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引き続きチューブレイターの改造です。 いきなりですが、ひとつお詫びします。 色々と説明するのに回路図がほしいので、ネットで拾ったモノを掲載します。 松美庵さん、ごめんなさい。 松美庵さんのサイトはこちら→ http://www.matsumin.net/ エフェクターの要とも呼ぶべきオペアンプは、JRC社製のNJM4558DDが使われています。 4558はオーバードライブペダルの代表的な2回路オペアンプですが チューブレイターは末尾にDDとつくローノイズタイプをチョイスしています。 回路図の中に三角形が2つありますが、それが2回路を表しています。 ブツとしては8本足の1個体です。 回路を見ると、1・2・3と記してある左側の三角形に”DIST”の可変抵抗がついていて こちら側の回路を使って歪み量の増減をコントロールしていることが分かります。 ってコトは、普通にゲインアップしようと思ったらこの周辺をイジるのが妥当な手段です。 一番簡単な手法としては、DISTの500k可変抵抗を1Mあたりに変更して抵抗値を上げることです。 ただしチューブレイターは可変抵抗が基盤に直付けなので容易くありません。 そこで考えられるのはR7(47k)の抵抗値を大きくすることですが ここは歪みの最低値を確保するための抵抗なので この値を大きくしてしまうとDISTを絞っても歪みすぎてしまいます。 まぁいずれにしてもこの周辺をイジったところで大して歪まないと思います。 DISTの可変抵抗は500kですから1Mに変更したところで2倍にしかなりません。 抵抗値を2倍にしたからといって2倍歪むワケではないですし 500kといえばハムバッキングのギターを完全にミュートできるほどの大きな抵抗です。 イジるだけ無駄だと思います。 そこで思いついたのが、前回のブログで書いたR11(1.2k)の変更です。 ここでゲインアップを図る利点としては、まず基本となる抵抗値が小さいことです。 240kの抵抗器を入れれば200倍もの抵抗を得ることが出来ます。 それとトーンに影響を及ぼす点に注目しました。 ここの抵抗値を上げると僅かながらトーンが強くなるように思います。 スイッチを切り替えるだけでトーンも変わればキャラクターの違いをより強く出せます。 もちろんデメリットもあります。 音量コントロールに影響を及ぼしてしまう点です。 この影響はかなり直結的なモノなので音量を下げる工夫が必要になります。 幸い"LEVEL”との間にR12という抵抗があるので、そこをイジることで解消できます。 ちょっと戻りまして、もう1度”DIST”のついた左側の三角形を見てください。 ここにD5・D6と記された1N914というシリコンダイオードが備わります。 コイツらは結構重要でして、TS系独特のぬる〜い音色を醸し出すのに一役買っています。 いわゆる”クリッピングダイオード”と呼ばれるモノです。 で、イキナリですが1N914ダイオードを外しました。 今回、TSモードとマーシャルモードを切り替えることが目的ですので スイッチを切り替えた際にクリップも変わってくれないと困ります。 とりあえず基盤を作ってみました。省スペース設計です。 前回の可変抵抗でのテストを踏まえて抵抗値を決め、金属皮膜抵抗を用いました。 マーシャルモード自体ではゲイン増減のコントロールはできません。固定です。 それとクリッピングダイオードとしてLED(発光ダイオード)を用いました。 マーシャルのペダル”ガヴァナー”がLEDなので、たぶんそれっぽい音になります。 次回、完成編です。
つづく |

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