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人間は一人でいることはできない。かといって他人と一緒にいると不快なことだらけ。「人間嫌い」のための、居心地のいい人間関係のつくりかたとは。「哲学塾 カント」を主宰する著者が、哲学、日本、若者について考える。
後半、第二部の著者の周囲の青年達の非常識さの印象が強く、前半の「哲学」が吹っ飛んでしまう。
後半だけなら抱腹絶倒。
なんだかんだいっても中島さんはいい人なのだ。
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中島義道
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頭上には電線がとぐろを巻き、街ではスピーカーががなりたてる、ゴミ溜めのような日本。美に敏感なはずの国民が、なぜ醜さに鈍感なのか?客への応対は卑屈で、「奴隷的サービス」に徹する店員たち。その微温的「気配り」や「他人を思いやる心」など、日本人の美徳の裏側に潜むグロテスクな感情を暴き、押し付けがましい「優しさ」に断固として立ち向う。戦う哲学者の反・日本文化論。 |
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「生きていく理由はないと思う。いかに懸命に生きても、いずれ死んでしまうのだから」。日本も人類も滅びて一向に構わない。世間の偽善ゴッコには参加したくもない…。いっぽう妻と喧嘩して首を締められたり、路上ミュージシャンに酒を奢ったり、桜の巨木を見て涙を流したりの日々。「常識に囚われず、しかも滑稽である」そんな「風狂」の人でありたいと願う哲学者の反社会的思索の軌跡。 |
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「仕事とは何だろうか?」「人はなぜ働かねばならないのか?」「生きることがそのまま仕事であることは可能か?」—引きこもりの留年生、三十過ぎの未婚OL、中年サラリーマン、元・哲学青年の会社経営者といった人物との架空対話を通して、人間が「よく生きること」の意味を探究する。仕事としっくりいかず、生きがいを見出せない人たちに贈る、哲学者からのメッセージ。 |
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この世の「悪いこと」はもちろん、ありとあらゆる「よいこと」も「役に立つこと」も、みんな気晴らし。読書論から、心に突き刺さる人生相談まで、硬軟とりまぜた珠玉の文集。 |

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