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今年のノーベル平和賞は、
地球温暖化対策に取り組んだ、
アル・ゴア前アメリカ副大統領と、
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が手にした。
ゴア氏は、
気候変動に関するドキュメンタリー映画『不都合な真実』で、
2006年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞も受賞している。
ゴア氏は、
賞金500万スウェーデン・クローナ(約9000万円)の全額を、
自らが設立した気候変動問題の解決をめざす
超党派的な非営利組織団体に寄付するという。
ゴア氏
「非常な名誉。我々は地球の真の危機に直面している。
気候変動は政治的な問題でなく、
人類に対するモラルと精神的な挑戦の問題である」
ノルウェーのノーベル賞委員会
「人為的な気候変動について、その問題点を広く知らしめ、
この問題への対応に必要な基盤を築くために努力した」
一方では、
地球温暖化懐疑派の間では反論の声や、
ノーベル賞受賞から程遠いとの見解も聞かれる。
「地球温暖化問題は一種のヒステリー」と呼び、
「緑ではなく青い惑星」という著書もある
バツラフ・クラウス チェコ大統領
「受賞とは驚きだ。彼の活動と世界平和との関連性が不透明だ」
フランスの元教育相で、
著名な地球科学者のクロード・アレグレ氏
「彼の映画はナンセンスだ。政治への介入が目的に決まっている。
ゴア氏が次期大統領選挙への出馬を狙っていることは周知の事実だ」
しかし、ゴア氏は、
大統領選挙への出馬の可能性を否定している。
災いを引き起こすのは、知らないことではない。
知らないのに、知っていると思い込んでいることである。
マーク・トウェイン
*2007.10.12/CNN/AP
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