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浦安、銀座、熱海、浅草、銚子、新宿…。自身の原点となった街や思い出の町を歩き、現在の風景を入り口に記憶をたどるシーナ流“心の旅”の記録。『小説すばる』掲載「風景進化論」を加筆修正して単行本化。
熱海のうらぶれた感じがなんとも切ない。
「人口のように見える砂浜」といっているが、熱海の砂浜は人工。
30年くらい前になんとか盛り返そうと隣のヨットハーバーと同時に施工されのだけれどね。
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椎名 誠
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「地獄の味噌蔵」を伊武雅刀の朗読で聞いて以来のファンです。
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たとえエサより小さな雑魚でも、100匹釣れば雑魚鍋だ。ナベカマかついで、わしらは今日も東や西の海や川。抱腹絶倒の釣り紀行。シリーズ第4弾。『つり丸』『週刊ポスト』連載に加筆・修正して単行本化
「つり丸」の連載中止、「週刊ポスト」での新連載と掲載媒体は変わっても中身はなにも変わらない。
愉快な釣りとバカ宴会が楽しい。
途中で亡くなられたメンバーのスナップはない。
悲しさを我慢しているような気がしてならない。
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親友を失った日、親や兄弟との別れ、世界各地で遭遇した死…。69歳の著者が、今まで語ることのなかった多くの離別を綴り、初めて自身の最期の日を思い描く。『波』連載を単行本化。
ついに椎名もこんな本を書くようになってしまって。
年齢を感じる。
彼だけは不老不死だと思っていた。
思いは同じようで、ベストセラー解説(週刊朝日)電子版の紹介記事の最後に
「ところで、椎名は今も毎日、ヒンズースクワット300回、腹筋200回、腕立て伏せ100回、背筋20回をこなすらしい。現時点で、死からもっとも遠い69歳である。」とあった。
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港町で性の洗礼を受け、アルゼンチンの山中でナチス残党らしき一家に救われ、チリの娼館で夢を見て、バリであやしい人妻に近づいていく…。著者の視線を追体験する写真付き連作小説。『yom yom』掲載作品等を書籍化。
「そらをみてますないてます」から性的描写があって、かなり驚いた。
これまで椎名誠は性的描写を避ける作家だと思っていたからだが、老境に入り、開き直ったのもしれない。
「国境越え」は「そらをみてますないてます」に登場した壱と音彦との艱難辛苦の旅で、「ザ・ロード」の直後だったので、サバイバルものの続きのような感じだった。
やっとの重いでたどり着いたドイツ系の農家の話に人としての良識を見たような気が
した。 |
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どかどか読んでガシガシ写し、わしわし飲んでうーむとうなる、読む・撮る・飲むの規則正しい日々! 旺盛な食欲と無限の行動力で全国を飛び回る、旅する作家・椎名誠のエッセイ集。『本の雑誌』連載を単行本化。
2007/06−2010/10の連載。
「下駄でカラコロ朝がえり」は震災前後の連載をまとめたものだったため、読むのがつらくてしょうがなかったが、これは震災前をまとめたものなので明るい。
しかし、この後の震災を思うと、これもつらい。
帰宅難民もどきくらいしか被害がなかった者は、震災被害に直につながっている人の心の痛みを知ることで、その痛みの一部を共有することができるのかも。
とにかくこの時期の椎名さんは元気だ。
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