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■テラフォーマーズ 1〜5巻/作・貴家悠 画・橘賢一(集英社) 「全く見た事のないものと出会う時、人間は人間ではいられない。」 西暦2599年──。 火星のテラフォーミングが進行し、その地表は一面の苔とある生物で覆われていた。 そして、選ばれし15人の若者達は重要任務の遂行を期待され、有人宇宙船『バグズ2号』に搭乗し、火星へと向かう。 かの地で彼らを待つ、想定外の進化を遂げた生物の正体とは…!? 今日の朝は寒かったですねー。 この時期はいつも、着るものに困ります。 いつもは半そで短パンの息子ちゃんも、今日は長袖長ズボンで保育園行かせましたわ。 では、ネタバレ注意です↓↓↓ お久しぶりの青年漫画の感想です。 話題ですよね、この作品。 いつもレンタルされててないんだけど、たまたま全巻揃ってたので思わず借りちゃいました。 地球に人間が増えすぎてしまったため、火星への移住を考え、住める状態にするために 苔とゴキブリを放ち、500年が経った。 ゴキブリ駆除のため、15人の隊員が火星へ赴くが、そこで見たのは恐るべき進化を遂げたゴキブリの姿だった。 普通さ、進化したっていっても、形は虫のままかなって思うじゃん。 違うの…この進化したゴキブリの姿が… 人型なの!! めっちゃ無表情なの!めっちゃ怖いの!! そんでもってこいつらがめちゃめちゃ強い! そして、人型だけどゴキブリの性質はそのままなの。 すばしっこくて、しぶとくて、神出鬼没で。 こんな強い奴にただの人間が勝てるわけないので、火星に行く隊員は「バグズ手術」というものを受けているんですよ。 昆虫の細胞を移植する手術で、薬を注入することでベースとなる昆虫の特性が現れるんです。 それでもゴキブリには敵わない。 1巻では、ゴキブリの姿に驚き、その強さに圧倒され、生存者2名がかろうじて地球へ帰還。 2巻はその20年後。 未知のウイルスにより、死者が多発。 そのウイルスはどうやら火星から来たもののようで、研究のため、そしてワクチン製造のため、サンプルを(つまりゴキブリを)捕獲する任務を受け、100人の隊員が火星へ。 話が魅力的なのはもちろんだけど、見せ方がうまい。 引きが凄いんだよね。 「こいつは強そうだ、きっとゴキブリに勝つぞ」って思ってページをめくると、一撃で殺されてたりするんですよ。 すっごい期待させるような登場をしておいて、次のシーンでは頭もげてたり。 とにかく、ページをめくると予想外の展開ってのが何度もある。 だから、読む手が止まらない。 そして、キャラ一人一人の想いや事情なんかもしっかり描き込まれてて、仲間との絆とか、恋心とか、ただ戦いを描いてるだけじゃないところも好きです。 そして、火星についての多くの謎も気になるところです。 そもそも、ただの虫であるゴキブリがなぜあんな姿に変異したのかすごく不思議です。 面白いんですけど、虫嫌いの人にはちょっとキツイかと思います。 コレ読んだら、余計にゴキブリ怖くなっちゃうよ。 1巻の最後とかめっちゃ怖いもん。 「ゴキブリいたよー」って言われて、ドア開けたらあの顔って…。 もー頭からゴキブリが離れない!(笑)
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男:漫画 た行
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『ダズハント』 筒井哲也:スクウェア・エニックス(ヤングガンガン) ◆ 全1巻鬼才、筒井哲也自身のHPで公開され大きな反響を呼んだ作品を本邦初単行本化!!
謎のイベント『ダズハント』に潜む狂気とは!? 最近読みまくってた筒井さんの作品。 コレが一番古いのかな。
少年院上がりのナカニシは、嫌味な上司の説教に耐えつつ、保険会社で働いていた。 ネットで知り合った「エクサム」に、チャットで愚痴をこぼす毎日。 ある日、エクサムから『ダズハント』というゲームを教えられる。 「マーキー」と呼ばれる携帯電話を、力ずくで奪い合うゲーム。 携帯1個につき、10万が支払われる。 暴力での快感を思い出したナカニシは、『ダズハント』にのめり込んでいく・・・。 全1巻の割りに、話の構成がうまくて読みやすかった。 少年院上がりということもあって、上司の嫌味もガマンして働いていた。 しかし、簡単に金が手に入るゲームで昔の凶暴性をむき出しにするナカニシ。 途中、何度か入ってくる、ある少女の回想シーン。 一見、何の関係もないように見えて、徐々に話が繋がっていくところは爽快です。 途中、あの女の子が黒幕だってことは分かったけど、まさか武器が犬だとはね・・・。 どんな訓練施したら、あんな殺人犬が育つんだ?? 3作品筒井さんの漫画読んだけど、どれも似てるよね。 しょっぱなから、謎の死を遂げるシーン。 黒幕は、犯人に復讐を企てる犯罪被害者。 犯人だけでなく、周りの危険人物も始末しようと考える危険思想。 ダズハントは、最初の死のシーンが「始まり」ではなく「終わり」だったのが面白かった。 ナカニシが髪型変えるまで、最初の男が誰だかわかんなかったし。 なんで街中で殴りあいや殺し合いが起きてるのに、警察は動かないんだろうと疑問に思ってたけど、それも最後で分かりました。 少々絵が粗いけど、ダズハントが一番読みやすかったかなー。
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『トッキュー!!』 久保ミツロウ:講談社(マガジン) ◆ 17巻新基地長の提案で、競技会を急遽開催することになったトッキュー!
最下位は即刻解散のペナルティということもあり、各隊競技会に万全を期して臨むが、6隊は出動先から徹夜明けでの参加。 最低のコンディションで挑む兵悟たちに勝機はあるのか?新基地長が目指したものは何だったのか? トッキュー結成当時の熱い想いがよみがえる!!
ついに解散をかけた競技会のスタート。 真田さん率いる6隊は、前日の当直で徹夜だったため、すでにヘロヘロ・・・。 しかし、新基地長の南条は容赦なく無理難題を言ってくる。 今まで、色んな管区の潜水士が集まる競技会はあったけど、トッキュー内での競技会は初めて。 なかなか面白かったです。 真田さんだけ飛びぬけてすごいのかと思ってたけど、やはりトッキュー、みんな実力にさほど差はないみたい。 ヒヨコ同士の対決、同期同士の対決、先輩後輩対決、みんな負けられない強い思いが! 中でも、真田さん対嶋さんの対決がよかったわ〜! 保大時代の2人が見れたのも嬉しかった。 嶋さん、五十嵐機長が好きだったのね・・・。 幾度となく真田さんに対決を挑んできた嶋さん。 でも一度も勝つ事はなかった。 潜水士になっても、トッキューになっても、隊長になっても超えられなかった真田さんの背中・・・。 同じ条件で闘いたかったから、と自らハンデを付けて勝負した嶋さんがかっこよかった! しかし真田さん、どんだけ無敵なの・・・。 どんどん厳しい条件を付ける南条基地長。 その裏には、結成されたばかりのトッキューでの経験が・・・。 結局、競技会と称して今のトッキューの実力を試したかったようです。 トッキューの成長を認めた南条基地長、解散の話もなかったことに。 日々、勉強と成長の繰り返しなんでしょうね〜。 過去の事例をビデオで研究し、練習で限界まで挑戦する。 お互いに負けたくないという競争心と、救助のためなら何だってやる気持ちが成長に繋がってる。 また、トッキューの奥深さを知りました・・・。 次巻はまた新しい人物が登場しそうです。 1〜16巻の感想はこちら♪→http://blogs.yahoo.co.jp/coco_momo_0914/27247996.html
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『トッキュー!!』 原作/小森陽一 漫画/久保ミツロウ:講談社(少年マガジン) ◆ 1〜16巻海上保安庁に実在するレスキュー専門の精鋭部隊(スペシャルチーム)・・・
それが特殊救難隊(トッキュー)!! 青春系熱血レスキューストーリー!! お久しぶりの少年漫画レビュー。 海保漫画と言えば「海猿」が有名ですが、原作者の方が同じです。 個人的には「海猿」より「トッキュー!!」の方が読みやすいかと思います。 だって、人死んでないし・・・。
漁に出たきり、行方不明になった父親を待ち続ける神林兵悟。 二十歳になった今、海上保安庁の潜水士として働いている。 ある日の海難で、兵悟は特殊救難隊(トッキュー)の活躍を目の当たりにする。 特に隊長の真田甚は『神兵』と呼ばれ、要救助者を救えなかったことは一度もない。 兵悟はいつかトッキューに行き、真田と共にレスキューがしたいと思うが・・・。 海上保安庁の総職員・1万2千余名、その中で過酷な訓練・試験をパスした僅か1%足らずの者が「潜水士」と呼ばれ、海難救助の最前線に立つ。 さらに、その潜水士の中から選びぬかれたスペシャリストが「トッキュー」。 この作品は、レスキューだけでなく、潜水士の日常が描かれてるところが面白いです。 競技会だったり訓練内容だったり、「こんなこともやるんだ・・・」ってことが分かって、なかなか興味深い。 海上保安庁に興味ある人には、結構勉強になるんじゃないの? 主人公・兵悟は、前向きでやる気に溢れた若者。 レスキューの事となると、周りが見えなくなってちょっと暴走気味。 勝手な行動が多いんだけど、実際こんなことしたらもっと怒られそう・・・。 正直兵悟のレスキューは運がいいとか奇跡とか、そんなもんで助かってます。 さすが主人公。 トッキューへ行くには、競技会でいい成績を残して推薦されたり、トッキュー側からスカウトされたりしないといけないらしく、兵悟も必死になりますが、そこでライバルとなるメグルくん登場。 このメグルくんが好きになれない・・・。 消防士あがりで身体能力は抜群なんだけど、やや性格に難アリ。 真田隊希望ということで、兵悟とも衝突ばかり・・・。 ま、私がいちばん好きなのは、兵悟でもメグルくんでもなく・・・
めちゃんこカッコイイ!!o(≧∀≦o)(o≧∀≦)o 嫁になりたい!! 真田さんがインドネシア派遣になった時は、本気でへこみました・・・。 すぐ帰ってきてくれてよかった! インドネシアから帰ってきたばかりの時の、日に焼けて髪が伸びた真田さんもかっこよかった! なんだか、過去になにかありそうなので、それが早く知りたい。 あと、五十嵐機長との関係も・・・。 あ、それと嶋本さんも結構好き♪ 印象深いエピソードは漂流編ですかね。 レスキューする側である兵悟が海で遭難してしまう話。 いくら潜水士でも、自然の力には逆らえない・・・ってことですかね〜。こわ〜い・・・。 少しですが、ラブ要素もあり。 私はゆりちゃんが出てくる回は和むから好きデス♪ 新編成で希望の真田隊に配属された兵悟とメグル。 しかし、新基地長に目を付けられ、早くも解散の危機! プライベートでは、何故かゆり、すみれと同居することに・・・。 次巻は来月発売です! ♪ここがツボ♪
苦しい 疲れた もうやめた では 人の命は 救えないトッキューの基地に掲げてある言葉。 並大抵の精神力じゃ務まらない仕事ですよね・・・。 人の命に関わるお仕事をしてる人って、本当に尊敬します。 |



