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これは怪談話や妖怪話に該当しないかも知れませんが… ボクの心に引っかかっている不思議な体験を話させて頂きます。 ボクには兄がいて、ボクと兄の間に2人の姉がいます。 これは下の姉に起こった出来事で、実際にはボクがまだ小さかった頃のことなので記憶としては断片的にしか残っていません。それ故、後から聞いたことも組み合わせた上でお話致します。 今ではもうすっかりその痕跡が消えてしまいましたが、昭和30年代の終わりまでは、西浜にある和歌山工業高校から真っ直ぐに西に進んで松林を超えた先には、南北に大きく広がる幅約3kmほどの立派な砂浜「水軒浜」が広がっていました。 当時、近くに住んでいたこともあって、家族に連れられて兄弟一緒によく遊びに行ったものです。 その頃はまだボクはオムツが取れたか取れてなかったかくらいの年齢だったので水が怖くていつも海には近寄らず、水際付近でその浜独特のちょっと黒い砂で山を作ったりして遊んでいました。そしてその日は、姉達も水着に着替えないまま、ボクと一緒になって衣服が濡れない程度に水際で遊んでいました。 ところがそんな中、下の姉の姿が急に見えなくなり、ちょっとした騒ぎになりました。 暫くすると海の中から下の姉がずぶ濡れになって現れ、何故か「溺れかけた」と言い出しました。 その日は、とても穏やかな日和で急にさらわれるような高い危険な波があった訳ではありません。なのに、水際で遊んでいたはずの姉がなぜ溺れかけたのか…。 下の姉の話では、水際で砂遊びをしているとふと誰かに呼ばれた気がして、振り返ると海の方から白い服を着た女の人が、自分に向けて何度も何度も手招きをしたらしいのです。 「あっ、手招きしてる…」と思いながら暫くそれをボーっと見ていた姉は、気が付いたら何故か海の中で溺れていた、と言いました。 ただ、海の中で溺れていたら、運よく誰かが腕をぐっと掴んでくれて、急に引き上げてくれたので何とか助かった、と言うのですが… 姉が海面に顔を上げて慌てて周りを見渡した時には、不思議なことに周りにはもう誰も居なかったというのです。 もうひとつ…不思議なことに下の姉は小さなころからスポーツが得意で、水泳も出来て、足が届かないところでも平気で泳ぎ、溺れる心配のない子供だったのです。 「何アホなこと言うてんの?この子は…服濡らしてしもて!」 子供の話など当時の親は聞く耳を持ちません。 母に叱られて、海の家で「一人だけずぶ濡れの下着姿」になって、かき氷を頬張る下の姉の姿を収めた家族写真が、その当時の出来事を物語る証拠として、今も家族のアルバムに残されています。 その写真を見ながら、今でも姉は言いますよ。 「ほんとに自分でも不思議なことやった」と…。 それを聞いていて、ボクは思うんです。 大雨で増水したとか、台風で水かさが増したとかでなく、ごく普通なときに何てことない日中の水辺で小さな子供が水死するニュースって、ありますよね? あれって「あの子も手招きされたんかなぁ〜」ってね。 この話は本当に不思議なことだらけで、姉自身どうやって海に入って行ったのか?助けてくれた人が何故何処にも居なかったのか?全然分からないと言ってましたが…
ボクが思うに、助けてくれたのは人じゃなかったんじゃないかなと。もしかしたら、悪霊によって海中に引き込まれそうなところを姉の守護霊か何かが助けたんじゃないかなと…そんな非現実的な結論に行きあたってしまうんですよね。 だって、姉が溺れたという辺りは岸から離れ、大人でも足が届かないほど深かったらしいですから。 |
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いやいや、充分に怪談ですよσ^_^;
守護霊はご先祖ですかね。
僕もお墓詣り行かなきゃ
[ MURO ]
2015/3/18(水) 午後 9:16
某氏も某所で書かれてたように「墓参り」は大切ですよね〜w
2015/3/19(木) 午前 11:48