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MXRのマイクロアンプです。 最近ブースターが欲しいと思っています。 とあるギタリストの、とある曲の音が出したいと研究しておりました。 実はチューブレイターもその研究の1つだったのです。 チューブレイターは歪みモノとして、なかなか良い音を提供してくれましたが 歪んでいない状態で”とある音”を実現したいのです。 本来はエフェクターに頼らず実現しなければいけないのですが ギター単体で実現するには、弾きやすさ、ノイズ、予算などの問題があり難しいのです。 そこで、歪まない(歪みにくい)ブースター、マイクロアンプに注目しました。 イキナリですが基盤を作ってみました。 オペアンプは4580DD、その他の部品は高価いモノ、安いモノが混在しています。 かなりオリジナルに近い定数で構成しましたが、手持ち部品だけで作成しましたので 一部は微妙に違ったりします。さして影響ないと思います。 オリジナルと異なる点として、クリッピングダイオードが挿せるようになっています。 かなり盤面が余っていますがソレについては後ほど。 試奏しました。 見た目は最悪ですが、ちゃんとエフェクターしています。 コイツは良いです。スゴくブーストしてくれます。 目いっぱいブーストさせると少し歪みますが、基本クリーンブーストです。 この状態だと近所迷惑なほど低域が出ていますが ソレはモディファイするために必要な要素なので問題ありません。 盤面の余っているスペースを埋めました。3バンドイコライザーの搭載です。 イコライザーと言っても各帯域を捨てるだけのモノで、帯域ごとのブーストはできません。 試奏しました。 イコライザーの効きはソフトで扱いやすいです。 ほぼ狙ったとおりの調整ができるようになりましたが、大きな失敗が発覚。 イコライザー部分で音を捨てすぎているため、目いっぱいブーストさせても音量が増しません。 これはブースターとして失格です。ただの”ブーストできないEQ”に成り下がったのです。 そんなワケでイコライザーに別れを告げました。 基盤に隙間を作ったのは最悪の場合に切り離すためだったのですが まさか本当に切り離すハメになるとは・・・ 最終的には何点か部品を追加しました。 本当は部品を交換したほうがスマートなのですが ユニバーサル基盤は部品交換が面倒なので追加することで音質を変えました。 具体的には、低域を除去し中域が目立つように手を加えています。 MXRサイズのケースに入れるとスッカスカです。 この空いたスペースにはメーカー開発費や中間マージンが入っているのです。 私の場合は本当にスッカスカです。ただのパクリですから。 ちょっとだけ泥棒になってしまったような罪悪感がありますが。 赤い文字は私の妄想定数です。この内容でたぶん良い音になると思います。 ただしテストしてみないと分からない部分があります。 もう1度造る機会があれば下記についてテストしてみたいです。 (1)右下0.001uFコンデンサーの下に10kの抵抗がありますが、要らないかもしれません。 ハイが欲しい人には0.001uFのコンデンサー自体が必要ないでしょう。 (2)赤字2.2uFを1uFにすると”歪まないOD-1”または”歪まないTS9”になるかもしれません。 (3)ゲイン(ブースト)の可変抵抗はオリジナルがCカーブですが 近くの電子部品屋さんに無かったので、今回Bカーブを使いました。 次回があればCカーブを使ってみたいです。 (4)クリッピングダイオードとして1N4148を追加してみました。 クリップすると少し歪んだ感じになるので良し悪しですが 時間に余裕があれば色々試してみると楽しいでしょう。 (5)47pFコンデンサーに深い意味はありません。 50pFというコンデンサーはなかなか売っていませんので 47pf〜56pFで代用できます。という意味です。 また”まあまあ”なブツを作ってしまいました。
コイツはブースターとしては合格だと思いますが ”とある音”の実現にはもう少し努力が必要なようです。 |

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