共演はありませんよね。
2007/1/1(月) 午前 4:54
上岡さんの第9、かなり深い解釈で素晴らしかったと思います。私は、こんな素晴らしい日本人指揮者がいたことにまず感動でした。 自分のやりたいことが確立していて、これをオケ・ソリスト・合唱に伝えているし、聴いていても第3楽章以降は次にどうくるのか楽しみに聴けました。 今年も良い演奏をできる限り聴き逃さないよう、せっせと通ってみようと思います。皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2007/1/1(月) 午後 0:50
N響の第9、今年は見逃してしまいました。良さそうな雰囲気ですね。上岡さんですか、初耳です。日本人もまだまだ実力者が居るんですね。実に嬉しい事です。
2007/1/6(土) 午後 8:14 [ Natu ]
私もチケットをパスした方ですので大層なことは言えないのですが、近年まれに見る演奏だったと思います。それにしても、こんなところに素晴らしい日本人指揮者がいたものです。
2007/1/10(水) 午前 0:01
私は4楽章の途中からしか聴けませんでしたがとても良い演奏だったと思います。聴衆の反応がもう少し盛り上がると思ったのですが、控えめでしたね。
2007/1/20(土) 午後 8:53
コメントありがとうございます。私も何度か第9に足を運びましたが、演奏の良し悪しに関係なく拍手は毎年同じで、違和感を覚えたことがあります。でも昨年末は本当にすばらしかったと思います。
2007/1/21(日) 午後 11:07