_OD-3

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

BOSS OD-3 最終回

イメージ 1
OD-3ぽいヤツを作ってみました。
ボンカレーの辛口じゃないです。

なるべくOD-3的な見た目にしたいな、ということで黄色いケースを。
トランスミット・サウンズさんの塗装済み1550Bです。
定番サイズの1590Bより少し大きいので、苦もなく基板を収めることができました。

LEDは黄色いレンズの薄暗いヤツを使ったんですけど、なんかちょっと視認性が悪いかも。
暗いステージだったら全然見えると思うんですけど明るい場所だとちょっと。
ボディカラーとインジケーターカラーは別の色にしたほうが見やすいかもです。


イメージ 2
中身はこんな感じです。

ケースの中でもLEDが光ってます。
『ひっそり』って感じではなく、煌々と光ってたりします。
クリッピングではないので通電している間は常時点灯という。
今回作ったOD-3は消費電流が6mAくらいなんですけど、その3分の1をコイツに費やしてたり。
まぁそうは言っても6mAですから可愛いモンです。


イメージ 3
その内部LEDの選別をしました。

本物OD-3はVCCが7.7Vくらいなんですけど増幅回路の駆動電圧は5Vに下げてます。
今回作ったOD-3はVCCを8.4Vとしましたので、5Vを得るには3.4Vも下げなければなりません。

なるべく電圧ドロップの大きなLEDを使おうと思い、いくつか調べてみました。
実験結果は以下のとおりです。主だったところだけですけど。

 ・青(千石電商さんで10本100円のテープ売り) 2.8V

 ・ピンク(デジットさんで1本100円くらいだったかな) 2.8V

 ・白(デジットさんで1本50円くらいだったと思う) 2.9V

 ・青(ギャレットさんの超高輝度 50円) 2.7V

 ・紫(ギャレットさんの超高輝度 50円) 3.1V

手持ちの中ではギャレットさんの紫が最も電圧降下が大きかったんですけど
採用したのは千石さんの青だったりします。たくさんあったので。
そういったワケで増幅回路の電圧は5.6Vということになりました。


イメージ 4
最終的にはこんな回路になりました。

変更点として一番大きいのは入力段のバッファをハショった点です。
本物はエフェクトON時に入力バッファが連発になるんですけど
2つともエミッタフォロアなので、1つは不要と判断しました。

その2つのバッファにくっついてるコンデンサが、1つは473、もう1つは183なんですけど
今回は本物の1段目と同じ473を採用しました。
ココの選定は何気に悩んだんですけど、面倒だから考えないことにしました。

それと赤い★印の値を変更しました。
デフォルトは10uFなんですけど低音がボーボー言い過ぎてちょっとツラいかなと。
私的には5弦6弦のゴンゴンした感じをオーバードライブに求めていたりします。
とは言っても1uFまで小さくするとOD-3の味が損なわれる気がしたので微妙な値を入れました。


出音は本物よりも少し元気な感じになったんじゃないでしょうか。
全体的なキャラクターとしては結構OD-3になってると思います。

低音弦に太さがありながら、高音弦は非常に生々しいです。
音だけ聞いたら、とてもODシリーズとは思えません。
このエフェクターにODの型番を付けたのはソートーな冒険だったんじゃないでしょうか。

私的には結構イケてると思います。
倍音豊かでサスティンも長いので弾いていて楽しいです。
力作ですよコレは。

ただ、さすがにジャンルが合わないと使いにくいと思います。
ジャンルを問わずに誰でも持ってるOD-1やSD-1とは別物です。
私的な感想で恐縮ですが、正直ブースターとしてはイマイチな感触です。
OD-3はあくまで歪みモノとしてこの音を楽しむエフェクターではないでしょうか。

BOSS OD-3 其ノ七

イメージ 1
OD-3の回路図、改訂版です。

最終回の予定だったんですけど、もう一回だけ続きます。
回路図を訂正したような気がしてたんですけど、してなかったみたいなので。

今のところ本物の回路図は流出してないようなんですけど
今回掲載の回路図が最も本物に迫っていると思います。

ほぼこの回路で間違いないんですが
電解コンの方向と電源回路の抵抗値は確信が持てなかったので記載しませんでした。

BOSS OD-3 其ノ六

イメージ 1
散々悩んだOD-3もいよいよ佳境に。

ついに本物OD-3の電源部が明らかになりました。
お気に入りブログのcom2さんに実機をジャブジャブ洗っていただいたのです。
com2さん本当にありがとうございます。

想えば、私がOD-3に目覚めたのは小学校に入学した春のことでした。
祖父に買ってもらったランドセルを背負って初めて登校した朝のことです。
コンクリートの裂け目から力強く顔を出したたんぽぽが私に言いました。
ナンボ言うたかてBOSSやろ、OD-3やろ、と。
ええ話や。

いやしかしVCCが8Vにも満たないとは想像しませんでした。
謎電圧に至ってはまさかの5V。

どうりで私が作ったのは元気すぎるワケです。
OD-3は電圧を低くすることで枯れたような雰囲気を狙ってたんですね。

おそらくですが、VCCは少々高めでも出音に影響がないかもしれません。
やはり謎電圧が肝ではないでしょうか。
増幅段の電圧が低くないとハイミッドが強調されすぎてOD-3の風合いが損なわれます。

これは私が行った実験でだいたい把握できていました。
謎電圧をVCCからどの程度下げるかで出音が変わってきます。
VCC-2Vだと元気すぎる感じでしたが、-3Vくらいにすると高中域が引っ込んで低音がよく聞こえます。

ネットで何人かの方のレビューを読ませていただいたのですが
みなさん低音が出すぎるとの評価でしたし、低音を弱くする改造も定番のようです。
おそらく謎電圧はかなり低いんだろうなと。

次回、ケースに組み込んで最終回の予定です。

BOSS OD-3 其ノ伍

イメージ 1
OD-3の電源回路です。
まだやるんか、という声が聞こえます。
貴方、今言いましたね。
まだやるんです。



イメージ 2
まずVCCなんですけど、こんな感じで行こうかと。
っていうか、もう作っちゃったんですけど。

本物の電源回路がどうなっているのか正確には掴めていませんが
おそらくトランジスタを配したリップルフィルターを使っているとみて間違いないでしょう。
そうなるとVCCは8〜8.4Vあたりになりそうなので、ダイオードを入れてみようかなと。
ダイオードを入れることで約0.6Vドロップするので、入力9VならVCCは約8.4Vとなります。



イメージ 3
次にバイアスなんですけど、コレはいつもどおり抵抗2本の分圧で問題ないと思います。
おそらく本物も同じです。



イメージ 4
そして謎電圧です。

コレも想像でしかないのですが、おそらく上のような回路だと思います。
リップルフィルターにツェナーダイオードをくっつけて、二次側の電圧をコントロール。

ここの電圧が何Vなのかは、あくまで想像でしかないのですが、おそらく6V前後だろうと思います。
では如何にして簡単に6V前後の電圧を得るかを考えます。



イメージ 5
抵抗での分圧によって2/3VCCを得るのが最も簡単な手法と考えられます。
ところがコレは×。ブッブー。

イメージ 6
謎電圧のかかる回路はこのような構成なのですが
ここに抵抗分圧による電圧を掛けるとどうなるでしょう。

謎電圧のつながる先には、220kの直列がGNDに落ちていたり
FETのドレインやトランジスタのエミッタに突っ込まれていたりします。

分圧の意図としては、10kと20kの比率で電圧を生成したいのに
これらの回路によって意図する電圧が得られません。
20k抵抗とこれらの構成が並列状態となるためです。
詳細には検討していませんが、おそらく2V程度しか得られないと思われます。



イメージ 7
それならこんな回路はどうでしょう。
本物からトランジスタを取るイメージです。

ツェナーダイオードは6.2Vあたりを使うとして、抵抗はどの程度かければ良いのでしょうか。
おそらく数百Ωとか、どんなに大きくても1kあたりになると考えられます。
VCC8.4Vから6V前後を生成するワケですから、それなりの電流が得られないといけません。
そうするとかなりのダダ漏れ状態で、回路としてはあまり良い状態ではありません。

それと、そこにつながる増幅回路は抵抗値によって特性を得ている部分があるので
できればそれらの回路と抵抗器を直列にしたくありません。
そんなワケでコレもボツ。



イメージ 8
確実で簡単に特定の電圧を得る方法としてレギュレータがあります。

6Vのレギュレータというのはラインナップが少ないので
5Vのモノにダイオードをくっつけて0.6Vの下駄を履かせれば5.6Vが得られます。

レギュレータへの入力電圧は8V程度あれば確実に動作できるので堅い手法と言えます。
ただし、アナログ回路を駆動させるので積層セラミックコンデンサを必ず付けないといけません。
レギュレータという素子は意外に発振しやすいモノなので
ノイズに敏感なアナログ回路に使うには、それなりの対策が必要です。
自作パワーサプライにノイズが乗る方は参考にしてみてください。

で、この回路の結論です。
この回路を作るくらいなら本物同様のトランジスタ回路を使いたいなと。
レイアウトを作成する上で、レギュレータもトランジスタも難易度は同じだと思います。
従ってコレもボツ。



イメージ 9
最も部品点数を減らせる手法です。

ダイオードを1つ置くことで約0.6Vドロップするので
謎電圧を7.8Vとするならこの方法が一番簡単です。
ただ、この程度電圧が下がっても出音は変わりそうにありません。

イメージ 10
こんな実験をしてみました。
ダイオード4つですから 0.6V×4 ということで2.4Vくらいドロップしそうです。
ところが実際にやってみると 1.2V しか下がらないんです。
なんででしょう。分かりません。

イメージ 11
2Vほど下げるとなると、おそらく7〜8個のダイオードが必要になりそうです。
とてもじゃありませんがこんなに並べられません。
それでなくても基板がデカくなりそうなのに。


なんか良い方法がないかと考えたんですけど
そういえばあるじゃないですか、一発で2〜3V下げることのできるダイオードが。

イメージ 12
発光ダイオード、ただいま参上。

LEDのアノードにVCCを入れて、カソードを謎電圧につなげば
増幅回路がLEDの電流制限となってくれるのでLEDは壊れません。
しかもOD-3の消費電流は数mAと小さいので、LEDで流せる電流で充分動きます。

コレはなかなかグッドアイデアですよ。
明日、特許庁へ行ってきます。

ただですね、電圧の指定が細かくできないのが難点です。
緑LEDだと2V程度ですし、青LEDだと3Vも下がっちゃいます。
でもまぁ製品によっては2.5Vとか2.8Vもあると思うので、探せばなんとかなるかなと。

それともう一つ難点が。
リップルたっぷりの電源を入れるとノイズが乗るんじゃないかなと。
LEDに質の悪い電源を入れると結構ノイズが出るんです。

最近話題になってるんですけど、LED街灯を導入したら近隣のテレビが映らなくなったとか。
コレはLED自体に問題があるのではなくて、特性を理解せず質の悪い整流をしているからなんです。
ですのでこの回路を導入するには、それなりの電源を入れる必要があります。

今回はLEDによる降圧を採用しようと思います。
っていうか、もう作っちゃったんですけど。

BOSS OD-3 其ノ四

イメージ 1
案ずるより横山やすし。
デーブ・スペクター名言集より。(←そんなの無い)

悩んでいても進まないので、とりあえずOD-3の基板を作ってみました。
基板サイズは横22×縦19と、私的には超大作の部類です。
ケースは1550Bになる見込みです。

基板の真ん中に謎のLEDが存在するんですけど、それについてはまた今度。

音はなんかミョンミョンした感じになりました。
BOSSのホワッツ エフェクターの動画を見ると同じような音の気もしますけど
なんかミョンミョン感が一層強調されている気がします。
たぶん1kHz〜1.2kHzあたりが強いんだと思います。
どこか定数が違うのかも。

ローは結構しっかり出ますね。
BOSSのオーバードライブというと、ローが弱いイメージだったのに。
ただ、低めのミドル帯がちょっと弱い気がします。
私的にオーバードライブといえば、ンモモモって感じの400〜600Hzなんです。
OD-3はそういう観点ではドンシャリ系と言えるかもしれません。

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
clubman501
clubman501
男性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
友だち(7)
  • 人
  • ko_uv
  • com2
  • takaR
  • たるびしゅ
  • ジュン
友だち一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事