燃えること

『気づきは恵み』です。 新しい年になりました。今年も宜しくね!

☆いじめについて考える

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立ち向かわなくてもいい

大リーガー・松井秀喜さん

 君は、無理して立ち向かわなくていいんだ。

 学校やクラスにいても楽しくない。仲間にうまく入れない。それなら、それで、別にいいんじゃないかな。だれかがつくった世界に君が入らなければいけない、ということはないんだよ。

 それより、君には、居心地のいい場所で、自分の好きなことに夢中になってほしい。何かに没頭(ぼっとう)することによって、いやなことが気にならなくなることって、あると思うんだ。逃げるんじゃない。自分から好きな世界を選ぶんだ。その中で同じ夢を持った友だちに出会うこともあるだろう。新しい仲間ができるかもしれない。

 ぼくは小さいころ、体が大きいだけでなく、太っていた。それを悪く言う友だちがいたかもしれない。ぼくはまったく気にならないタイプだからコンプレックスを感じることもなく、ただ大好きな野球に没頭していた。そのうちに、自然と体も絞(しぼ)れてきた。もちろんいい仲間とも、たくさんめぐり合うことができた。

 だから君にも大好きなことを見つけ、自分の夢を持ってほしいんだ。スポーツが好きな人もいれば、音楽が好きな人もいるだろう。何かを書いたり、つくったり。見ることでもいい。どんなことでもいいんだ。大好きなものに出会えたら、それを大切にして欲しい。

 君をいじめている人がいるとしたら、その人もきっとつらい気持ちでいると思う。だって、人をいじめることが夢なんて人はいないはずでしょう。いじめは夢の遠回りなんだ。その人にも、自分の夢を早く見つけて欲しいと言いたい。後悔(こうかい)するような時間は、短い方がいいからね。

 だから、いま君が立ち向かうことはないんだ。


(朝日新聞2006年12月6日掲載)

「ケ・セラ・セラ」と思うことも必要かも。
「やるだけやった。後は運を天に任せよう。」と思えたらいいな。
そのときには・・・自分の世界も一つの方法かも・・。

無理に変わらなくていい

シンガー・ソングライター、川嶋あいさん

 歌手を目指して福岡県から一人、東京へやって来ると同時に高校に入学しました。芸能コースで有名な私立で、同級生はすでに芸能界入りしている子や、おしゃれな子ばかり。自分がとても浮き上がって感じました。

 自分ではあたりまえだった福岡の方言に、まわりは「変だよね」「面白い」と言います。言われたほうは、面白いはずなんてないんです。毎晩(まいばん)、故郷の母に電話して、「気にせんときぃ」と慰(なぐさ)められていました。

 〈絶望のとなりにはいつでも/希望がいたりするでしょう〉

 「天使たちのメロディー」という歌は、当時の孤独(こどく)な思いから何とか立ち上がりたいとの気持ちを込めてつくりました。

 なじむまで1年かかりました。渋谷の街での路上(ろじょう)ライブをくりかえすようになってから、自分から心を開いて話せるようになりました。

 心から打ち込めることがあれば、傷つけられても小さなことだと思えます。私の場合は歌でした。やりたいことが見つからない間は、なにもしなくたっていいんです。必ず、何かとめぐりあう時が来ますから。

 今も、自分に自信が持てずに人見知りをします。何でも自分から話せるような人がまぶしく見えます。そんな時、「お前はお前なんだからいいよ」と言われると、すごく助かります。無理に変わらなくていい。難しいけれど、自分のことを欠点ごと、自分で認めてあげられたら、少し楽になると思います。

 自信が持てない人ほど、誰かに相談するのは気が重いものです。でも本当に追いつめられた時は、絶対に相談して下さい。まわりの大人の人も、その様子にきっと気づいているはずです。


(朝日新聞2006年12月12日掲載)

いじめられてる人。
どうして・・?という疑問とともに自分を問い詰める。
そしていじめられるのは自分が原因と。
いいや、違うのです。
自分が悪いのではない。
変わらなくて良いよ。
そういってあげられる人がいたらいいな・・・。

違う出会いが待っている

ジャーナリスト・鳥越俊太郎さん

 15歳の君が1年間、いじめられているとします。時間に直して考えると、24時間×365=8760時間です。仮に16歳になった君がその先60年間生きたとします。何時間残っていますか? 約53万時間です。

 命の時間を考えてください。いじめっ子に出会っている時間は、命の長さを直線としたら、その長い人生の、ほんの1点に過ぎません。少しだけがまんすれば、ワクワク、ドキドキすることがいっぱいの時間が待っているのです。

 中学校でいじめられても、高校へ行けば、新しい友だちができる。大学になると、もっと別な出会いがある。社会に出れば、全くの別世界です。

 いじめられると、その時は、とっても大変なことのように思えるかもしれない。けれど、それがすべてと思わないでほしい。もう真っ暗で、どうしようもない、やっていけないと思うかもしれない。でも、明けない夜はない。朝までの間、ちょっと目をつぶって立ち止まってください。違う世界が開けてきます。

 いじめは、一人の人間の心の中に差別(さべつ)や偏見(へんけん)などとともに、同居しているものです。いじめられていた子が、いじめる側に回ることも起きます。いじめはこの社会からはなくならないと思っています。

 僕も子どもの時、いじめにあい、石を投げられたりしました。でも、近所の体のでかい、強い友だちが「ちょっと待った」といっては、救ってくれました。地域社会があって、がき大将がいた時代でした。

 僕は、66年生きて、去年、がんの手術をしました。君がいま捨てようとしている命のために、病気と闘っている人がいることも知ってほしい


(朝日新聞2006年12月14日掲載)

生きる、生きたい。
それに執念を燃やしていた鳥越さん。
彼の言葉は重い。

大きな夢が支えてくれる

漫画家・松本零士さん


 あなたはいじめられて悔しい思いをしているだろう。涙を流しているかもしれない。その涙は恥ではない。有史以来の英雄もどんな人でも、泣いたことのない人など、ひとりもいないはずだ。絶望しないでほしい。いつか笑う日がくることを信じてほしい。

 あなたの人生ははじまったばかりだ。目の前には、時間という宝物がある。無限大の可能性がある。未来は両手を広げてあなたを待っている。

 人はみんな何かをなしとげるために生まれてくる。それぞれ果たすべき役割がある。

 自分は何のために生まれてきたのか。それはいまわからなくてもいい。必ずわかるときがくる。いずれ、自分はこうなりたいという夢が見えてくる。

 それが、どんなに大きな夢でも恥ずかしがることはない。夢は、大きければ大きいほどよい。年をとればとるほど、夢は縮んでいく。だから夢の土台は大きくかまえなければいけない。

 あざけられたり、ひやかされたりしてもかまわない。いちど見つければ、あとは夢があなたを支えてくれる。だれに何を言われても気にしなくていい。大人には時間がない。あなたにはある。なにより自分の人生は自分で決めるべきものだ。

 さびしくなったら、ひとりぼっちではないことを思い出してほしい。お父さんとお母さんがいたから、あなたがいる。お父さんとお母さんも、そのお父さんとお母さんがいたから、生まれてきた。

 あなたの体の中には、ものすごい数の先祖代々の思いと夢がつまっている。あなたは、それほど多くのものを受け継いでいる、とても大切な人間なのです。


(朝日新聞2006年12月16日掲載)

松本零士らしいお話ですね。
みんなの思いが自分に託されている。
みんなの夢を担っている。
夢を持って、未来を見て、たくましく生きていって欲しい。
ですね。

いじめられている君へ

広い海へ出てみよう

東京海洋大客員助教授・さかなクン

 中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。

 でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。

 広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。

 中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。話をきいてあげたり、励ましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。

 ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。


(朝日新聞2006年12月2日掲載)

広い海へ出てみよう・・・
さかな君らしい発想。
いいですね。
世間が狭くなりがち。
大きな世界をのぞくと、人生観が変わるかも・・。

Grand Canyonにはショックを受けました。
地球の年輪を見て、人生観が変わりました。

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