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OD-3の電源回路です。 まだやるんか、という声が聞こえます。 貴方、今言いましたね。 まだやるんです。 まずVCCなんですけど、こんな感じで行こうかと。 っていうか、もう作っちゃったんですけど。 本物の電源回路がどうなっているのか正確には掴めていませんが おそらくトランジスタを配したリップルフィルターを使っているとみて間違いないでしょう。 そうなるとVCCは8〜8.4Vあたりになりそうなので、ダイオードを入れてみようかなと。 ダイオードを入れることで約0.6Vドロップするので、入力9VならVCCは約8.4Vとなります。 次にバイアスなんですけど、コレはいつもどおり抵抗2本の分圧で問題ないと思います。 おそらく本物も同じです。 そして謎電圧です。 コレも想像でしかないのですが、おそらく上のような回路だと思います。 リップルフィルターにツェナーダイオードをくっつけて、二次側の電圧をコントロール。 ここの電圧が何Vなのかは、あくまで想像でしかないのですが、おそらく6V前後だろうと思います。 では如何にして簡単に6V前後の電圧を得るかを考えます。 抵抗での分圧によって2/3VCCを得るのが最も簡単な手法と考えられます。 ところがコレは×。ブッブー。 謎電圧のかかる回路はこのような構成なのですが ここに抵抗分圧による電圧を掛けるとどうなるでしょう。 謎電圧のつながる先には、220kの直列がGNDに落ちていたり FETのドレインやトランジスタのエミッタに突っ込まれていたりします。 分圧の意図としては、10kと20kの比率で電圧を生成したいのに これらの回路によって意図する電圧が得られません。 20k抵抗とこれらの構成が並列状態となるためです。 詳細には検討していませんが、おそらく2V程度しか得られないと思われます。 それならこんな回路はどうでしょう。 本物からトランジスタを取るイメージです。 ツェナーダイオードは6.2Vあたりを使うとして、抵抗はどの程度かければ良いのでしょうか。 おそらく数百Ωとか、どんなに大きくても1kあたりになると考えられます。 VCC8.4Vから6V前後を生成するワケですから、それなりの電流が得られないといけません。 そうするとかなりのダダ漏れ状態で、回路としてはあまり良い状態ではありません。 それと、そこにつながる増幅回路は抵抗値によって特性を得ている部分があるので できればそれらの回路と抵抗器を直列にしたくありません。 そんなワケでコレもボツ。 確実で簡単に特定の電圧を得る方法としてレギュレータがあります。 6Vのレギュレータというのはラインナップが少ないので 5Vのモノにダイオードをくっつけて0.6Vの下駄を履かせれば5.6Vが得られます。 レギュレータへの入力電圧は8V程度あれば確実に動作できるので堅い手法と言えます。 ただし、アナログ回路を駆動させるので積層セラミックコンデンサを必ず付けないといけません。 レギュレータという素子は意外に発振しやすいモノなので ノイズに敏感なアナログ回路に使うには、それなりの対策が必要です。 自作パワーサプライにノイズが乗る方は参考にしてみてください。 で、この回路の結論です。 この回路を作るくらいなら本物同様のトランジスタ回路を使いたいなと。 レイアウトを作成する上で、レギュレータもトランジスタも難易度は同じだと思います。 従ってコレもボツ。 最も部品点数を減らせる手法です。 ダイオードを1つ置くことで約0.6Vドロップするので 謎電圧を7.8Vとするならこの方法が一番簡単です。 ただ、この程度電圧が下がっても出音は変わりそうにありません。 こんな実験をしてみました。 ダイオード4つですから 0.6V×4 ということで2.4Vくらいドロップしそうです。 ところが実際にやってみると 1.2V しか下がらないんです。 なんででしょう。分かりません。 2Vほど下げるとなると、おそらく7〜8個のダイオードが必要になりそうです。 とてもじゃありませんがこんなに並べられません。 それでなくても基板がデカくなりそうなのに。 なんか良い方法がないかと考えたんですけど そういえばあるじゃないですか、一発で2〜3V下げることのできるダイオードが。 発光ダイオード、ただいま参上。 LEDのアノードにVCCを入れて、カソードを謎電圧につなげば 増幅回路がLEDの電流制限となってくれるのでLEDは壊れません。 しかもOD-3の消費電流は数mAと小さいので、LEDで流せる電流で充分動きます。 コレはなかなかグッドアイデアですよ。 明日、特許庁へ行ってきます。 ただですね、電圧の指定が細かくできないのが難点です。 緑LEDだと2V程度ですし、青LEDだと3Vも下がっちゃいます。 でもまぁ製品によっては2.5Vとか2.8Vもあると思うので、探せばなんとかなるかなと。 それともう一つ難点が。 リップルたっぷりの電源を入れるとノイズが乗るんじゃないかなと。 LEDに質の悪い電源を入れると結構ノイズが出るんです。 最近話題になってるんですけど、LED街灯を導入したら近隣のテレビが映らなくなったとか。 コレはLED自体に問題があるのではなくて、特性を理解せず質の悪い整流をしているからなんです。 ですのでこの回路を導入するには、それなりの電源を入れる必要があります。 今回はLEDによる降圧を採用しようと思います。
っていうか、もう作っちゃったんですけど。 |

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