『僕は妹に恋をする』 青木琴美:小学館 ◆ 全10巻
結城頼と郁は双子の兄妹。
小さい頃は仲が良かったが、今は何でも出来る頼と何も出来ない郁は似てない双子。
ある日、頼は寝ている郁に突然キスを・・・!
少コミの作品なのでエロありです・・・。
過激なシーンが多いので賛否両論あると思いますが、私は結構好きです、この漫画。
エロいからじゃないよ?
細かいツッコミどころは多々ありますが、それよりも頼の思いに泣けました。
成績優秀な兄・頼と、頭の悪い妹・郁は、中身も容姿も似てない双子。
幼い頃は仲の良かった二人だが、いつからか頼は郁を避けるように・・・。
何も出来ない自分に嫌気がさしてるんだと思っていた郁だが、実は頼は幼い頃から郁に恋愛感情を抱いていた。
ある夜、寝ている郁に突然キスをし告白した頼。
郁は双子の兄を失いたくないという思いから、頼を受け入れる。
兄妹ネタは少女漫画にはよくある設定なんだけど、たいてい義理っていうのがほとんど。
実の兄妹だとしても、幼い頃に別れて血が繋がってるとは知らずに再会するとかはあったけど、これは小さい頃から兄妹として育ってきたのに恋心を抱いてしまうという設定で、なかなか珍しい。
小さい頃から郁が好きだった頼。
思春期になって、その想いが爆発しちゃったんですね〜。
郁は恋愛感情というよりはやっぱり家族愛の方が強いと思うんだけど、頼を失いたくないとその想いを受け入れるが、強引だけどストレートな愛情表現をしてくる頼にどんどん惹かれていく。
そして禁断の恋へ突っ走っていく2人・・・。
まぁ、途中郁の友達で頼の元カノの友華ちゃんの妨害にあったりするんだけど、頼の親友・矢野くんという協力者もあり、二人の関係はまわりに気付かれずにすむ。
がしかし、母親が気付きはじめる。
お約束の「兄妹じゃないかもしれない」という疑惑も出てきます。
結局2人は血の繋がった兄妹だったわけだけど、そこの話は意外な結果で面白かった。
郁がかなりのおバカさんの設定なんだけど、ほんとにバカなのよ。
2人が似てない双子っていうのを強調したかったのもあるかと思うんだけど、きっと恋愛に対する意識の違いってのも強調したかったのかなと思う。
頼は結構先のことまで考えてて、もちろん結婚できるわけでもない、郁を幸せに出来るわけじゃない、と最初から絶望感みたいなのを抱いてるんですよね。
けど、郁はただ頼のことが好きなだけ、頼のことを好きになれて幸せって感じなんですよ。
その違いがハッキリしたのが森さんが登場してから。
郁のクラスメイトの森杏沙。
杏沙の父・森裕吾は2人の両親とは学生時代の友人。
母親の咲となにか関係がありそうなことと、裕吾が頼と似ていることから、頼の父親は裕吾ではないか、杏沙とは異母兄妹ではないかと考える頼。
この時、郁と兄妹じゃないかもしれないと思った頼は喜ぶんだけど、郁は頼が自分ではなく杏沙の兄かも知れないということを嫌がったんだよね。
頼が自分の兄で良かったって思ってる。
頼がよく「郁は何もわかってない」って言ってたけど、多分こういうことだと思う。
このために郁をおバカなキャラにしたのかな〜と。
だとしたら、青木さん、なかなかやるなぁ・・・。
ただ、頼の外部受験の理由は「郁を忘れるため郁から離れる」だったのに、郁と両思いになったんだから別に出て行かなくても良かったんじゃない?
結局「このままだとすぐ親にばれるから、離れることでこの恋を守る」って理由にすり替わっちゃって。
守るとか言ってるわりには、目盗んで会って、寮に連れ込んだり無断外泊したり、問題ばかり起こして退学処分になっちゃうし。
この辺はちょっとうだうだしてたな。
あとは頼の想いがとにかく切なかった。
妹にこんな感情を抱くなんて、自分は頭がおかしい、汚れてると自分を責め続けたり、郁と結ばれた後も、幸せに出来ないのに何も分かってない郁を引きずり込んだ、と後悔したり・・・。
2人でいることに幸せを感じながらも、つねに罪悪感や絶望感を抱いている頼の姿に泣けました。
この辺が、ただエロいだけの漫画とは違うところかな〜。
この漫画はエロ無しでも十分人気出たと思いますけどね。
まぁ少コミの方針なんだからしょうがないか・・・。
ラストは「読者の方のご想像にお任せします」みたいな締めだったけど、私はありかな〜って思います。
ただあのあと、頼がどうやって弁護士になったのか、すごく疑問・・・。
しかし、結城家は立派な一軒家なのに、なぜ子供部屋が一室なの?(・_ .*)?
いくら双子の兄妹とはいえ、年頃の男女を同じ部屋にするなんて親は何考えてるの?
いろいろと激しく疑問を感じるところはありますが、その辺はすっとばして読むのがいいでしょう。
頼と矢野くんという2人のイケメンに想われる郁ですが、私なら矢野くんがいいなぁ・・・。
大人だし、優しいし、金持ちだし!
自分も郁の事が好きで頼に宣戦布告とか大胆なことしちゃう割には、ちゃんと2人が会える様に協力してあげるところがステキ!
郁についつい意地悪なことを言っちゃう不器用さもグッ!
松本潤主演で映画化もされましたが、そっちはどうなんでしょうね。
私はまだ観てないけど、ツタヤに行ったら1本残らずレンタルされてた。
私は旧作になるまで待ちます。
♪ここがツボ♪
「セックスする以外で 汗流したくないから」(2巻・頼のセリフ)
( ゚∀゚)・∵ブハッ!!こんな中学生いねーよ!!あ〜笑った・・・。
「ごめんな郁 好きになって ごめん」(3巻・頼のセリフ)
郁と初めて結ばれた後、眠る郁の横で涙を流す頼。ここでいっきに頼が好きになった!
「''2人で幸せになるためにどうしたらいいか''って
そういう相談をしてよぉ・・・!」(10巻・郁のセリフ)
この恋を諦めようとする頼に対し、結構郁は前向きなんだよね。
郁は郁なりに真剣だったんだね・・・。
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僕妹はすっごい王道のお話ですよね!!
ツッコミどころは満載ですよね;エロい場面が無駄に多くてあまり好きじゃないんですけど、これを小学生が読んでたりするのかと思うと怖いです。
2007/9/10(月) 午後 11:12
初めて読んだ時、「今の少女漫画はこんなにすごいのか!?」ってビックリしましたよ〜。
確かに無駄にエロが多い。年齢制限するべきだよね、コレ・・・。
2007/9/11(火) 午前 8:39
私これダメでした。(スゴイことですよ!私がこんな新しいマンガ読んでるなんてっ!w)でもよぅちゃんのレビュー読んで、「あぁ、こういう捉え方もあるのか」と。
私も郁は矢野くんにすべきだと思います。お金持ちだし(笑)
それにしてもタイトルからヤバイですよね〜。ストレートすぎるw
2007/9/11(火) 午後 11:50 [ nangoku ]
おぉっ?めずらしいですねぇ、新しい漫画を読むなんて!
まぁ、大半の人がダメだと思いますよ、この漫画。
私も決しておススメするわけではないです。
子供が読むものでもないと思うし、大人が読んでも楽しめるかどうかは疑問・・・。
ただ主役の心情を読むと、嫌いになりきれなかったんですよねぇ。
郁も自分の兄ちゃんよりも矢野君のほうが断然幸せになれるのに。
私もタイトルがタイトルだけに、怪しいと思ってたんだけど、映画化につられて手にとってしまいました。
も〜ほんと読んでビックリしました・・・。
2007/9/12(水) 午前 8:54
ぅちも青木琴美因スキです(´・ω・`)つ
2009/2/28(土) 午後 1:23 [ - ]
私は頼の優しさが素敵だと思う!
いまどきこんな人いないよ(笑)
2015/4/19(日) 午前 1:10 [ ゆゆ ]