|
死ぬことだけを考えて生きている大学生、多崎つくる。そんな彼にとって、駅をつくることは心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは…。書き下ろし長篇小説。
なぜ仲間は彼を排除したのか。
その謎を解き明かす旅までの流れが、最後の一章で止まり、年上の彼女との関係、灰田の失踪、殺人事件の犯人が見えないうちに終わってしまった。
もうこれで終わりなの?だ。
あまり本筋には関係ないが、泳ぐ行為自体を表現されていたことに驚き。
泳ぎに関する数行は至福の時間だった。
|
村上春樹
[ リスト | 詳細 ]
|
カーネギー・ホールの劇的な復活コンサート、カラヤンやバーンスタインと過ごした月日、若い世代へと繋いでゆくもの−。作家・村上春樹が、不世出の指揮者・小沢征爾の煌めく魂に触れた迫真のロングインタビュー。
村上春樹の知識の深さがあって成立した対談と思われる。
小沢征爾の人物像や歴史がくっきりと読み取れる。
ベートーベンピアノ協奏曲第三番、ブラームス交響曲第一番、マーラーの交響曲第一番…。対談中に流していた曲を聴きながら読みたい。
リズムがない文章は読みにくく、つまらない、というくだりがあり、いらいらしてしまう某作家達はリズムがないのか…とうなずいてしまった。
反対に作品としては小さいのに、充実感がある、感動が大きい作品はリズムがいいのか。
拍子がついているわけじゃないから、気づきにくいが。
しかし偉ぶったところがまったく感じられないマエストロで、またファンになってしまった。
おまけ:いまだと新潮社の特設サイトで丸谷才一の書評が読めます。
|
|
エルサレム賞スピーチ「壁と卵」、海外版への序文、音楽論、書評、人物論、結婚式のメッセージなど、村上春樹がセレクトした未収録の作品、未発表の文章69編を収録。安西水丸と和田誠の解説対談も掲載。 |
|
村上春樹が語る村上春樹の世界。1997〜2009年の日本と海外メディアからのインタビュー18本を収録。物語が生まれた事情や経緯、執筆に関わるエピソード、創作のプロセスや執筆の技法などについて語る。 |
|
眠れなくなってもう17日−。突然眠ることのできなくなった主婦の不定形な日常を描いた名作短編「眠り」を全面改稿。ドイツ語版の美しいイラストレーションや、書き下ろしの「あとがき」も収録。 |

...



