探訪 香る花たち

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前回ラベンダーバンドル(スティック)の作り方を掲載しましたが、できあがりの写真がありますので、ここに載せたいと思います。


○使用したラベンダーは、グロッソ(ラバンディン系)というラベンダーです
イメージ 1


○たくさんのバンドルが出来上がりました。吊して飾れるよう、輪をつけてみました。
イメージ 2

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○2色のリボンで作ると、こんな風になります。(ラベンダー13本使用)
イメージ 4


○3色の3mmリボンで、ラベンダーを25本使ったバンドルです。ボリュームがでます。
イメージ 5


○小さなバンドルを3本合わせ、ブローチにしてみました。
イメージ 6


是非お試しください。
イメージ 1

イメージ 2ラベンダーバンドル(スティック)は、穂先をリボンで編み込んだ、香り高いクラフトです。

花を包み込むように穂を折り、茎を縦糸に、リボンを横糸に見立て、平織りの要領で編み込みます。

制作にはちょっとしたコツがありますが、さほど難しくありません。

もし新鮮なラベンダーの穂が手に入ったら、是非ラベンダーバンドル作りに挑戦してみてください。

出来上がったバンドルは、玄関先に置いたり、デスクの上に置いたりと、

身近なところで香りを楽しむことが出来ます。

ドライフラワーと違い、花が落ちる心配が無いのがいいですね。


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●材料の準備

ラベンダーは、比較的穂先の長い、ラバンディン(ラバンジン)系が作りやすいですが、

アングスティフォリア系(イングリッシュ系)ラベンダーでも大丈夫です。

材料の準備で重要なのは、ラベンダーの鮮度です。

後ほど説明をしますが、茎の部分を折り返しますので、

あまり乾燥が進んだ茎の場合、曲がらずに折れてしまいます。

出来れば、刈ったその日に作ることがベストですが、

もし翌日に持ち越すなら、濡らした新聞紙などに包み、穂全体の乾燥を防ぐようにして保存しましょう。

またリボンは、幅を変えるといろいろなバリエーションが楽しめますが、

最初は6ミリ幅のサテンかシルクを用いるといいでしょう。

片面のリボンでも問題ありませんが、見栄えをよくするには両面のリボンをお勧めします。


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●バンドルの制作

(1)材料の穂先から、葉を取り去ります。

ラベンダーバンドルは、茎の部分を縦糸に見立てますので、不必要な葉はすべて落としておきましょう。


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イメージ 3(2)同じ長さの穂を集めます。

ラベンダーバンドルは、必ず奇数本で制作します。

(偶数で編み込む方法もありますが、ここでは説明しません)

最初は11本または13本くらいから始め、慣れたら本数を増やすといいでしょう。

ここでは同じ長さの穂を、11本または13本集めましょう。



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(3)リボンを準備します。

リボンは、穂の数やリボンの幅により、使う長さが異なります。

標準的な13本で6ミリ幅のリボンを使う場合、1.5メートルほど使いますので、

最初に使う色を決めたら、必要な長さに切って用意しておきましょう。


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イメージ 4(4)花の付け根部分を揃え、リボンで固く結びます。

リボンは、片側を穂先の長さよる少し長く残し、花の付け根を揃えて固く結びます。

結び方に決まりはありません。普通の堅結びでいいでしょう。


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イメージ 5(5)リボンで結んだところで、茎の部分を折り返します。

茎の部分を折り返し、花穂を包み込むようにします。

このとき、茎を折らないよう、ゆっくり慎重に作業しましょう。

コツとしては、折り曲げるとき、少し茎をひねるようにすると、

繊維に柔軟性が出て、折れにくくなるようです。


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イメージ 6(6)長く残したリボンで、茎を織り込みます。

長く残したリボンで、写真のように平織りにします。

1、2段目の織り込みが、最初は難しく感じると思います。

コツとしては、折り曲げた茎を曲げすぎず、ヘリコプターの羽のように広げておき、

リボンが下を通る茎の時は、リボンを回して茎をおろし、

上を通るときは茎をおろしてから、リボンを回すようにすると、

1段目が上手く織り込めると思います。

2段目まで折り込みが終われば、あとは比較的簡単に、織り込みが行えると思います。

このとき、短く残したリボンは、ラベンダーの花の部分に入れて、織り込まれるようにします。


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イメージ 7(7)花を囲うところまで織り込みます。

花をすべて包み込むところまで、織り込みを行います。

このときのコツですが、ふっくらとしたバンドルにしたければ、

織り込みながら花を軽く押し込むようにします。

あまった茎や葉を裁断し押し込む方法もありますが、

少し難しいので、もう少し慣れてから挑戦してみましょう。


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(8)乾燥をさせましょう。

ここまで出来上がったら、いったん乾燥を行います。洗濯物を干す装具などに吊し、部屋で陰干しします。

注意としては、乾燥前に密閉した容器や袋には、入れないことです。

時期にもよりますが、湿気によりカビが生えてしまうことがあります。

パッケージするなら、十分乾燥させてから行いましょう。

また乾燥後は、穂が全体的に折れやすくなりますので、その後の作業は慎重に行いましょう。


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(9)締め込みを行いましょう。

乾燥すると、花や茎が多少縮みますので、リボンが少しゆるみます。

千枚通しなど、先の細い道具を使い、リボンの締め込み(増し締め)を行いましょう。


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イメージ 8(10)茎の部分をリボンで巻きます。

茎の部分の処理には、いろいろなやり方があります。

ここでは、茎の部分もリボンで巻き込むようにします。

コツとしては、茎の先端でリボンがずれないように、先端を2つに分けて、リボンを挟み込むことです。

これで出来上がりです。



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イメージ 9ラベンダーバンドルは、工夫次第でいろいろなバリエーションが楽しめます。

リボンの太さを変えたり、色を途中で変えたりすると、また違った雰囲気のバンドルが作れます。

また穂の本数も、より多くすると、ボリューム感のある違った雰囲気のバンドルが出来ます。

ここに紹介したのは、一つのやり方であり、絶対的な方法ではありませんので、

もし面白いバンドルが出来たら、是非私どもにも、お教えいただきたいと思います。


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イメージ 10最後に、応用として、ラベンダーブローチをご紹介しましょう。

バンドルと基本的な作り方は同じです。やや小さめの穂を5本用意し、

3ミリ程度の細いリボンで織り込みます。出来上がったら、

2本を一組として安全ピンでクロスに束ね、ブローチにします。

胸元にほんのり薫るラベンダーの香りが、きっと心を癒してくれることでしょう。


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その1からお読みいただければ幸いです。

イメージ 1


◆「属名」「小種名」をもう少し掘り下げる
「属名」は、人名、地名、植物の特徴を表す言葉がもとになっています。
例えばツバキの「Camellia」は、旧チェコスロバキアの薬剤師、G.J.Kamelの名前をもとに、
ラテン語化されたものと言われています。
そのため、「属名」は名詞の形態となりますが、ラテン語の名詞には、
男性名詞、女性名詞、中性名詞があります。
各々語尾に特徴があり、男性名詞には「〜us」、女性名詞には「〜a」、
中性名詞に「〜um」が付くことが多く、判断の目安になります。
ただし例外も多いので、注意は必要です。
一方「種小名」は、人名、地名、形や色など、主に形容詞として表現する言葉がきます。
例えば、ラベンダーの学名「Lavandula officinalis」の「officinalis」は、「薬用の」
または「薬局で売られる」という意味があります。
「種小名」の意味を、ラテン語の辞書で調べてみると、新しい発見ができるかも知れませんね。
「種小名」の一例
communis   普通の      例)Juniperus communis    (ジュニパー)
graveolens  強い香りを持つ  例)Pelargonium graveolens  (ゼラニウム)
sylvestris  森林生の     例)Pinus sylvestris   (パインニードル)
flexuosus   屈曲生の     例)Cymbopogon flexuosus   (レモングラス)


◆まとめ
私たちアロマを楽しむもの達にとって、学名は精油のルーツを知る手がかりと考えればよいと思います。
過去に使った精油の香りが気に入ったら、説明に書かれている学名をメモし、
次に精油を選ぶ時の参考にするとよいでしょう。
もちろん同じ学名の精油でも、栽培方法、土地の条件、精油に加工する時の方法などで、
香りは異なります。
最後の判断は、ご自身で香りを確認することですが、その前提として、
学名を確認することは、大いに意味があると考えます。
少し難しい話になりましたが、私自身も植物学の専門家ではありません。
いろいろな文献を調べ、植物学としての学名を勉強したに過ぎません。
もし、この内容に誤りや不備があれば、是非ご連絡ください。どうぞよろしくお願いします。


◆参考文献
 ●植物学のおもしろさ 本田 正次 著
 ●アロマテラピー完全マスターブック ケミリー園子 著
 ●植物の名前の付け方 L.H.ベイリー 著
 ●日本大百科全書 小学館
 ●薬用植物に親しむハンドブック 内藤記念くすり博物館
 ●ヤマケイポケットガイド ハーブ 亀田 龍吉 著
(注)各種ウエブサイトの情報も参考にさせていただきました。


◆あとがき
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
いやぁ「学名」…、奥が深いです。
学名は、植物学だけでなく、生物学全体で考えられた表現方法です。
整合性や普遍性を前提としていますが、それは研究の世界で使うものだからです。
ここでご説明した内容は、アロマを楽しむ私たちが、知っていれば役に立つ部分を、
抜粋して記載しました。
精油を買い求める際に、学名にも興味を持っていただき、
皆さまのアロマライフがより充実することを願ってやみません。
私自身は、学名を調べるうちに、植物学についても、今まで以上に興味を持つようになりました。
庭に生えてるハーブの葉っぱを見ると、過去誰かが発見し学名を付けたのだと、妙な感慨を覚えます。
これをきっかけに、植物学の本でも読みながら、もう少し深く追求してみようかと思う、今日この頃です。


(PS)
ところで人間の学名ってご存じですか?
答えは、「Homo sapiens(ホモ・サピエンス)」です。もちろん、これも二名法での表現ですね。
もう少し上位から言うと、「霊長目(Primates) ヒト科(Hominidae) ヒト属(Homo)」
となります。



‥‥おわり
その1からお読みいただければ幸いです。

イメージ 1


◆学名の表示方法
学名の「属名」と「種小名」は、イタリック体(斜体)で表示する決まりになっています。
「命名者」は通常の活字体で表示します。
また、「属名」と「命名者」は必ず大文字から書きはじめ、「種小名」は小文字から書き始めます。
これらは、学名を表記するときの約束事なので、書き写す時には、意識して行いましょう。
(注)このブログでは、便宜上、通常のフォントを使用しています。


◆亜種や変種の表し方
植物の品種改良は、過去さまざまな形で研究され、日々優良品種が生まれています。
最近では、遺伝子操作という技術も加わり、もはや全体を把握するのは不可能だと思われます。
そのような中、ひとつの植物にも、さまざまな亜種、変種、品種が存在する場合があります。(★1)
このような場合、学名は次のように表現します。
●亜種:二名法の記述に続けて、「subsp 〜」と継ぎ足します。「〜」が亜種の名前になります。
「subsp」の代わりに、「sp.」が使われることもあるようです。
「subsp」「sp.」は、「subspecies」の略です。
  例)エゾアジサイ:Hydrangea macrophylla Ser. subsp. Yezoensis Kitamura
    「subsp」より前が、母種を表します。
●変種:二名法の記述に続けて、「var. 〜」と継ぎ足します。「〜」が変種の名前になります。
「var.」は「varietas」の略です。
  例)ビターオレンジ:Citrus aurantium var. amara
    「var.」より前が、母種を表します。
●品種:二名法の記述に続けて、「forma 〜」と継ぎ足します。「〜」が品種の名前になります。
  例)シロバナハマナス:Rosa rugosa Thunb. forma alba vare
    「forma」より前が、母種を表します。
その他にも、園芸品種を表す、「cv.」(cultivata varietas)等もあり、
これらの変化が、学名を複雑に見せていると思われます。
アロマを楽しむ私たちは、「属名」「種小名」「命名者」の後に「var. 〜」などと書かれていたら、
「var.」の意味が変種で、その前までが母種を表すという仕組みを理解できれば、
混乱なく学名を解釈できると思います。
●亜種:生物分類上の一階級。種の下の階級。種として独立させるほど大きくはないが、
変種とするには相違点の多い一群の生物に用いる。ただし、種と亜種とを分ける明確な基準はない。
●変種:全体としてはその種類に入りながら、少し違っているもの。
●品種:生物分類上の一段階。種より下の階級の一つで、基本的には同一種であるが、
一、二の形質に異なる点のあるものを品種として区別する。


◆学名の不規則変化
学名は、どうやら権威を重んじる名前のようで、命名者の記述などに、
たびたび不規則な表現を目にします。
例えば「et」という言葉ですが、これは英語の「and」に相当するラテン語で、
命名者を複数記述したい時の接続詞として使われます。
また過去の命名を訂正した場合など、「ex」という言葉が使われます。
これは英語の「from」に相当に、誰々によればと、過去の命名者を列記する時に使う接続詞です。
その他、植物図鑑を見ていると、本来は理路整然と並ぶべき学名が、
実にさまざまに表現されていることに驚かされます。
ただ、アロマを楽しむ私たちとしては、言葉の意味くらいを知っていればよいと思います。



‥‥つづく
その1からお読みいただければ幸いです。

イメージ 1


◆学名は何語?
学名は、原則としてラテン語が使用されます。
なぜかと言えば、現在日常会話として使われていない言語だからです。
よく「言葉は生き物」と言いますが、日常会話として使われている言語は、
最近の日本語を見れば明らかなように、常に変化をしています。
そのため、正確第一の学名においては、変わらぬ言語を使用することが望ましいと考えたのでしょう。


◆学名の発音
学名の発音は、その国の言語に沿って、行われているようです。
日本語で言えば、ローマ字読が基準と言うことですが、
実際には人や文献によって微妙に異なるので、注意が必要です。
例えば、ツバキの学名「Camellia」は、「カメリア」「キャメリア」などと発音され、
カタカナ表示されています。
またラベンダーの「lavendin」は、「ラバンジン」「ラバンディン」などと言われています。
どうやら学名の発音は、統一されていないようです。
「植物学のおもしろさ(本田正次著)」によると、
学名は文字として正確に伝えることが重要で、発音は各自の自由であってよいと著述されています。
個人的には、日本語として統一した方がよいと思いますが、
実際に冊子などでさまざまな言い方が混在している現状では、少し難しいかも知れません。
まあアロマの世界も、「アロマテラピー」と「アロマセラピー」という言い方がありますので…。
アロマを楽しむ私たちは、「違う発音や表記の可能性がある」と言うことを頭に入れておけば、
混乱せずにすむと思います。


◆二名法という構成方法
学名は、二名法という表現を用います。
ちょっと難しそうですが、基本はそれほど複雑ではありません。
カモミールローマンを例に、学名を見てみましょう。
 学名 Chamaemelum nobile
よく見ると、「Chamaemelum」と「nobile」という2つの言葉からできていることが解ります。
最初の「Chamaemelum」を「属名」といい、次の「nobile」を「種小名」と言います。
植物学の文献などでは、よく人の姓名に例えられますが、「属名」を姓、「種小名」を名と考えると、
解りやすいかもしれません。
人の姓に相当する「属名」は、「○○科○○属○○種」などと言うときの、
「○○属」に相当し、「種小名」は「○○種」に相当します。
ちなみに分類の階層は、上から順番に「界」「門」「綱」「目」「科」「属」「種」となっていています。
また中間に階層をおくときは、「亜」をつけて「亜属」「亜種」などと呼びます。
ここから解ることは、植物の学名は「属」に相当する「属名」と、
「種」に相当する「種小名」の2つを連ね、人の姓名と同じように表すと言うことです。


◆命名者の名前
さらに二名法の規則では、「属名」「種小名」の後に、命名者の名前を付け足すことになっています。
例えば、ツバキの学名は「Camellia japonica Linnaeus」ですが、
最後の「Linnaeus」が命名者の名前になります。
また命名者の名前は、姓(ファミリーネーム)に相当する部分を、フルスペルで表現することが原則ですが、
頭文字だけを略して「Camellia japonica L.」と表現する文献も、多く見受けられます。
アロマを楽しむ私たちには、命名者を意識する必要はないと思います。
「属名」「種小名」の後に、なにか名前らしきものが付いていたら、
命名者の名前なんだと気づけばいいと思います。



‥‥つづく

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