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「さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ」 秘密を抱いた青年と1匹の相棒が見る美しい景色、出会う懐かしい人々。その旅の行方は…。現代最強のストーリーテラーによる、青年と猫のロードノベル。
ネコの新しい飼い主を求めて、親しい友人たちを訪ねて回るのだが、毎回不調に終わる。
全然残念に見えないし、ネコが飼えなくなる理由も曖昧で、リストラのようだがそれもはっきりしない。
生活が苦しいようなのに、クルマで遠くの友人を訪ねていく。
腑に落ちないまま読み進めていくと、最終章の前二章あたりからきな臭くなり、最終章で…。
有川浩の自分で語りすぎ、がいつも気に入らないが、今回はうまく乗ったように思う
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有川浩
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職業、広報官。取り扱い商品は「航空自衛隊」! 事故により戦闘機パイロットとしての道を絶たれた空井大祐が配属されたのは、広報室だった…。ドラマティック長篇。『E★エブリスタ』連載に書き下ろしを加えて書籍化。
今年3月末。
最終章は主人公が異動先で被災した松島基地で、当時を振り返るものだった。一昨日読み終えたばかりで、昨日、松島基地にブルーインパルスが戻ったというニュースを聞き、うれしくなった。
有川浩の、世話を焼きすぎる母親のような、そこまで書き込まなくてもというところは相変わらずだが、最後まで読んでしまった。
参考図書にも自衛隊関係は全くない。
自衛隊ネタは自家薬籠中の物だし、この作家自身が「自衛隊の広報官」のようなものだ。
ドラマも好評のようだが、読んでからなら、ロケを受ける基地側の大変さや、広報室のプッシュを思いつつ見るという楽しみもできる。
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とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するのだが…。巻末には高知県庁に実在する「おもてなし課」職員と著者の鼎談を収録。
話の筋は悪くない。
彼女得意のあま〜いラブコメも絡めて、これからの観光のあり方が提起されていて、なかなかの力作だった。
が。
なぜか途中でうんざりしてしまった。
ああこれかと思ったのが登場人物の会話の後。
言葉だけでも気持ちが伝わるところで、これをまた解説する文章が続く。
本人もいうところの「何を書いてもベーシックは有川浩だね」というはこのことか。
会話の余韻というか、読者の想像に任せる部分があってもよいのに。
2重攻撃にあったようだった。
これから先、有川浩の作品がすらすらと読めるだろうか。
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小説家の妻とその夫を襲った過酷な運命。彼女は物語を書き続けた。自分を支えてくれた彼のために…。アンソロジー「Story Seller」に発表したSide:Aに、書き下ろしSide:Bを加えた完全版。 |
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「2年間で、劇団の収益から300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」―鉄血宰相・春川司が出した厳しい条件に向け、新メンバーで走り出した『シアターフラッグ』。社会的には駄目な人間の集まりだが、協力することで辛うじて乗り切る日々が続いていた。しかし、借金返済のため団結しかけていたメンバーにまさかの亀裂が!それぞれの悩みを発端として数々の問題が勃発。旧メンバーとの確執も加わり、新たな危機に直面する。そんな中、主宰・春川巧にも問題が…。どうなる『シアターフラッグ』!?書き下ろし。 |

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