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4月からゴミの出し方が変わり、やたら分別されて土曜日以外、毎日何かを出す羽目になった。 分別の仕方の冊子まで配布され、慣れるまで当分これとにらめっこしながら 出さねばならぬ。 ゴミを出す前にインコ達のゲージを開けてやったのでさぞや煩かろうと思いきや、 し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん ん? 鳴き声も、羽がぱさつく音もしない。 豪邸の隅々まで見渡すと・・・・・ あ!オカメたち。 あ!セキセイたち。 やたら、じと〜っとしてるやんか? そやけど・・・・なんで種類別で固まってるん? 鳥類皆兄弟やんか・・・・・
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セキセイ仲間
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土日出かけていたので、朝寝坊して、今朝は少々遅い放鳥タイムとなった。 30分ぐらいたった後、和歌ちゃんがいないのに気が付いた。 和歌ちゃんは少しドン臭く、箪笥の後ろに墜落したこともあるので、気になって探し始めた。 捜索1時間。いない。 いつもさくらと母の和室で遊んでいることが多いので呼んでみたが、さくらしか出てこない。 捜索2時間。チェ・ジウも気になってあっちこっち見てみるが、いない。 捜索4時間。もしかしたら和室の長押(なげし)から何処か出れないところに入り込んでしまったのかもしれないという疑念が生まれる。 長押に物差しを突っ込んで捜索するがうんともすんとも言わない。 和室の構造というのは仕事柄知っているつもりでも、裏側はどうなっているかわからない。 もしかして、長押から天井裏や壁の空間に通路はあるのか? 知り合いの一級建築士の人に電話で聞いてみるが、可能性はあると。 捜索6時間。建築士の方が家に寄ってくれて、広縁の押入れの天袋から懐中電灯で覗いてくれる。無論私も覗くが、それでなくとも真っ暗なのに、柱や梁や、断熱材で光が届かない。そしてやっぱり、ガサッとも音がしない。 昨日出かけた先のお寺で何気に引いたおみくじがリアルに蘇る。 しかし・・・家の者が誰一人として、外に出ていないとういうことは、和歌ちゃんは この家の何処かにいるのだ。このまま見つからず、この家のどこかで衰弱してしまうなんて、考えただけでもたまらない。 こうなったら、いそうな所の壁に穴を開けてそこから光を入れて覗くしかないと捜索時間かれこれ10時間くらい経った夜7時頃決断する。 和室の横がクローゼットだから長押の裏ぐらいのところにドリルで穴を開けてもいいかと母に承諾を求める。 捜索11時間。 ボードだから簡単に開いちゃう。でも、いない。 捜索11時間半。 母が、食堂とする掘りごたつのある部屋の天井から足音が聞こえると叫ぶ。 たしかに!カシャカシャカシャとゴキブリではない足音がたしかに聞こえる!! え〜〜〜っと・・・この部屋に一番近い天井扉のある場所は・・・・ あ!!!洗面所の上だっ!!! 届かないので勝手口から脚立を運び大急ぎで懐中電灯を照らす。 「わか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」 断熱材と柱の影から黄色い頭と緑の身体が、懐中電灯の光でポッと浮かび上がったっ!! 「和歌ちゃん!!!」 あれほど気持ちが高揚したのは自分でも久しぶりだ。 光をたどって近づいてくる和歌は まるで映画を観ているよう。 心なしか頭の部分が汚れているが、真っ暗闇でどれほどお腹もすいたし、心細かったであろう。 皆がいる籠に戻った和歌はお腹一杯ご飯を食べる。 途中顔を見上げて、自身もホッとしているようだ。 それをみて、思わず建築士のおじさんに電話をかけた。喜んでくださる声を聞いて 恥ずかしながら大声で泣けてきた。 なんでこんなに鳥如きで嬉しいのであろうか? この長い時間この子は何を考えてのであろうか? 私が開けた穴は・・・・・・取り合えず、ガムテープで仮補修。 このお寺のおみくじなんて・・・・・・あたらないっ!!!!!と心底思う。
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セキセイインコの関係はいつも私に何らかの感慨をもたらす。 慎ちゃんは怪我が原因で、他の子たちのように自由に飛び回ることが上手くできない。 それでも怪我をした直後よりは、飛距離も伸び、どっちにしても部屋の中だけで飛んでいるのであまり大きな支障は無い様に思われる。 しかし、精神的なショックははかりがたく、♂としての機能を未だに取り戻していないようだ。 だからやりまくりのルイちゃんに翻弄される2羽の♀鳥のことをじっと観察している。 鳥というのは、ある日突然人間が介入すると、それまでどんなに一生懸命子育てしていても、スパッと見事に子離れする。 人間のエゴかもしれないが生後2週間から1ヶ月ほどで親から離さないと人間に馴れなくなってしまうのだ。 さくらもそうであった。初産で育てた2羽の雛をある朝巣箱から移動した時、しばらくキョロキョロと探したが、すぐに独身気分に戻ったようだ。 産後と子育ての疲れで、自由気ままにしたいさくら。 浮気していた後ろめたさから機嫌を取るルイちゃん。 昨日まで恋仲だと信じてきたルイちゃんの裏切りを屈辱的に眺める和歌ちゃん。 そしてそれを遠目で同情する慎ちゃん。時に慰めるように口移しで和歌ちゃんに餌をやったりする・・・ 和歌ちゃんもそんな慎ちゃんの優しさに、一時ほろっとなったりするが、 やはり女としてさくらに一矢を報いたいようだ。 懲りずに言い寄るルイちゃんにさくらは全くその気なし。 その隙に和歌ちゃんがルイちゃんに忍び寄る。 なんと!!! 和歌ちゃんは女のプライドを賭けて、ルイちゃんとの卵を身ごもってしまった。 恐るべし、和歌ちゃんの女の執念。 恐るべし、ルイちゃんの絶倫パワー。 飼い主はまたまた巣箱を今度は和歌ちゃんのために用意せねばならなくなる。 ここには倫理などないのか・・・・ 大きな疑問が飼い主の頭を過る。 これまた初産の和歌ちゃんは卵詰りになりそうなほど苦労している。 しかし、ルイちゃんはさくらの時よりは熱心ではないようだ。 本妻と2号とではこういうところに差が出るのだろうか??? 自分の子でもないのに気遣う慎ちゃん。再々巣箱の中の和歌ちゃんを覗き込む。 それをよそ目にルイちゃんはさくらの毛づくろいなどしてひたすら機嫌を取る。 さくらもそれを当然のようにされるがまま状態。 和歌ちゃんだけが必死のパッチ。これではいくらなんでも可哀想過ぎる。 たった2羽しか♀がいないというのに、1羽は王道、1羽は日陰の身だなんて。 ♂というものはなんと勝手な生き物であろう。 責任をとれっちゅうねん。 ほんまの甲斐性がある♂っちゅうのはどちらも十分にしてやってなんぼのもんやないか! 結局和歌ちゃんの雛は1羽しか孵らず、その雛も生後何日かで落鳥してしまった。 本来ならばそれを契機にそんな薄情なルイちゃんにしっぺ返しをするべく 慎ちゃんと一緒になればいいではないか!?それで万事めでたしめでたし… と飼い主は思う訳なのだが、これまたそう上手くはいかない。 女心とは本当に悲しいものである。 かといってさくらとルイちゃんを同じケージに入れるとさくらの身が持たず、 仕方ないのでルイちゃんだけを隔離して、さくら、慎ちゃん、和歌ちゃんで一括りにして 様子を見ている飼い主であった。 |
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最初にセキセイインコを飼ったのはチェ・ジウが中3の時であった。 あれから3年・・・・たった3年ではあるがオカメを入れて7羽の大所帯である。 だから、年数は短くても、一羽で飼ってる方の7倍とはいわないが2倍は いろんな経験はしてきたといっても怒られないであろう。 前回こちらの書庫で紹介した画像とダブルこともあるが、久々なので お許し願いたい。 今朝、テレビで総裁選のニュースを見させられていて、登場人物の大方の人相の悪さに 嫌気がさした。 で、たまたまであるがセキセイのルイちゃんが肩に乗っていたので じっくり観察したのである。 この子は頭がよい。そして、かなりの女好きである。 鳥を飼ったことのある方はご存知であろうが、たかが鳥、されど鳥である。 親指ほどの脳みそだからって馬鹿にしちゃあいけない。 このルイちゃんにはさくらという第1夫人がいる。 ぽっちゃりしてなかなかの美人。私がルイちゃんであったとしても、惚れていたかもしれない。 さくら自身もそれを自覚しているのか、当初はルイちゃんがアプローチしてきても 余裕の対応であった。 当初ルイちゃんは、ほかのインコなど目にもくれずこのさくらに猛アタック!!! お嬢のさくらとしては、「まあそこまで思ってくれるんなら、いいわよ」 と、女の見栄が満足したところで、この関係は成就したのでありました。 そして見事ご懐妊。 最初は、用意した巣箱にせっせ、せっせと2羽で協力し合って、 卵が孵るための準備をしておりました。 その様子はまるで人間の新婚さんをみているような微笑ましいものでありました。 6個産んだ卵が1羽2羽と孵るうち、餌をやるのに没頭せねばならないさくらの姿は 本当に感動的でありました。 自分がやせ細り、うんPがしたくなってもなにより雛達のことが第1優先で、 その献身ぶりは人間も大いに見習わねばいけないことです。 さて、最初こそ忠実に夫、父の役割を果たしておりましたルイちゃんは さくらが一日のうちほとんど巣箱に入ったきりで でてくるのはうんPの時と餌の補給 の時くらいになった頃、むずむずと虫が起きてきたのです。 さくらに夢中の頃は見向きもしなかった和歌ちゃんにちょっかいを・・・ 和歌ちゃんもいくらうぶとはいえ、至近距離でいちゃいちゃを見せつけられる 毎日だったので、乙女心の心中察することは容易であります。 もしかしたら、秘かにルイちゃんに淡い恋心を抱いていたのに 自分には目もくれず、幼馴染のさくらと出来てしまったことに 嫉妬の炎を燃やしていたのかもしれません。 かくして、ルイちゃんと和歌ちゃんは道ならぬ恋に走ることになったのであります。 面白いのはさくらが巣箱の中で、育児に没頭してる間、いちゃいちゃしていたルイちゃんと和歌ちゃんは、さくらがたまに顔をだすと、パッと離れて他鳥の顔をすることでした。まるで、隣の嫁と不倫している旦那が、ゴミ出しの時によそよそしく挨拶するように・・・ それでも、何回かそういう機会があるたびに、いくらなんでも さくらは察し始めます。 普通女の心理として、自分の亭主の裏切りに怒り狂っても、最終的に亭主を たぶらかしたと信じる相手方の女に憎しみの先を向けるようです。 あの時・・・・忘れもしません。 雛に餌をやるために我慢して溜まりに溜めたうんPをいきなり和歌ちゃんがいる鳥かごの上から、和歌ちゃん目がけて脱糞したその時を。 あの時私は悟ったのです。 ああ・・・インコといえど命あるもの。 喜びもあれば怒り悲しみもあるのだと。嫉妬もあれば復讐心も起きるのだと。 それからこれからこの3羽の関係を憂うことになる私の運命やいかに。 そして・・・障害鳥になり悟りを開いた慎ちゃんはこれからどういう役割を 担うのか・・・・・ 続く
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思えば私はうちのセキセイインコを まともに皆さんにご紹介したことがないということに気がつきました。 セキセイインコというのは甘えたのオカメに比べ自立心が旺盛のようです。 まして4羽もいれば 人間なんてただの餌係としか思っていないといっても過言ではありません。(中には人懐っこい可愛い子もいるようですが・・・) ついついオカメにかまけてセキセイをないがしろにしているように 思われてはいけないので 本日ご紹介したいと思います。 この4羽は複雑な4角関係で成り立っております。 まず私がオカメより最初に飼ったのはこの子でした。 白雪のような頭とスカイブルーのこの色に惚れました。 ♂で名前をルイちゃんといいます。別名「すけコマシのルイ」とも呼ばれています。 この子を含めて残り3羽はルイちゃんの嫁を探しに行った際、団子みたいにくっついていたのを引き離すのが不憫になってまとめ飼いしたものです。 この子は慎ちゃん。♂です。ちょっとした事故で左翼を怪我してしまい、それからあまり遠くに飛べません。いわゆる障害鳥です。しかし、名前の通り寡黙で慎み深く、ルイちゃんのようにスケベ心の一切ない修行僧のような風情です。 で、この子はさくら。♀です。先ほどの慎ちゃんと兄妹と思われます。ルイちゃんの第1夫人です。過去にルイちゃんと2子をもうけましたが、里子に出しました。 この子は和歌ちゃん。新緑のような鮮やかなグリーンが目にまぶしい女の子です。 ルイちゃんの第2夫人となります。 この子の鼻の穴を見ていただいたらわかるのですが、新陳代謝が盛んで今回ももう少しで皮がめくれそうです。ターンオーバー前のブサイクな顔で御免なさい。 普通♀は喋らないのですが、この子は特別。ルイちゃんみたくお話します。 普段は何気なく過ごしておりますが、発情期になったら、人間顔負けのバトル戦を ♀同士で繰り返し、その間を振り子のように気を遣いながらもスケベ心を抑えられないルイちゃんと、戦いに敗れた♀の片方を優しくなぐさめる慎ちゃん。 それでも、まだ懲りもせずちょっかいを出すルイちゃん・・・・ 次回からは新しい書庫でその都度お伝えできたらと思います。
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