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川上弘美著 友がいて、恋人がいて、「普通」からちょっぴりはみ出した家族がいて…。生きることへの小さな違和感を抱えた江戸翠、16歳の夏。みずみずしい家族小説。『読売新聞』夕刊掲載に大幅に加筆、訂正し単行本化。 川上弘美の本なのですが…。 この方はちょっと普通ではない、少しだけ普通からずらした人間を書くことに長けている。 本書もちょっとだけ普通からずれた人ばかり、というか、普通の人間が誰でも持つ普通でないところを巧みに描き出していると思います。 が、が、です。 読後の高揚感がないのはなぜでしょう。 新聞連載小説だったせいかどうか分かりませんが、起伏に乏しい。 それでいて後半は五島列島の方の小島で小さな冒険もあり、そこの高校に「ドロップアウト」してしまう奇抜さもあるのですが…。 うまくかみあっていないというか…、理解しきれませんでした。
台風余波で天気が悪いせいか、ぼーっと頭が働いていないせいというのが、正解なのかもしれませんが… 最後まで煮え切らない…本でした。 |
川上弘美
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川上弘美著 無類の女性好きのニシノくんの一代記。彼と関係を持った女性10人がニシノくんを語る。ニシノくんの少年時代、中年、壮年、そしてゆうれいになったニシノくんについても語られる。『小説新潮』等に掲載された連作短篇集。との紹介ですが・・・。 2003年。 「無類の女好き」と紹介文にありますが、「無類のもて男」の間違いではあるまいか。 女好きでも女から嫌われたら本書は成り立ちません。 女が10人いれば10人がほっとかないほどのもて男ニシノ君の思い出がつづられています。 もてても心を充足されることがなかったニシノ君。 ニシノくんから「愛している」と言われても「愛されている」と信じることができない女達。 愛していても、その気持ちが相手に決して伝わらない。 哀しいお話・・・なんでしょうが。 ちょいとももてないオヤジは最後まで同情できませんでした。 川上さんの作品も3つ続くと、一息いれたくなりました。
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川上弘美著 鞄の中には何がある? 「センセイ」は私の高校時代の古文の先生。10数年ぶりに再会したセンセイとわたしが、過ごした、あわあわと、そして色濃く流れゆく日々。長篇恋愛小説。でした。 2001年出版。 「物語が、始まる」から5年後の出版ですが、読む方は、続けてです。 著者自身の国語の先生像が出ているのかなあ。 国語の先生は淡々飄々としたものなのでしょうか。 私の中学の担任がやはり国語の先生で飄々としていたので、イメージが重なるところがあり、いつもよりかなり感情移入してしまいました。 淡い感じの恋を描くのがうまいですね。 「博士の愛した数式」とは違いますが、なんだか思い出してしまいました。
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川上弘美著 96年度、「蛇を踏む」で第115回芥川賞を受賞した著者の、初めての作品集。以前芥川賞の候補作となった「婆」を含む、全4作品を収録。でした。 裏に著者の写真がついていました。96年だから三十八才くらいでしょうか。 作品からもうちょっとボーッとしたタイプを想像していましたが、教師だったことが納得できる表情です。 「蛇を踏む」に比べると、なにごとかを模索中のような。 つかみどころがなく、訴えるものがわからない一冊でした。 残念。
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