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下町の小さなハンバーグ店に集う、おかしな人たち。みんなちょっとずつ何かが欠けていて、つながりあって、ひとつの命になっている…。生きることのよろこびをギュッととじこめた小説。『文学界』掲載を書籍化。 |
よしもとばなな
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フラダンサーのあざみと、義理の娘オハナ。ふたりは、夫としてまた父として、愛しぬいた男への強烈な思慕を抱えてホノルルに降り立つ。細胞が甘く官能的に動き始めるその地で、ふたりは懐かしい人々に出会い、鮮やかな自然に包まれる。ハワイで彼らが経験した驚きの癒しの旅――。他作品も、同性愛など禁断の愛も盛り込みながら、読後には生きる喜びを強烈に感じさせるものばかり。フラダンスの修業も積み、5年に渡りハワイを行き来した著者がついに発表する傑作ハワイ小説集。 『「波」−あとがきとして』に彼女の思いが詰まっていて、本編を読む前に「あとがき」を読んでからのほうが、しっかり味わうことができるような気がします。 あとがきには「サンディ」の歌う「波」「スティッキー・ミュージック」の2曲がでてきますので、曲を聴きながら読んでもいいでしょうね。 「波」は「サンディ・ウイズ・ザ・ココナッツ・カップス」、「スティッキー・ミュージック」は「サンディー&ザ・サンセッツ」の曲です。 もちろん、スタンダードなハワイアン・ミュージックも。 図書館なら「マヒナスターズ」などの日本人バンドではない本場物のCDが結構あると思いますので、一緒に借りたらいかがでしょうか。 ウクレレならジェイク・シマブクロもいいけれど、ハーブ・オータなどいかがでしょう。 「クワイエット・モーメンツ・イン・ハワイ」や「アロハ・ヘブン」もいいですよ。 ハワイアンを聴いてリラックスしながら、よしもとばななの細やかで深い「親子、家族の情愛」の世界にどっぷりはまり、目をうるうるさせるのがよろしいのではないですか。 紹介文には「同性愛など禁断の愛」とありますが、弟に男関係のことを聞かれたときに、姉が「実はつきあっているのは女性」とカミングアウトするだけ。
そのことで事件がおこるとかいうことはありません。 なぜ意味深な説明をするのでしょうか。 |
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よしもとばなな著 人の心の中にはどれだけの宝が眠っているのだろうか−。時が流れても忘れえぬ、かけがえのない一瞬を鮮やかに描いた傑作短編集。書き下ろし4編に「ともちゃんの幸せ」を加えた5つのラブストーリーを収録。 「ともちゃんの幸せ」は再読でしたが、しみじみしていていいですね。 おいしいものは何度頂いてもおいしいです。 サウスポイントの解説に「本書の続編」云々とあって読んだのですが、さっぱり分かりませんでした。
どこがつながっていたのでしょうか。 |
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よしもとばなな著 日常に慣れることで忘れていた、ささやかだけれど、とても大切な感情−心と体、風景までもがひとつになって癒される短編集。全13編収録。 書庫に「よしもとばなな」を追加しようと読書の履歴をあたってみたら、4年前にこの本を読んでいたことが分かったのですが、いや〜完全に忘れていました。 今回も読み終わってしばらく経つと、内容をすっかり忘れています。 申し訳ない。 しかし、この人は絶対に裏切られない愛情に包まれてきた人ではないか、という印象が残っています。
この作品の前に「サウスポイント」「デッドエンドの思い出」と3冊読んで、親の絶対的愛情がどの作品からもにじみ出ているという気がしています。 他の女性作家と似て非なる大きな点はそこか、とひとり合点しています。 |
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よしもとばなな著 初恋の少年に送った手紙の一節が、ハワイアンの調べに乗って耳に届いた。「ひとの人生を縫い上げる」キルト作家となった私は、その歌い手と「サウスポイント」を訪ねるが…。生命の輝きに充ちたハワイ島を舞台に描く長篇。 上野、水上、ハワイ島が舞台となる小説で、上野の不忍池界隈がすてきな感じで書かれていました。 こんなにきれいだったかなあ。 ウクレレがポイントになっているので、ジェイク・シマグクロのウクレレが聞きたくなり、図書館で4枚ほどがばっと借りてみましたが、ちょっとイメージが違いました。 オータサンやキヨシ小林のほうがイメージに近いかもしれません。 水上や不忍池には行きたくなりませんが、ハワイには行きたくなりました。
また行きたい。 |

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