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ROCKMANを考える 其ノ壱

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ROCKMANのサウンドを考えます。

アノ音が一世を風靡して20年ほど経ちましたか。
最近またマニア人気が再燃して一部の機種は高値で取引されているそうです。ホント?

さて、例の”鼻づまり音”を再現しようと考えたキッカケは
お気に入りブログのあんず飴さんが製作されたMOCKMANというエフェクターです。
元ネタは runoffgroove.comさんで公開されている MOCKMAN 2.0 というモノで
「80年代のROCKMANを思い出させるような音」という謳い文句に惹かれました。

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回路はこんな感じです。
2回路のオペアンプを 反転→反転 で使っているのが特徴的です。
回路図の右上に備わるスイッチは Classicモード と Modernモード の切替です。
Modernモードにすると増幅された信号が0.047uFを通ってくるので低い方にレンジが広がります。

とりあえずこの回路のままブレッドボードで組んでみました。
いくつか気になる点があったので改造してみることに。

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まずゲインは調整できたほうが楽しいと考え、可変抵抗1M+直列100kとしました。

それとモード切替スイッチを装着しませんでした。
モダンな音を出したいなら他のディストーションを使ったほうが良いと思います。
このエフェクターにソレを求めなくても。

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明らかに歪みが足りないので2段目の増幅を大きくしました。
5.1Mという大きな抵抗器を入れたワケですが、本来なら入力前の10kを小さくするほうが簡単です。
ただ、この10kを小さくしてしまうとハイが強く出るのでこのエフェクターには不向きと考えました。

それとLEDの対称クリップを追加しました。
LEDでクリップするとミドルの微妙な帯域が強調されるのと、歪みを追加したかったのもあります。

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そして帯域制限です。
ROCKMAN独特のあの”鼻づまり感"を出すためには極力レンジを狭める必要があります。
ただし、それが単にローファイであってはなりません。
散々テストを繰り返して上の画像のようになりました。
0.0027uFで低域を制限し、220kで高域を制限しつつ詰まった感じを出し、680pFで高域を捨てます。

この回路ではこの辺が限界だと思いますが、記憶に残るROCKMANの音とは別モノだと感じます。
強調する帯域がもっと狭く、もっと極端だったと思います。
いわゆる Q がもっと鋭くないとアノ音は出ません。

結局この回路は終盤のコンデンサーや抵抗で音域を制限するパッシブ的なモノです。
たぶんディストーション回路の前段にワウのようなQの鋭いトーン回路が必要だと思います。

それともう1点。
このエフェクターの前にバッファを置くと音が変わると思います。実験していませんが。
単体でソコソコの音が出ていても、前段にBOSSのエフェクターなんかを入れると違う音が出るのは問題です。
入力インピーダンスに影響されない回路に改造する必要があります。

次回はまったく違う回路でROCKMANを目指します。
つづく

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