Classic Station

今年は、ザルツブルグのかわりに、X'mas休暇でドイツ・イタリアに行きます

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本日、N響定期公演に行ってきました。今月のCプロは、NHK音楽祭に合わせて来日したN・サンティ指揮によるオール・チャイコフスキープログラムで、交響曲第1番「冬の日の幻想」、「エフゲニー・オネーギン」から「ポロネーズ」、幻想序曲「ロミオとジュリエット」。

前半は交響曲第1番「冬の日の幻想」。冒頭から管楽器の音量をかなり抑え、音の間をしっかりと取ってかなりゆったりしたテンポ。気温が下がったこともあり、曲名通り「冬の日の幻想」を感じさせる冒頭でしたが、第4楽章で急に音量を上げて賑やかになり、大音響でフィナーレへ。この曲は2006年2月Cプロで音楽監督(当時)のアシュケナージがやった時は、彼がチャイコフスキーとベートーベンの解釈で見せた、音の間を意識的に廃することで、スピーディーに、それでいて素軽い演奏で、細部にわたってこだわりが感じられたので、個人的には断然アシュケナージの方がよかったと思いました。(彼の解釈には賛否両論あって音楽監督を退任されたのは非常に残念でなりません。)

休憩後は、「エフゲニー・オネーギン」から「ポロネーズ」。これは、今夏のザルツブルグ音楽祭(バレンボイム&ウィーンフィル)の場面を思い浮かべながら聴きました。弦楽器は、各オーケストラで音色に違いがあるので仕方がないとして、管楽器の鳴らし方が幾分適当ではないか?と感じながらも、夢見心地で聴けました。

最後に「ロミオとジュリエット」。今回は予習無しで久しぶりに聞きましたが、やはり管楽器がどこかバランスが悪い印象。個々の音はそんなに悪くないし、フルート首席のトラも悪くはなかったので、N・サンティの曲の解釈ということなのかな。

N響のレベルについては、やはり向上したことを実感。今日は特に弦楽器が充実していたが、管楽器のレベルもまずまず。N・サンティはオペラ指揮者らしく、細部にあまりこだわらず全体をサラッと撫でるような指揮のため、管楽器が少し浮いている印象を受けたのは少し残念。加えて、最近は同一プログラムで同じ曲を取り上げるケースが散見され(2年連続でのベートーベン・ヴァイオリン協奏曲等)、この点はN響事務局に対して改善をお願いしたいです。

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