中島義道

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人間は一人でいることはできない。かといって他人と一緒にいると不快なことだらけ。「人間嫌い」のための、居心地のいい人間関係のつくりかたとは。「哲学塾 カント」を主宰する著者が、哲学、日本、若者について考える。
 
後半、第二部の著者の周囲の青年達の非常識さの印象が強く、前半の「哲学」が吹っ飛んでしまう。
後半だけなら抱腹絶倒。
なんだかんだいっても中島さんはいい人なのだ。
 

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頭上には電線がとぐろを巻き、街ではスピーカーががなりたてる、ゴミ溜めのような日本。美に敏感なはずの国民が、なぜ醜さに鈍感なのか?客への応対は卑屈で、「奴隷的サービス」に徹する店員たち。その微温的「気配り」や「他人を思いやる心」など、日本人の美徳の裏側に潜むグロテスクな感情を暴き、押し付けがましい「優しさ」に断固として立ち向う。戦う哲学者の反・日本文化論。

解説を椎名誠が書いていた。
これは思わぬひろい物。
もちろん解説を最初に読んだ。
中島先生の本を読むといらいらしてくるといい、考え方に共鳴されていた。
日ごろ無意識にすごしていことがいかに変(迷惑)か、浮き彫りになり、自覚してしまうのでいらいらするのである。

最後のほうの「私がどんなに苦しんでいようと、それはある観点から見れば滑稽なのだ」に、この人の本がなぜおもしろいと思うのか、再確認させていただいた。
この先生の主張は正しい。
しかし自分では行動できないので、うしろから「やれやれ!」とけしかけて、騒ぎをおもしろがっている。
高みの見物、卑劣、臆病なんだな。
でも応援しているのですよ。

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「生きていく理由はないと思う。いかに懸命に生きても、いずれ死んでしまうのだから」。日本も人類も滅びて一向に構わない。世間の偽善ゴッコには参加したくもない…。いっぽう妻と喧嘩して首を締められたり、路上ミュージシャンに酒を奢ったり、桜の巨木を見て涙を流したりの日々。「常識に囚われず、しかも滑稽である」そんな「風狂」の人でありたいと願う哲学者の反社会的思索の軌跡。

2002年〜2004年「新潮45」連載をまとめたもの。
たった193ページの文庫本を昨年末から読み始め、年明け3日に読了。
あの中島先生も学科長という妥協の象徴ともいえる役職につかれたせいか過激さがうすれ、年を感じたせいか。
「マイノリティ」に慣れたのかも。

新年1冊目を「狂人」で迎えた。
これは喜ばしいことと思おう。

今年はどうなる。

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「仕事とは何だろうか?」「人はなぜ働かねばならないのか?」「生きることがそのまま仕事であることは可能か?」—引きこもりの留年生、三十過ぎの未婚OL、中年サラリーマン、元・哲学青年の会社経営者といった人物との架空対話を通して、人間が「よく生きること」の意味を探究する。仕事としっくりいかず、生きがいを見出せない人たちに贈る、哲学者からのメッセージ。

内容紹介には「哲学者からのメッセージ」とありますが、中島先生得意の「マイノリティからのメッセージ」だと思いました。
とにかくマイノリティ哲学者の言うことなので、ややこしいったらありゃしない。
09年のSW中持って歩いたのですが、ちっとも進みませんでした。
自らの20代30代40代50代を擬人化したと思われるA氏、B嬢、C氏、D氏を俎上にあげ、社会に出る意義を説いているのかと結論づけて本編をようやく読了しました。
ほっとして頁をめくると解説が…。
この斎藤美奈子さんの解説が最高でした。
「わからん」と言いつつ、さばさばとしかししっかり読み解いてくれて「ありがとう」と言いたいです。
本編が解説に食われるという珍しい本でした。

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この世の「悪いこと」はもちろん、ありとあらゆる「よいこと」も「役に立つこと」も、みんな気晴らし。読書論から、心に突き刺さる人生相談まで、硬軟とりまぜた珠玉の文集。

中島義道先生と言えば「ぼくは偏食人間」「ウイーン愛憎 続」「私の嫌いな10の言葉」を読ませていただき、筋金入の偏屈(失礼!ほめているつもりです)と思っていたのですが、50歳を越え、大分角がとれたようだと言うのが感想です。
あえて周囲との不協和音を求めるような文章を今回も期待したのですが、あきらめてしまったのか、どうでもよくなったのか、年をとったということでしょうか。
「気晴らし、人生相談」は笑えました。
先日車谷長吉先生の人生相談を朝日新聞で読みましたが、仏教のうんちくを述べただけで紙数が尽き、何が助言だったのか、起き抜けのぼうっとした頭にはわからない代物でした。
それに比べ、きっちり詰めた上でやりこめる。やはりこうでなくては。
日垣隆と相談者に対するスタンスが似ています。

最後の呉智英との対談「騒音撲滅、命がけ(+呉智英)」でラウドスピーカー騒音のひどさについて、お話されていますが、ほんとうに静かな地方都市ほど騒音に無関心なのか、自らが騒音公害をまきちらしていることに気付きません。
風の音、波の音、虫の声など、静かさに価値があるのに、津軽海峡で「津軽海峡冬景色〜♪」の類が多く、噴飯ものです。
もう一息、音に対して敏感であるなら看板、幟旗、不必要な夜間照明などの景観公害も追求していただければと思います。

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