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BD-2、完成です。 前回の話で書かせていただいた発振の件はあきらめました。 どうしても小さいケースに収めたかったので解決できそうにありません。 発振の原因はと言いますと、どうやら基板からのノイズの放射が強いようなんです。 ギターからの入力はインピーダンスが高いので、どうしてもこのノイズを拾ってしまいます。 仮に、入力ラインすべてにシールド線を使ったとしても インプットジャックが丸裸なのでソレを防ぐことは不可能です。 基板とインプットジャックを3センチほど離すとかなり良化するのですが 小さいケースに今回のようなパーツ満載の基板を収めるとなると実現は難しいです。 最低限エフェクトインのラインはシールド線を使う必要があります。 このラインは基板の上を走っているので強烈にノイズを拾うためです。 ちなみにこのエフェクターの前段にバッファを置くと発振しません。 たとえばBOSSのエフェクターのうしろに置くなどすれば何の問題もなく使えます。 回路は1ヶ所だけ抵抗値を変更しました。 赤い★印のところを、デフォルト2.2kから3.3kに大きくしています。 ここを大きくすることで低音の量感が増すのと、幾分発振も抑えられる気がします。 本物はもっと低音が出てるのかもしれませんが 私的にはこのくらい低音弦が鳴るほうが好きなので、この程度としました。 もっと低音を出そうと思うと、回路図中のパートA〜Cをイジることで対応できます。 まずパートAのフィルターはすべての帯域の出具合を調整できるので好き放題できます。 フェンダーのトーン回路を参考に各CR値を変更してみてください。 次にパートBでも音の太さを調整することができます。 現実的にはハイミッドの量を抑制することで低音が出てる感じになるのですが このBD-2は音量に余裕があるので結構思い切った値を入れても大丈夫だと思います。 それからパートCでは好みの帯域を好き放題ブーストできます。 デフォルトでは120Hzあたりを少しだけ足すように設計されていますが お好みであれば600Hzとか1kHzをブーストすることも可能です。 ココはBOSSのGE-7あたりを参考に各CR値を変更してみてください。 120Hzのまま大きくブーストしたい場合は6.8kを大きくすることで対処できます。 ちなみに2SA1335GRはなかなかの入手難です。 2SA1049で代用しても問題ないと思います。 比較的入手性の良い2SA970でも代用可能ですが 少々パッケージが大きくなるのでその点がどうかです。 外観はこんなです。 ゴールドの輝き by 豊田商事。 いや豊田商事は関係ないです。豊田ゴールドも関係ないです。 って誰も憶えてないですか。昭和の大事件だったんですけど。 ケースはギャレットオーディオさんの塗装済みサイズA。 この青いヤツをいつか使おうと暖めてました。 ノブはトランスミット・サウンズさんのメッキタイプを使ったんですけど 正直言って塗装ゴールドのほうがキレイなんじゃないでしょうか。 もっとペカペカなメッキにしてもらえないでしょうか。 ジャックは無駄にハイスペックな金メッキです。 デジットさんで200円くらいで売ってます。 滅多にオープンジャックって使わないんですけど 今回はなるべくスペースが欲しかったので使ってみました。 ボックスタイプよりもフットスイッチに近づけられるので。 肝心の出音なんですけども、コレはなかなか良いです。 本物と比べられないのが弱いトコロですが、コレはコレでグッドな品です。 音の感じとしてはファズとオーバードライブの間といった感じです。 ヌケはソートー良いでしょう。 エロさも充分あります。 ピッキングやギターボリュームへの反応も良いほうだと思います。 全体的な出音の傾向としてはOD-3に近いと思うんですけど OD-3はギターボリュームに対してまったく追随してくれません。 回路も似てると思うんですけど、なんでBD-2はこんなにいいんでしょうか。 ちょっと研究の余地アリですね。 いずれ妄想エフェクターで簡単BD-2を考えてみたいと思います。 で、最終的な結論なんですけど、コレは本物を買ったほうが良さそうです。
作ってみて思ったんですけど、やっぱりBOSSのエフェクターって良く出来てますよ。 あのクオリティであの値段ですからね、自作でも結構な費用がかかるので正直完敗です。 |

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