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STM-750DMを組み上げました。
なかなか思った通りにはいかないものです。
結局7回もピックガードを外すこととなりました。
で、ダミーコイルをコールド側に入れ替えてみても違いはなく却下。
試しにパラレル接続にしてみると、さらにノイズが減りました。
ただし、当然ながらパワー半減でこれも却下です。
どう考えてもシリーズ接続は決定事項ですが
今回、ノイズは少なければ少ないほど良いので
ピックガードを全面シールドに改修しました。
ここでメキシコPUに見切りをつけ、正体不明PUの登場です。
表面に保護ビニールを張ったままの新品同様品ですが、見事に正体不明です。
直流抵抗は3個とも5.5k〜5.7kあたりで、リード線はシールドタイプです。
シリーズ接続で11kあたりになるので、数字的には好感持てます。
まず生粋のシングルコイルとして使ってみましたが
驚くほどチャキチャキした奥行きの無さです。
で、コイツを逆巻き&逆磁でシリーズ接続してみたところ、コレが意外に良いのです。
パワーもほどほどで、ノイズも少なめです。
できればもうちょっと強めのミドルを出したいところです。
なんとなく方向性が見えてきました。
正体不明PUの良いところを、メキシコPUに持ち込めば良いはずです。
メキシコPUに足りない点は2点、1つはフラットポールピース、
もう1つはダミーコイルに磁場が発生しないということです。
ポールピースの高さは別にどうでも良いのかもしれませんが
今回ナットを切りなおした際、弦高をかなりフラットに近くしましたし、
サドルの高さについても、かなり指板Rを無視しています。
ここはPUもフラットのほうが無難と考えます。
逆巻きのダミーコイルについては
やはりコイツが音を拾わないと根本的にハムバッカーになりません。
ディマジオHS-3やFenderレースセンサーは結局シングルコイルに近いのです。
とりあえずポールピースをフラットに改造しました。
手作業なので完璧なフラットではないですが、なんとなくそれっぽいです。
センターコイルにポールピース&マグネットが復活です。
ただしセンター単体での使用はありません。
あくまでフロントとリヤをハムバッキングとするためのコイルです。
この状態で弾いてみると、なかなかミドルの持ち上がったパンチのある音ですが
やはりストラト本来の音からすると高域のヌケの悪さは否めません。
ここで電気部品を入れ替えました。
まずポットをA500に交換します。ボリューム&トーン両方です。
トーンポットは、いわゆるフルアップに改造しました。
それから0.047のオレンジドロップがデカすぎて好きになれないので
トーンのコンデンサをセラミックの0.05μFに。
左側のオレンジドロップはハイパス用の0.001μFです。
テレキャスターのようにボリュームポットに配置します。
高域を出すためなら何だってやります、ってくらい頑張りました。
スイッチクラフトのジャックはオマケです。
あの抜き差しの固さが忘れられません。
パーツの実装はこんな感じです。
この状態でそれなりに満足のいく結果となりました。
クォーターパウンドには敵わないまでも、パワーはかなり出ています。
ボリューム10・トーン7でハードなハムバッカー的風合いです。
ボリューム8・トーン10では、かなりストラトに近い音が出せます。
ただ、どちらも中途半場な感じは否めません。
思い切ってどちらかに振ってしまえば良い結果が出るのでしょうが
今回は、なんでも来いの便利ギターを目指したので、この辺が落としどころと判断します。
ここからは小さい小さい話です。
ビスをすべてステンレス製としました。
レリック好きな方にとっては「朽ちる良さ」があると思いますが
私は錆びないほうが好きです。
サドルのネジもステンレスです。
長さはすべて8mmで統一しました。
3弦や4弦についても、私のセッティングだと10mmも要りません。
余った弦は切らずに”リッチー巻き”です。
スモールヘッドにメイプル指板・・・
やはりレインボー時代のリッチーには程遠いです。
無念。
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