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電髪というコトバがあまりにもしっくりくる風景。
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成都
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成都にはたくさんの茶館があると聞きました。 なんて優雅なんでしょう。 そう思って、さっそく成都の街中にある茶館へいきました。 しかし茶館の中にあったのは優雅な空間ではなく、完全庶民型娯楽施設といった雰囲気です。 茶館にはほとんどの場合麻雀卓が設置されており、 市民はそこで麻雀と茶を楽しんでいるようなのです。 お茶だけ楽しんでいる人もたまにみかけますが そんなのは気取ったカップルだけです。 しかもちょっと年配の。 そんな気取ったカップルの近くに座って緑茶を注文しました。 すると、店の小姐が何事か質問してきました。どうも「どの緑茶?」と言っているようです。 私たちが普通話が話せないと分かると、店の小姐はイライラして 店にある緑茶の種類と値段をいくつか紙に書いてくれました。 すると関西人コダ先生が 「せっかくやし、一番ええのんもらおうか。」 と最も高い値段がついている茶を指さしました。 店の小姐はすっかり上機嫌になって、親指をたてて何度も「グッド」の手振りをしながら 「これは、本当にいいお茶なのよー。香りも良いし、健康に良いの。」 と一生懸命説明をしてくれました。 上機嫌の店小姐を見てコダ先生もすっかり、にわか富豪気分を満喫していましたが 実は日本円にすると250円程度であることに気が付いたのは帰国後数日たってからでした。 でてきたのは、お茶の葉を耐熱グラスに入れてお湯を注いだだけのもの。 お茶の葉のジャンピングが終わったら、静かに上澄みを飲みます。 これがとってもおいしいのです。 中国緑茶は日本緑茶と違って、茶葉を加工する際に蒸して粉々にせず、 葉をそのまま炒めるのだそうです。ですから香りがとても良いのだそうです。 また、高級なお茶の葉は、お湯につかると一枚一枚が、葉の形をして開き始めるのです。 このお茶も、お湯がなくなると、何度も何度もお湯を無料で足してくれたのですが 最後のほうには、葉がすべて開き、まるで木の葉をグラスのなかにかき集めたようになりました。 この開いた葉は、ゴマ油で炒めて塩で味付けして食べることもできるのだそうです。
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成都の人は、本当にいつもいつも辛いものを食べています。 韓国の人もいつも辛いものを食べていますが、それ以上です。 成都の辛さは麻(山椒のしびれる辛さ)と辣(唐辛子の痛い辛さ)がミックスされ ときには素材の味が分からないほどだからです。 食は広州にあり、味は成都にあり というコトバがあるそうですが、 辛いものを食べ過ぎて判断力が弱った成都人が勝手にそう言っているに違いありません。 私は基本的に辛いものが大好きです。 しかし、物事には限度があります。 朝も、昼も、オヤツも、夜も、 必ず味付けは山椒と唐辛子です。 成都滞在4日目にして、とうとう胃がもたれてきました。 そんな日の朝、 「あー、また朝から激辛ソバ食べるのかぁ〜・・」 と思ってゲンナリしていた私たちの目に飛び込んできたのは、地元小姐が食べている朝食でした。 八宝粥、パンケーキ、ワンタン なんと、辛いものがひとつもありません。 さっそく私たちも同じものを注文してみることにしました。 ちなみに八宝粥は、あずきや蓮の実、なつめなどの八種類の木の実が入った甘いお粥で 日本でも、中華系食品店で缶詰が売られています。 また、注文時に「雲呑(ワンタン)」と書いた紙を服務員に見せたのですが、さっぱり通じません。 それもそのはず、この地域ではワンタンのことを「炒手」というのだそうです。 パンケーキは、普通のホットケーキを二つ折りにしたもので、 二つ折りの間には、ジャムや砂糖、胡桃などが入っていました。 これもこの地域の特色料理なのだそうです。よく道端でおじさんが焼いて売っているのを見かけました。 数日ぶりにありつけた辛くない食事は
じんわりと舌に染み渡り、小さい頃お正月に食べたお汁粉の味を思い出したりするのでした。 |
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成都の観光案内に必ずといっていいほど載っている「小吃城」。 街の中心部にあるレストランなのですが、一人20元(約300円)で 20種類もの小吃(ちょっとした食事)を食べることができるのです。 20種類もあるものの、一皿がとても小さく ちょっとずついろいろなモノを食べたい観光客にはうってつけです。 店の入り口に、食券販売カウンターがあるので そこで食券を買います。食券には何種類かあり、 金額が高くなるとたくさんの種類の小吃を食べることができます。 小吃の内容は、食券の金額によって既に決められています。 食券を買うと、お箸子とお手拭ティッシュをもらえます。 それをもってあいている席に座ると、服務員が食券を取りにきます。 また、他の服務員が「ビールは飲むか」とか「お茶はいるか」とか聞いてきます。 これは別料金で、その場で払います。キャッシュ・オン・デリバリというやつです。 「何も飲まないのか?」と服務員のオバちゃんがしつこくきいてくるので 「何かオバさんのオススメありますか?」と聞いたら、ちょっと考えて 「梅松汁」と言いました。 10元もしましたが、お肌に良いとかいうので試しにたのんでみました。 待つこと2分。 出てきたのはほろ苦くかすかに甘い牛乳のような、おそらく何かの実(松?)を絞った汁。 カラダにはよさそうな味です。 それから、ジャンジャン小吃が出てきました。 一口坦々麺、一口麻婆豆腐、一口夫婦肺片(このあたりの名物でモツ系の料理です) 一口餃子、一口ワンタン、一口野菜炒め、一口お汁粉などなど・・・・ あっという間にテーブルには二人分(40枚)の皿が並びました。 基本的にすべて辛いのですが、梅松汁がいい具合に辛さを緩和してくれます。 ジャンジャン食べたものの、結局ひとり14皿くらいでオナカいっぱいになり それでも貧乏性の我々は、なんとかムリして食べきったのでした。 よく、マンガで
食べ過ぎて動けなくなっている人(目がバッテンになっていたりして)を見ますが まさか自分がそんなことになろうとは夢にも思いませんでした。 |
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成都でずっと辛いものばかり食べ続けたため アイスクリーム中毒の私は、すっかり禁断症状が出てしまってイライラがとまりません。 そこでとばっちりをくらいたくないコダ先生が あわててアイスクリームが食べられそうなお店を探してきました。 見つけたのはDICOSという中国ローカルなファーストフード店。 ケンタッキーフライドチキンのような雰囲気のお店ですが、 「メイプルシロップ味フレンチフライ」など珍しいメニューもあります。 そこで注文したのは、大粒タピオカと小豆にソフトクリームをのせたサンデー。 久しぶりの甘さと冷たさに、私の気持ちもすっかり安らぎました。 しかし、このソフトクリーム
5分たってもなかなか溶けません。 いったいどのような材料が使われているのでしょうか。 |






