_ROCKMANっぽい

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ROCKMANを考える 其ノ伍

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ROCKMANっぽい音が出そうなディストーションを作ってみました。
オペアンプはJRC074D。以前OD-1用に買っておいたモノが残ってましたので。

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かなり長い時間テストして各部の値を決めました。
命名 DOCKMAN。ドックで働く人って感じですか。
たしかボンジョヴィの歌に”トミーはドックで働いていた”みたいな歌詞がありましたっけ。

コレはなかなかROCKMANになってると思います。
まぁ私の脳内に記憶された音が基準になっているので本物とは違うかも。

このエフェクターの肝は R1・C1・C2 です。
R1を小さくするほどハイが強調され、大きくするとミドルが出てきてモッコモコ。
C1とC2でも同じようにQの頂点が移動します。ちょっとニュアンスが異なりますが。
例えば222あたりに小さくするとハイ強、472とか大きくするとモッコです。
上の回路図ではC1=C2ですが、この法則を崩すとQがなだらかなカーブになります。

回路図後半のC4でハイの制限をしていますが、コレはあまり大きくないほうが良いと思います。
どうですかね、本物はもっとモコモコしてましたかね。
もっとハイを捨てたい場合は大きい値を入れても良いかもしれません。

ローの制限ですが、コレは主にC5でやってます。
最初はC3をイジることで調整していたのですが、どうもしっくり来なくてC5を追加しました。
ローを制限するコンデンサーは C4とクリッピングの後段に備えたほうが良いようです。

注意点を1つ。
ショボいアンプだとスゴくローファイな音が出ます。
どんなエフェクターもそうなんですがソコソコのアンプでないと実力が発揮できません。
自作トランジスタアンプと、ギター入門セットのアンプでもテストしたのですが
ソートーやばい音が出てきて定数変えようかと思ったくらいです。

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ちなみに自分用はこんな回路です。
ローの制限が弱いROCKMANというか、半止めワウな感じです。
其ノ壱でMockmanのモダンモードを必要ないとか言っておきながら
最終的にはモダンモードオンリーにしてしまった自分が情けない。

ROCKMANを考える 其ノ四

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えー、なかなか時間が取れずに長編となっている例の件です。

上の画像2枚はROCKMANのX100というヘッドホンアンプです。
数ある機種の中で、最もトム・ショルツになれそうな音が出るとか。
実はコレの内部画像をあんず飴さんに見せていただきました。

いやーしかしスゴい基板ですよコレ。
ケース目いっぱいの基板が2枚ですよ、2枚。
基本アンプですからそれなりの構成ですし、揺れモノや残響モノも搭載されているのでヤバめです。

パっと見るとTL072が複数あるので、それがバッファやら歪みを作っていそうです。
それに揺れ系・残響系のICがあって、2つのLM386でステレオドライブって感じでしょうか。
ちゃんとトレースしていないので分かりませんが。

いや正直アレです。
コレを再現するのは無理です。
ソレっぽいディストーションだけでお許しください。

次回ついに音出しです。
つづく

ROCKMANを考える 其ノ参

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とりあえず回路図を描いてみました。
クリックで拡大です。

トーン回路は以前作ったColorsound Wah-Wahをオペアンプでやってみようということに。
最初はもっとたくさんの部品を使って構成する予定だったのですが
よく考えたらコレってひよこのページさんのQトリッパーと同じだと気づき
不要な部品を次々にハショっていったら上図のような最小構成となりました。

増幅1からクリッピングまでは、まんまガヴァナーです。
クリッピングはLEDしかないと思います。たぶん。
Mockmanをテストしたときにシリコンやゲルマも試して違うと感じたので。

つづく

ROCKMANを考える 其ノ弐

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引き続きROCKMANの音を目指します。

前回、ディストーション回路の前段にQの強いトーン回路が必要と書きました。
そのトーン回路に”半止めワウ”を使おうと思います。手っ取り早いので。
イメージ 2
チャートにするとこんな感じです。
・・・コレどこかで見覚えが・・・
と思ったら少し前に作った ZAKK WYLDE と似てますね・・・。
ネタが思いっきりカブってることに今頃気がつきました。あいたた。

気を取り直して。
まず入力後にバッファを備えようと思います。
半止めワウの回路を2通り構想していて、そのどちらかを採用する予定ですが
そのどちらで作っても入力インピーダンスを下げとかないと正常動作しそうにないんです。

次に半止めワウです。
ZAKK WYLDE のときは音質を調整できるようにしましたが
今回は調整ナシで、OFFにもできないようにします。掛かりっぱ。潔く。

そしてディストーションは2段増幅のヤツにします。
コレはガヴァナーを模した回路にしようと思います。
トーンコントロールは付けませんが。

帯域制限は前回作ったMOCKMANと似た感じのパッシブトーン回路を考えています。
ディストーション回路内に低域を削る要素を盛り込んでも良いように思えますが
それだと電圧が稼げないので歪みにくくなるかなと。

で最後のクリッピングはLEDを使います。
と言ってはみたものの、最終段に入れるか増幅段に組み込むかはまだ決めてません。

こんなテキトーな構想でROCKMANになりますかどうか。
つづく

ROCKMANを考える 其ノ壱

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ROCKMANのサウンドを考えます。

アノ音が一世を風靡して20年ほど経ちましたか。
最近またマニア人気が再燃して一部の機種は高値で取引されているそうです。ホント?

さて、例の”鼻づまり音”を再現しようと考えたキッカケは
お気に入りブログのあんず飴さんが製作されたMOCKMANというエフェクターです。
元ネタは runoffgroove.comさんで公開されている MOCKMAN 2.0 というモノで
「80年代のROCKMANを思い出させるような音」という謳い文句に惹かれました。

イメージ 2
回路はこんな感じです。
2回路のオペアンプを 反転→反転 で使っているのが特徴的です。
回路図の右上に備わるスイッチは Classicモード と Modernモード の切替です。
Modernモードにすると増幅された信号が0.047uFを通ってくるので低い方にレンジが広がります。

とりあえずこの回路のままブレッドボードで組んでみました。
いくつか気になる点があったので改造してみることに。

イメージ 3
まずゲインは調整できたほうが楽しいと考え、可変抵抗1M+直列100kとしました。

それとモード切替スイッチを装着しませんでした。
モダンな音を出したいなら他のディストーションを使ったほうが良いと思います。
このエフェクターにソレを求めなくても。

イメージ 4
明らかに歪みが足りないので2段目の増幅を大きくしました。
5.1Mという大きな抵抗器を入れたワケですが、本来なら入力前の10kを小さくするほうが簡単です。
ただ、この10kを小さくしてしまうとハイが強く出るのでこのエフェクターには不向きと考えました。

それとLEDの対称クリップを追加しました。
LEDでクリップするとミドルの微妙な帯域が強調されるのと、歪みを追加したかったのもあります。

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そして帯域制限です。
ROCKMAN独特のあの”鼻づまり感"を出すためには極力レンジを狭める必要があります。
ただし、それが単にローファイであってはなりません。
散々テストを繰り返して上の画像のようになりました。
0.0027uFで低域を制限し、220kで高域を制限しつつ詰まった感じを出し、680pFで高域を捨てます。

この回路ではこの辺が限界だと思いますが、記憶に残るROCKMANの音とは別モノだと感じます。
強調する帯域がもっと狭く、もっと極端だったと思います。
いわゆる Q がもっと鋭くないとアノ音は出ません。

結局この回路は終盤のコンデンサーや抵抗で音域を制限するパッシブ的なモノです。
たぶんディストーション回路の前段にワウのようなQの鋭いトーン回路が必要だと思います。

それともう1点。
このエフェクターの前にバッファを置くと音が変わると思います。実験していませんが。
単体でソコソコの音が出ていても、前段にBOSSのエフェクターなんかを入れると違う音が出るのは問題です。
入力インピーダンスに影響されない回路に改造する必要があります。

次回はまったく違う回路でROCKMANを目指します。
つづく

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