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4000年の歴史を召し上がれ

逸話

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素直に謝れますか?

相手との関係を表現する言葉に次のような例えがあります

□刎頚の交わり
□菅鮑の交わり
□水魚の交わり

今日はその中の『刎頚の交わり』について書こうと思います

   □□□□□□□□□□□□□□□□□□

中国にA国という巨大国家がありました。
A国はB国に次のような事を言ってきました
「そちらの国に天下に珍しい壁(へき「宝石」)があるそな
 わが国の6つの町と交代してくれないか?」

B国は悩みました。
A国は戦争が強く、軍事力にものを言わせて
いろんな国に無理難題を押し付けるし
約束を守った例がない。

B国の王様は家臣達に相談しました
家臣A「A国は約束を守りません、きっと町は貰えないでしょう
    しかし壁を譲らなければ戦争の口実を与える事になります」
家臣B「ですが、壁を与えて泣き寝入りしては
    次はどんな難題を押し付けられるかわかりませんぞ!」
王様 「んー、他にアイディアはないのか?」

家臣C「王様、実は我が家に優れた人物が客として来ています
    彼なら良い考えを出してくれるでしょ」

そして翌日、王様はC家に来ていた賢人に相談しました

 王様「・・・・・・というわけなのだが、どうしたものか?」

 賢人「交換に応じるべきです。こちらが応じなければ
    物を惜しんだと言われ、こちらに非があります
    しかし壁を与えたのに町をA国が渡さなければ
    A国に非があります。
    そうなったらA国の非道を憎む国は多く
    それらの国と連合してA国に戦いを挑めばいいのです」

 王様「なるほど、そちの言うとおりだ。
    しかし、やはりタダでくれてやるのは嫌なものだ」

 賢人「では、あちらが町を渡さない時は、
    こちらも壁を渡さないように交渉してきましょう
    キズ一つつけずに壁を完(まっとう)します」
    ↑(完璧の語源)
賢人はA国の王様に壁を渡す使者としてA国王に会いました
しかし町を渡す気配がないので、「壁をこちらも渡さない」
と強気の交渉を続けました。
気迫に圧されたA国は「今回の交換は無かった事にしよう」
と交渉を白紙に戻しました。
B国は壁も失わず、恥をかくこともありませんでした。

B国王は大喜びをして、賢人を大臣にしました。
それからもいろいろな功績をあげ、昇進していったのです。

それを面白く思わない人物がいました。
軍事責任者の将軍です
将軍「あの賢人は口(弁論)だけで出世したようなものだ!
   戦争で血を流している俺より階級が上なのはおかしい!
   よーし、今度あったらボコボコにして皆の前で恥をかかせてやる!」

将軍はあちらこちらで同じ事を怒鳴っていました
もちろん、噂は賢人の耳にも入りました。
賢人は外出を控え将軍にあわないようにしました

ある日、外出してる時にたまたま道の向こうから
将軍の馬車が来るのが見えました。

賢人「将軍の馬車がきた道を変えて隠れろ」
家来「隠れるのですか?」
賢人「そうだ、急げ見つかるぞ」
家来「・・・・・・」

将軍が通りすぎるのを待って家に帰りました。

家来たちは集まって、さっきあった出来事を話し合いました
賢人の情けなさに失望し、全員で家来になるのをやめようと決めました

翌朝、賢人の前に家来たちが集まっていました

 賢人「どうした皆の衆、こんな朝早くに」
家来達「昨日あった出来事を伺いました、
    あなたが将軍を恐れる様は、女子供でも恥とするところです。
    私どもはそんなあなたについていけないので
    皆で別れの挨拶に参ったのです」

 賢人「ほう、なるほど。では聞くが
    将軍とA国王どちらが恐ろしいか?」

家来達「もちろんA国王です」

 賢人「わたしはA国王の前で殺されるかもしれないが
    強気の交渉を何度もしてきた。
    わたしは死など恐れていない。
    そのわたしが何故将軍に怯えねばならないのか」
    
 賢人「B国が他の国から舐められないのは、
    わたしと将軍がいるからだ。わたしと将軍が対決すれば
    喜ぶのはB国を狙っている国の連中だ。
    お前たちは、この国を滅ぼしたいのか?」

家来達「・・・あなたがこれ程の考えだったとは思いもしませんでした 
    あなたのような方に仕える事が出来て我々は幸せです」

 賢人「わかったならそれでよい」

この噂はたちまち国中に広がりました。

それから何日か経って、賢人の家に将軍がやってきました
 
家来「将軍が来ていますが、どうしましょうか?」

賢人「会わない方がいいだろう、留守だと伝えてくれ」

家来「しかし・・・実は・・・」

様子がおかしいので将軍の所へ行ってみると
そこには上着を脱いで、棘(いばら)の鞭を背負っている将軍がいて
刑罰を受けるためにひざまずいて座っていました。

賢人「将軍何をやっているのです、顔をお上げ下さい」

将軍「わたしは、あなたのお心を知らずに
   愚かな事を言いふらしていました。
   将軍にどれ程の恥をかかせたか・・・
   どうか、この鞭で愚かなわたしを
   気が済むまで罰を与えてください」

賢人「この国が安泰なのは、将軍とわたしが
   元気だからです。そんな将軍をなぜ罰する事が
   できるでしょうか。
   さぁ、服を着て共に酒を飲みましょう。
   皆のもの、この国の英雄が我が家にいらっしゃった
   酒宴の準備をしろ」

酒宴が始まりました

将軍「わたしは、あなたの為なら、例え首が刎ねられても
   あなたを助ける事をここに誓いたい」

賢人「将軍が窮地の時は、わたしもそうする事を
   わたしもここに誓います」今夜は飲もう∀(*ToT)人(T-T*)∀グスグス

その後も二人の親交は深く、B国は平和な時代が続きました

   □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

これが『刎頚の交わり』です。
刎(斬る)頚(首)と読みます

熱い!熱すぎます!
書いている間に目頭が熱くなってしまった。
長くなってしまいましたが
最後まで読んでくれた人ありがとう

今回の出典は『史記』でした

こんにちわ(○゜▽゜○)/ ヨッ!!

友人のバイクが盗まれた、
友人は怒り凸(`△´+) ナンダト!!
嘆いた・・・( ┰_┰) シクシク

しかし、しばらく経つと何やら嬉しげにやってきた。わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪
「どうしたのか?」と聞いてみると
「店で買ったら15・6万円するバイクを、2万円で譲ってもらえるのさ!」
友人は盗まれた怒り悲しみを忘れたように喜んでいた。

その時に思い出した逸話です

   □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

昔、中国の北の国境の塞(とりで「前線基地」)に老人が住んでいました。
老人は馬を飼っており、しかも名馬でした。(馬は高くで売れます)

ある日、その名馬が老人のもとから逃亡しました。
村人は老人を憐(あわ)れに思い慰めにいきました。

村人「ジィさん、大変だったね、あんまり落ち込まないでな」

老人「いやいや、これが福(幸せ)をもたらす事になるかもしれん」

老人は冷静な顔つきをしていました。
それから何日か経って、逃げた馬が帰ってきましたε=(ノ゜ー゜)ノタダイマ
しかも、なんという事でしょう〜(byビフォーアフター)
帰ってきた馬は別の馬を連れてきているではありませんか!
村人は驚き、老人にお祝いの言葉をかけにいきました。

村人「ジィさん、馬が帰ってきたばかりか、
   もう一頭増えるなんてラッキーだな」

老人「いやいや、これが禍(わざわい)を招くかもしれんぞ」

それからしばらく経って、老人の息子が新しい馬から落馬してしまい、
骨折してしまいました。
村人たちは老人に見舞いを言いました。

村人「ジィさんの言った通り、あの馬は不幸を運んで来たようだ
   あの怪我じゃあ、しばらく働く事もできないだろうな」

老人「いやいや、これが福を招くかもしれんぞよ」

また、しばらく経つと隣国との戦争が勃発しました
塞(とりで)は前線基地なので若者は兵士として出陣しなければなりません
その戦争は大規模なもので、出撃した軍隊は全滅する程の敗北をしました。
村人の息子たちも多く死んでしまいました。

村人たちは老人に言いました

村人「ジィさんの息子は怪我のおかげで、戦場に行かずにすんだ
   怪我はしたが命は救われた、うらやましい事だ」

村人たちは悲しそうに立ち去っていきました

老人「祝ったり、慰めたりと忙しい連中じゃわい┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ〜」

   □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

という話を思い出しました。

『人間(じんかん)万事塞翁(さいおう)が馬』という有名な逸話です
人間というのは=人ではなくて「人の世」という意味です

簡単に言うと「人の世の出来事(万事)は、どこでどう転ぶか分からない
だから、塞の老人(翁)のように簡単に喜んだり悲しんだりしてはいけない」
というものです。

だけど喜んでる人を見たら素直に祝ってあげたいのも事実
喜んでる人に言うと「ひねくれ者」と言われるかもしれない
しかし、人を慰める時には優しい言葉だと思います

慰めの言葉が見つからない時は、とりあえず言ってあげましょう。
「人間万事塞翁が馬だからな〜」と・・・

今回の出典は『淮南子(えなんじ)』でした

ある所にA国という巨大国家がありました。
経済も進み戦争も強い。まさに大国です。
A国は小国のB国を攻めようと戦(いくさ)準備を始めました。

その戦争は誰が見ても「正義の戦争」ではなく「侵略戦争」です
要は弱いもの苛めです。
その噂を旅人が聞き、あわててA国の王様に会いにいきました。

旅人は言いました
旅人「王様の願いは何ですか?」
王様「世界一の王になって、万民から褒め称えられる事だ」
旅人「実は旅の途中で、北に向かってもの凄いスピードで馬車が走っていました
   何故そんなに急いでるのか?と馬車の男に尋ねると・・・」

 男『南の国へ行くのだ!』

旅人『なぜ南に行くのに、逆の北に向かっているのか?』

 男『この馬車は最高に早い!』

旅人『馬車が早くても方向が逆だぞ!』

 男『旅費も沢山ある!』

旅人『そうかもしれんが道を間違えているぞ』

 男『Ψ( ̄∇ ̄)Ψワッハッハ〜♪』

・・・
旅人「男は笑いながら猛スピードで北へ行ってしまいました
   あんなにも条件が揃うとドンドン南の国から離れていくでしょう
   有能であればあるほど方向を間違えると
   目的から遠くへ離れてゆくのです
   
   A国は武力も強く経済も豊かです
   王様の願いは万民に尊敬される事ですが
   B国を侵略する事は方向を間違っていませんか?」
王様「パチッ☆-(^ー'*)bナルホド」

A国はB国を攻めるのを止め、世界は平和になりました^(ノ゜ー゜)ノ☆パチパチ☆ヾ(゜ー゜ヾ)^

上の話をアメリカの大統領に見せてやりたいね
まぁ、国と国の大げさな話だけじゃなく
個人に置いてもこの話は当てはまります
能力と言うのは使い方を間違うと
当初目指していたものから
大きく外れる事があるので
天才のσ(`ε´) オレとしては十分気を使っているわけです。はい

今回の出典は『戦国策』中の「魏策」です

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