村上 龍

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芥川賞受賞のニュースの悪印象に引きずられ、作品を読むようになったのはずっと後になってからですが、いまではベンチマークにしています。
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投資組合を経営する「わたし」が出逢った、風俗嬢サクラ。彼女とのメール交換から、すべてが始まった−。男女の間に交わされたメールの文面から紐解かれる、至上の愛の軌跡。『文学界』連載を単行本化。

8月24日から9月2日まで10日もかかった。遅読。
558ページもあり、ページ数とか活字の密度とか紙の薄さとか「1Q84」に似ていた。
偶然でしょうが。
なぜか主人公を金持ちとしたのか。
なぜ相手を風俗嬢にしたのか。
なぜ、高級ワインをがぶ飲みする場面が必要なのか。
村上龍お得意の薀蓄にあふれ、それはそれでいいのだが、シチュエーションに抵抗があり、困った一冊だった。
貧乏人がひがみやすい設定なのか。
村上龍に貧乏人を書けとは言わないが(医療費が払えない親子は登場する、ヒロインも貧乏…風俗だし水商売だからちょっと違うか)、もうちょっとなんとかならないか。
重箱の隅をつつくようだが、医療についてかなり勉強されているとしても、パーティが開けるほど医療ファンドがうまくいくようには思えないのだけど。まあいいか。
「心はあなたのもとに」届かない一冊だった。

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成功を考えてはいけない。考えるべきは、死なずに生き残るための方法である−。村上竜が発信する希望へのサバイバル・メッセージ。『メンズジョーカー』連載に書き下ろしを加えて書籍化。

横書きで行間が高いのですぐ読み終えられる。
メッセージなのだから、飽きる前に終えられるということも大切だ。
といっても、今となってはサイゼリアは安いが本格的だということしか記憶にない。

187ページで1,365円は高い。
図書館で借りているので、値段は気にならないが、金を出したらこの値段は怒るね。

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「「クール・ビズと経済制裁」「民主党と永田元議員の悪夢」など、2005〜2007年の体感エッセイを収録。自殺、格差、老後の不安…。どうやって生きのびるか? 「すべての男は消耗品である。」第9弾。

「すべての男は消耗品である。」シリーズが続いていたことが意外。
というか驚きというのが第一印象。
勝手に読まなかっただけなんだけど。
前は基本的に村上龍論理に合意、共感していたのだが、今読むとなんだかちょっと違和感がある。
なんでかな〜。
なんだかんだの考え方、ああしてこうしてのところは理解できるのだけれど、結論のところの言い回しというか、その文学的表現が「わからない」というか、ひねってあってわかりにくい。
もうちょっと若いときは、それはそれでそういうものだと思ってついていったが、もうなんだかそれもめんどくさくなってきた。
もっとわかりやすく書け、と文句たれになってきた。
頑固、年取ったのだろう。

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(上巻)
2022年のクリスマスイブ、ハワイの海底で、グレゴリオ聖歌を正確に繰り返し歌うザトウクジラが発見された・・・・。そして100年後の日本、不老不死の遺伝子を巡り、ある少年の冒険の旅が始まる。
(下巻)
見知らぬ声に導かれるように、果てしない旅は続く。やがて青い地球を彼方に眺める宇宙空間に想像を絶する告白が。圧倒的な筆力と想像力。村上龍渾身の壮大な希望の物語。

まとまらない印象をぱらぱらと申せば。

確かに力作。
読み終わるのに約10日もかかった。
しかしなんですね。
どうしても村上春樹と比較してしまう。
1Q84と張り合う大作だけに、作者の努力を感じさせない1Q84だったなあ。
そう思うと「これだけ勉強したんだぞ〜」という感じが強くて、単純に感動できなかった。
がり勉ができて当たり前みたいな…。
力瘤が入ると隠せない正直な人なんでしょうね。

冒頭、サブロウさんのあたりからしばらく、椎名誠の超常小説とそっくりだな〜という印象が強かった。
椎名誠がいつもの大雑把な書き方ではなく、綿密に詳細に書くとこうなるのか、と思って読んでしまった。

さすがに「第35棟F」あたりの描写の細かさは見事で、怖いもの見たさ的に夢中になったし、良い作品であることは確かと思う。

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「グローバリズムは思想ではない」「情熱という罠」「品格と美学について」など、大転換期を生きる人のための村上竜による箴言集。『ゲーテ』連載に書き下ろしを追加して書籍化。

村上春樹の次は村上龍です。
この本を開き、活字のでかさと字数の少なさに仰天しました。
すかすかで、写経の本かと目を疑りました。
1行24文字で10行。
1ページ240文字しかありません。
233ページで1,200円ですから1ページあたり5円15銭。
1文字あたり2.1銭です。
このほんの直前に読んだ「1Q84」は二冊で1,055ページ3,600円、1ページあたり3円41銭。
1ページの活字数は倍くらいあったような気がします。
まず、このすかすか具合で「?」が浮かんできました。

人生の指導書のようなもので、どこから読んでもいいようにするため、このような作りになったと推測しますが、ちょっとこの落差に、正直がっかりしました。
あこぎじゃのお、幻冬舎よ。

龍さんのおっしゃることは至極ごもっともですが、一点、いかがと思われること。
カンブリア宮殿で星野仙一さんと対談したとき「叱る」ことについて話題になったそうで、
上司が部下を叱ることについて、
「仕事のやり方がわからないのなら「叱ったりしないで」教えればいいし、やり方がわかっているのにやらないのなら、代えるか、または辞めてもらえばいい、」とおっしゃり、
「わたしの場合、映画制作やキューバ音楽胃弁tので共同作業をするとき、モチベーションのない人間は即刻辞めてもらうし、担当の編集者にやる気が感じられない場合も交代してもらう」
と断言(しているような気がしました)しています。

これって、自分に人事権がある人の発想ですね。

そりゃ、そうできればそうしますよ。誰だって。
しかし人事権を持たない人のところに、どこも引き取り手がいない、やめさせられない、そういう人が配属されてきたらどうしますか。
代えられない、辞めされられない。
人事は知らんぷり。
仕方ないから、「叱って」使ざるを得ないのに、その辺がお分かりになっていない。
この件については、「見方が浅い。強者の理論」と言わざるを得ない。
最後に、「共通の目的意識を持たせることが大切」とご指導してくださっていますので、なんとなく納得してしまいますが、なんかねえ。

龍さんも長年売れ続け、「カンブリア宮殿」で有名(有能とは限らない)な人と交わる番組をやっているうちに、ポジションが強者側になってきたような気がしました。
上から目線の人のいうことを鵜呑みにしているとしっぺ返しをくらうかも。
これからの龍さんにはちょっとご用心、かも。

また村上春樹氏もにふれ、「同じように社会的に注目される作品を出し続けているのでライバル視される」という意味のことを述べられていました。
「1Q84」の直後だったの「シンクロニシティじゃん」と笑えました。
龍さんも早く「社会的に注目される」次回作を出してください。
こんな年寄りになって売れなくなった作家が出すような人生訓でない本を。

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