女:漫画 ら行

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■黎明のアルカナ 全13巻/藤間麗(小学館)


王家の娘・ナカバは、顔も見たことのない敵国の王子・シーザの元へ、たった1人の従者・ロキを連れ、人質として嫁ぐことに。
王子シーザは、華麗な外見とは裏腹に、強引でわがままな性格。
しかも、愛人までいる始末。
「お前は俺(おれ)の所有物だ」形だけの婚姻となるはずが、ナカバの「ある力」のせいで、従者とも引き離され、無理矢理に…?ロマンスファンタジー第1巻!!




年明け一発目の更新です。

つーか、もう1月終わるじゃん。
すっかりサボり癖が付いてしまいました…。

正月は、子供たちがインフルエンザになっちゃいまして、どこにも行けずじまいの休みでした。
ノロとかも流行ってるし、怖いわー。



ではでは、ネタバレ注意です↓↓↓























こちら、結構評判良かったので、完結するの待ってました。
Cheese!作品でファンタジーって、めずらしいね。




長い間敵対している2つの国、ベルクートとセナン。

セナンの第一王女・ナカバは、人質としてベルクートの第二王子・シーザの元へ、唯一人の従者・ロキを伴い嫁ぐことに。

王族の証である黒髪ではなく、赤髪であるナカバは自国でも異端な存在として忌み嫌われ、ロキ以外には心を閉ざしていた。
シーザは赤髪であるナカバに冷たくあたるが、誰にも媚びない強さを持つナカバに次第に惹かれていく。

しかし、ナカバには過去や未来が視える「刻のアルカナ」という力があり…。




評判通り、なかなか面白かったです。

未来が見えても、自分ではどうすることも出来ないもどかしさとか、悪役だと思っていた人物の過去を見てしまって、どうするべきか葛藤したり、設定がちゃんと生かされてました。


キャラも立ってましたね。

私はシーザが好きでした。
最初の冷酷な態度から、ナカバに惹かれていく時のデレ具合。
非常に萌えました(笑)

ナカバも最初は無表情が多かったのに、シーザを好きになってからの乙女な感じがかわいかった。


ロキはねー、あんまり好きじゃなかったんですよね。

なんか、何考えてるか分からない感じが不気味で…。
当て馬って感じでもなさそうだし、イマイチ立ち位置が分からないキャラでしたが、
最後の最後でそういうことなのかと、ちょっとかわいそうになってしまいました。

1人だけ全部分かってて、全部背負い込んで、1人になってしまったロキ。
後半はもう全部ロキに持ってかれた感じでした。



キャラ一人一人に色んな事情や感情があって、それをナカバの力を使ってうまいこと展開させていくのが良かったですね。

私はカイン王子のくだりが好きでした。
そのつながりで、ベルクート王の過去の話も好きなんですけど、サラっていう最愛の人がいるのに、ちゃっかり側室もいて子供までいるってのは「は?」って感じでした。

悪役をただの悪役にしないところは好きでした。


ただ、話の展開が急すぎて置いてけぼりになりそうな時が時々ありました。

ナカバとシーザがお互い別の人と結婚しちゃった時とか、「え?え?一体どうした?」とか思っちゃったよ。



あと、一番残念なのは、たまに絵がお粗末になるんですよね。

絵は凄くきれいで好みなんですが、戦闘シーンになるととたんにお粗末に…。
背景なんかも非常に簡素で、急に気分が萎えてしまいました。

まぁね、初ファンタジーだったみたいだし、少女漫画で戦闘シーンなんて普通ないですから、慣れてなくて当然なんですけど。
ただ、そこが上手く描けてたら、シーザもロキももっとかっこよかったのになぁと思います。


同じ小学館でいえば、篠原千絵さんとか田村由美さんとか渡瀬悠宇さんとかがファンタジーな作品描かれてるけど、やっぱ迫力あって読み応えありますもん。
戦闘シーンはワクワクするし、ちゃんと少女漫画としての萌えもあるし。


藤間さんの次回作は普通のラブコメみたいですが、またファンタジーを描くことがあったら頑張ってほしいです。

でも、絵はほんとに好みだったので、今度過去作品も借りてみよーっと。

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■ライアー×ライアー 1〜4巻/金田一蓮十郎(講談社)


ある日、ノリで友達の高校時代の制服を借りて街に出た湊はそこで義理の弟・透と遭遇してしまう!!
別人だと言い張る湊を信じた透だけど、透はその「女子高生姿」のほうの自分に惚れてしまったみたいで…!!?
世にも奇妙なラブストーリー開幕!



なんと!3日連続更新!!
3ヶ月分の更新をやってしまったかのような達成感…。


さて、ネタバレ注意どす〜↓↓↓























レンタルでは基本完結したものを借りるようにしてるんだけど(続きが気になっちゃうから)
最近は借りたいものが無くなってきて、新しいマンガに手を出さざるを得ない状況になってきました。


と、言うわけで、気になっていたこちらを借りてきました。



高槻湊はハタチの大学生。
親の再婚でできた同い年の弟・透とは仲が悪く、ほとんど口もきかない。

ある日、湊は友達の引越しを手伝っている最中、高校時代の制服を見つける。
友達に乗せられて女子高生に成りすまし街に出たところ、透に遭遇。
女子高生の格好が恥ずかしくて、思わず別人だと嘘をついたら、透はあっさりと信じ、
さらに女子高生姿の湊に恋をしてしまう。

湊は断りきれず、「野口みな」として透と付き合い続けることに…。




なんというか…すごい設定だなぁと…。

義理の姉弟っていうのは少女マンガにはありがちだけど、別人に成りすまして付き合っちゃうってのは、今まで見た事無いなぁ。


面白い設定だし、今後の展開ももちろん気になるんだけど、なんか純粋に楽しめないんだよね。

湊目線で話が進んでるから、湊の嘘に対する罪悪感みたいなものがこっちにも伝わってくるし、胸キュンよりもハラハラ感のほうが強くて。

「あ〜、こんな嘘ついてどうすんの!?」「も〜取り返しつかないよ!」ていう気分になるので、もーずっとモヤモヤしてんですよ。

それに湊がウジウジしすぎでさー。
コロコロ考えが変わるもんだから、ちょっとイラっとするんだよね。


あと、透が好みじゃないのも残念。

私は烏丸くんがいいけどなー。



4巻ではサークルの塚口先輩まで参戦で、余計ややこしくなってきました。


私はねー、透は最初から湊が好きだったんじゃないかと思ってたんですよ。

烏丸くんも言ってたけど、姉に顔がそっくりな人を好きになるなんて考えられない。
しかも、透は湊と仲悪いわけだし。
女癖が悪かったのも、湊への想いを発散させてたのかなーって。

湊は血が繋がってないけど姉であって、好きになってはいけない人。
でも、湊そっくりの別人が現れたら…好きになってもおかしくない。

…って思ってたんだけど、透の「みな」に対する気持ちが本気すぎて、ちょっとわかんなくなってきた。



透は本当に気付いてないんですかねぇ。
気付いててワザとやってるってことはないかなぁ。

だって、姉と顔そっくりの彼女なんて、家族に紹介するのも恥ずかしいじゃない?


透は湊の事どう思ってるんだろう。
その辺が分かってきたら、ちょっと胸キュンできるかも。


とにかく、全てがバレるのが怖い!!
その一言に尽きるマンガです。

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『リミット』 すえのぶけいこ:講談社(別冊フレンド) ◆ 1巻(続刊)

チカラを抜いて、空気を読んで。
あたしは上手に生きていく。
そう思ってた、あの日までは―――――。

姫澤さくらを頂点とするクラスの中心グループに属し、強者として過ごしていた、今野。
だが、交流キャンプに向かう時に起きたある「出来事」から状況は大きく変わっていき・・・!?
『ライフ』のすえのぶけいこが放つ、新たなる衝撃!!


★★★ネタバレ注意★★★














『ライフ』がなかなか面白かったので、ちょっと気になって買ってみました。


主人公・今野水希は、姫澤さくらを中心とするグループに属し、強者として日々過ごしていた。
中学の頃いじめにあったことから、チカラを抜いて流れに身を任せるように過ごしていた今野。
学校という世界は社会の縮図。
強者は羨望され、常に他を支配する。
自分はうまく生きていける、そう思っていた。

そんな中、学校恒例の交流キャンプに出発する日に。
わきあいあいとはしゃぐ生徒達だが、運転手が突然意識を失い、バスは崖の下へ・・・。



うーん、相変わらずエグイね。

容姿端麗、成績優秀の姫澤さくら。
そんなさくらを中心とするグループに属する今野。
自分は強者だとする今野は、弱い者を見下し馬鹿にする。
しかし、そんな日常はあっけなく終わった。
バスが事故に遭い、生き残ったものはたったの5人。

気が弱く大人しい性格の薄井千影

冷静で正義感の強い神矢知恵子

クラスで迫害されていた盛重亜梨紗

さくらの親友で今野の友達・市ノ瀬ハル

そして、今野。



なかでもいじめられっ子だった盛重がヤバイです。

自分を馬鹿にする人間を、心底憎んでいた重盛。
みんな死んでしまった事を、天罰が下ったと高笑いし、今度は自分が周りを支配し始める。


いやー、極限状態に陥った人間ほど怖いものはないね。

今野が自分を強者だと思っていたのは、結局学校の中だけで、それもさくらの存在がかなり大きかった。
それが何もかもなくなってしまったら、この5人になんにも差なんてないんだよね。
必ずしもいじめられっ子が弱い訳でも、いじめっ子が強い訳でもない。

すえのぶさん=いじめ、という図式はすでに出来上がってると思うけど、今回はちょっと一風変わった作品になりそうです。

でもまぁ、「本当の友達とは何か?」みたいなテーマは必ず入ってくるけどね。
今回もすでにハルと今野の仲違いというえげつない展開になってってますよ。

ただちょっと展開が早いかなーと。
もうちょっと、さくらについて描いてほしかったな。
1巻ラストにバス事故をもってくるぐらいでもよかったかも。


このサバイバル、どうなっていくのか・・・。
1巻でこんだけエグイんだもん。
今後さらにすごいことになっていくこと間違いなし!
続きも楽しみです。

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『ライフ』 すえのぶけいこ:講談社(別冊フレンド) ◆ 全20巻

歩は親友のしーちゃんと一緒に高校受験をするが、自分だけ受かってしまう。
しーちゃんは歩に絶好宣言。
歩は親友を傷つけてしまったことから自分を責め、リストカットをした。
しかも、高校ではマナミから彼氏を盗ったと誤解をされてしまい…!?



★★★ネタバレ注意★★★














旦那が休みの間に、何か長編漫画を読んでやろうと思い、借りてきました。
全20巻もあるので、つまらなかったら最悪だなーと思ってましたが、いい漫画でしたよ。



椎葉歩は、勉強が苦手な普通の中学生。
優秀なしーちゃんは自慢の親友。
しーちゃんと同じ高校に行きたい歩は必死になって勉強し、見事合格。
しかし、しーちゃんは落ちてしまう。
友情が崩壊してしまった事をきっかけに、歩はリストカットを繰り返すように。

新しい高校で安西愛海と仲良くなった歩。
人から嫌われる事を異常に恐れる歩は、人の顔色ばかり窺うように。
そんな時、愛海の彼氏を盗ろうとしていると誤解された歩は、次第に周りから嫌がらせを受けるようになる。




いや〜、すごい漫画でした。ある意味ホラーですね。
作者の表現力に脱帽です。
表現が行きすぎて、笑っちゃう時もありますけどね。
愛海がいじめられてる様に見せかけるために、子供が遊んでる砂場に頭から突っ込んで泥だらけになるシーンはね、ちょっとギャグかと思った。

最後のインタビューで「実際にいじめられてる子が読んだ時、こんな生ぬるいものじゃない、と思われないように描いた」みたいなことを語ってましたが、確かにいじめの壮絶さは伝わってきました。


歩がリストカットを始めるようになった理由や、愛海や佐古くんがなぜあんなにも歪んだ性格になったのか、親や学校も含めてとても丁寧に描かれてます。

「いじめ」という重いテーマの作品で、実際目を背けたくなるようなシーンも多いけど、すごく読み応えがあったし、いい作品だと感じましたね。


愛海がすごいんだよ!
最初は普通のかわいい、ちょっとわがままな女の子って感じだったのに、どんどん本性があらわになってきて・・・。
顔の豹変振りがすごいんだ!
やってることもいじめじゃなくて、もう殺人未遂だもんね。

弱かった歩がどんどん強くなって、愛海たちに立ち向かっていく様は見ていて気持ちよかった!
でも、歩も一人で強くなった訳じゃない。
羽鳥未来という、友達の存在。
この2人の友情もよかった。

一匹狼で一見強そうな未来にも弱いところがあって、それを歩にしか見せないところとか、2人の絆がどんどん強くなっていくところは、読んでても勇気を貰いましたよ。

今までやりたい放題だった愛海が、結局みんなから責められて孤立してしまうところとか、みんなに追いかけられるシーンとかはすごい怖かった!


娘がいじめられてることにも気付かない歩の親とか、いじめ問題に向き合わない担任の戸田先生とか、臭いものには蓋をする学校の対応とか、ただ生徒同士の問題としてでなく、広い視点で描かれてるのがすごいリアルでした。
「先生も加害者です!」ってセリフはズシンときましたねー。


ラストもとても納得のいくものでした。
愛海もちゃんと罰を受けたし、歩も未来がいなくても一人で生きていけるようになったし。
ドラマも観てたけど、最後いじめの標的が愛海に変わったところで終わって、「結局いじめ問題解決してないじゃん」って感じだったけどね。
原作はきちんと終わってよかったよかった。

でもねー、一番ひどいのは佐古くんのオヤジだと思う。
そりゃ、あんなオヤジじゃ息子も狂うわ。


「いじめ」がテーマで20巻もあるんじゃ、途中で読むのがしんどくなるかなーって思ってたけど、もうイッキ読みでした。
ラストのクラスでいじめ問題について語るシーンが印象的でした。

「この中にカンケーない奴なんていない」

本当にその言葉の通りで、実際に手を出している子だけでなく、見てみぬ振りをする子も周りではやし立てるだけの子も、みんな加害者なんですよね。
いじめに立ち向かうのは並大抵のことじゃない。
でも、誰かが勇気をだしたら何か変わるかもしれない。
この作品を読んで、勇気が出せた子がいたらいいですよね。
こういう漫画がもっと世の中に出てくれたらなーって思うような漫画でした。

ラブログ!!/藤原晶

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『ラブログ!!』 藤原晶:小学館(プチコミック) ◆ 全3巻

私はエリコ、外資系商社OL(オーエル)2年生。
趣味はオシャレに映画に夜遊びに長電話、お酒、ショッピング…そして「いいオトコ」探し! 
学生時代のお子様恋愛は卒業して、真のシアワセつかむための日々の奮闘を、ブログに書いてます。
運命の出会い、嘘(うそ)、性欲、嫉妬(しっと)、カラダの相性etc、エントリのネタは尽きません…ブロガー大注目の話題の恋愛哲学コミック、いよいよ登場です!!



★★★ネタバレ注意★★★














外資系商社に勤める山岸枝里子は、イイ男ゲットのために努力を怠らない。
恋愛に関する疑問や考えを吐き出すために、親友の勧めもあってブログを始める。
ある日、枝里子は以前から言い寄ってきていた安曇とHしてしまうが、本当の本命はイイ男代表の甲斐キャップ。
しかし、キャップにはすでに彼女がいる事が判明。
それでも諦めきれない枝里子は・・・。


プチコミ作品なんで、どーせエロくて中身の薄い漫画だろうなと思っていたんですが、意外と真面目な作品でした。

ヒロインがやってるブログの内容が難しいんですよ。
なんか哲学的な内容で。

この漫画で言っている「イイ男」っちゅーのは、所謂「三高」ってやつで、甲斐キャップはそれはもう完璧な男なわけですよ。
仕事も出来れば性格もいい。
で、イイ男をゲットするには自分だってそれに釣り合うレベルでないとダメなんだよね。
枝里子はとにかく恋愛体質で、一見それしか考えてないような女に見えるけど、ちゃんと甲斐キャップの話に付いていける知識があるんですよね。

正直、枝里子みたいなタイプは、実際いたらかなり苦手なタイプ。
だって勢いで安曇と寝ておいて、「好きなのは甲斐キャップ」って断言しちゃってるし、甲斐キャップとくっ付いたらあっさり安曇を捨てるし、そのくせ安曇に女が寄ると焼きもちやくし・・・。
でも、その潔さが逆に嫌いになれない感じでした。
口先だけでイイ男が欲しい!と言ってる訳じゃなく、本人もちゃんと努力してるところが好感もてるわけですよ。
はたからみたら、枝里子だって「イイ女」なんだよね。


ブログのテーマが恋愛なんだけど、枝里子の従兄弟でルームメイトのゲイの男の話だったり、甲斐キャップの彼女がストーカーになったり、結構重いエピソードもあって読み応えありました。

続きがあるらしいので、ぜひ読んでみたい!

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