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私、こばちが住む岐阜県中津川市は、山の中です。
その、山の中のもうちょっと山の中の福岡地区。
その中でもうちょっと山の中、標高1223mの二ツ森山の中腹に
「鯨波」の銘柄で知られる
蔵元「恵那醸造」さんはあります。
7代目の蔵元 長瀬裕彦さんは、恵那醸造の杜氏もつとめます。
「中津川のあたりは、伝統的に新潟の杜氏を頼んでいたんですが、
時代とともに新潟の杜氏が減り、南部杜氏にお願いするようになったようです。
杜氏によって酒の味は変わります。
新潟の杜氏は辛い酒を好みますし、南部杜氏はすっきりとした酒を造ります」
酒の味やできばえは、杜氏しだい。
米を見極める目と勘が、今年のお酒のすべてを左右するのだそうです。
「『夏子の酒』というマンガがあるでしょう。あのマンガは、酒をつくる人間にとってバイブルのようなものですよ」
「タンンクの中で、酵母が長生きすればするほどうまい酒になるんです。
酵母を細く長く活かすためには、寒くなければいけません。
今年のように寒いと、味がのったいい酒ができるんです」
今年は本当に雪が多いですもんね。
12月になってから、恵那醸造さんにおじゃまするのは2度目ですけど、
2度とも雪がたっぷり積もってます。
おいしい「鯨波」が頂けるようです。
ところで、この山深い二ツ森で、なぜ「鯨波」という銘柄なのでしょう?
「ここから見た山々が、まるで鯨のようだったから…ときいています」
確かに、はるかに見えるアルプスの山並みと雲は、大海を泳ぐ鯨のように見えます。
恵那醸造HP→http://www.kujiranami.jp/
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