◆古賀学故 【詩思句】 SHISHIKU◆

詩と思索と句による日記★言葉をつかまえに行こう

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◇平成最後の日  2019年4月30日





実家から電話があり。家督を譲ると父から言われた。皇室の真似をしたい父のジョークではあるが「即位します」と伝えた。家督とはそもそも何だろう? きょうはテレビを観ながらのんびり過ごすことにする。妻は洗濯をしている。長男は友人二人とゲーム。長女は録画したアニメを観ている。次女は外で友人とおしゃべり。4月30日火曜日雨。アマテラスも涙流す退位の日雨垂れの音さらば平成。
2009年から始めたヤフーブログ。10年間よく続いたと思う。ここで一先ず終了。

◇400円  2019年4月27日平成のこり4日





古書を10点売って410円。それで中古2冊買って400円。思索するための材料。身体が少し冷えているので温めないといけない。布団にもぐる。






◇平成最後の日曜日  2019年4月28日平成のこり3日





焼そばを作って。ビールを飲んだ。






◇平成最後の昭和の日  2019年4月29日平成のこり2日





明日が退位の日である。

◇連休前夜  2019年4月26日平成のこり5日





明日土曜日から会社が10連休のところが多く。あちこちの取引先から電話が入って来る。私は休まないのでそれほどウキウキしない。子どもたちは学校が休みなのでほんとうはどこか旅行にでも連れて行ってあげたいが。私が休めないので自分たちで計画を立ててもらうしかない。映画くらいかな。行けるとすれば。連休中の東京はどうなるのだろう。静かになるのかな。私はゆっくり読書をしたいな。ここ数日ばたばたして。読みたい本が貯まっていく一方。あまり積み上げるとやる気が失せる。明日は雨上がりの朝になりそうだ。きっと気持ちがいいぞ。
車の中でプリンスのようにかん高い声を出して歌っていたら後続のバイクに乗った人が怯えていた。ただの歌の練習なんだけれど。声が外に漏れて。何か異常を感じたのかもしれない。プリンスはやっぱり凄い。ファルセットから低音まで自由自在。いいよなあ。きょうはずっと「サインオブザタイムズ」を流している。それを聴いて妻が踊りながら野菜を炒めている。

平成最後の給料。

◇給与  2019年4月25日平成のこり6日





平成最後の給与を支払った。銀行に行って営業経費をおろした。CDショップで「岸田繁交響曲第二番」を購入した。郵便局に行って切手を買った。請求書をポストに入れた。スーパーでパスタと食パンとロールパンと牛乳とヨーグルトと梅干を買った。少し蒸し暑いが良い天気だった。良い夕暮になった。家に戻って珈琲を淹れた。CDをかけた。
『小林秀雄 学生との対話』(新潮社)を読む。国民文化研究会と大学教官有志協議会の主催で毎年8月九州にて「全国学生青年合宿教室」という研修が行われていたらしい。小林秀雄はその講壇に五回呼ばれて話をしている。デカルトの『方法序説』について語った「常識について」は昭和39年桜島での講義である。この本がすばらしいのは学生とのやり取りがすべて文字化されているところだ。夏期講習に自分も参加したつもりになって読んでいる。学生の質問に答えて小林秀雄は次のように語る。

《本当にいい音楽とか、いい絵とかには、何か非常にやさしい、当り前なものがあります。真理というものも、ほんとうは大変やさしく、単純なものではないでしょうか。現代の絵や音楽には、その単純なものが抜け落ちています。そしてそれは現代人の知恵にも抜けていることを、私は強く感じます。たとえばデカルトには、何か近代人の及びもつかない単純性がある。明るくて、建設的なものがあり、陰気なものは影も形もないのです》(92頁)

全くその通りである。健康的なデカルト! 二元論の明るさ!

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◇哲学の定義・詩の定義  2019年4月24日平成のこり7日





ああ平成が。終わっちまう。舞う。舞う。哲学とは何か。定義したくなった。
《哲学とはこれまで誰も云えなかった事柄を巧く云い当てるようにするための訓練である》。
例えば「無知の知」。ソクラテスはそれまでのソフィストたちとは異なった態度で知に向き合っていた。知を愛する故に。自分がほんとうは何も知らないのだというところまでいく事ができた。誰も云えなかった事を云って死刑になった。その後を継ぐ弟子たちは師の言葉を鵜呑みにできないという哲学の宿命を背負うことになる。プラトンのイデア論をアリストテレスが形相と質料で覆してしまうのはそのためである。ヘーゲルの精神からマルクスの唯物史観が出て来ることやフッサールの現象学からハイデガーの存在論が出て来るのもそのためである。物質と心がそれぞれ次元の異なった実体であるとしたデカルトに対して。その弟子ル・ロアが唯物論を提唱してしまうのもそのためなのである。
ついでに詩の定義。
《話し言葉と書き言葉のあいだに立ち昇る湯気のようなもの。それが詩である》
書かれた文字の中から人の肉声を聴き取ろうとする態度は詩人を養成する。また反対に。人の話す声の中から書き言葉の痕跡を読み取る力は詩人の精神に通じている。つまり文字と声のどちらにもあるのに。どちらか一方に還元できない在り様を示すのが詩というものなのだ。活字だけでも存在せず。音声だけでも存在しない。音になった文字。文字の中の声。その往復の中でかろうじて漂うもの。私たちはそこに詩を感じるのである。だから詩の朗読は必然的に要請される。
「私は考える。故に私は存在する」というデカルトの言葉を声に出して云ってみる。そこに詩が漂うのを感じる人は詩人である。

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◇アートワーク  2019年4月23日平成のこり8日





統一地方選の結果が出て。日本が少し穏やかになった。退位と即位を待つ一週間である。それに10連休の人もそわそわしている事だろう。私の休みは5月7日だけ。たんたんと日々を生きるのみ。21歳の時に留学して。パリで購入した肖像写真のポストカード。サルトル。フロイト。カフカ。ラヴェル。マーラー。5人を選んだ。それを30年近く大切に持っていたのは我ながらえらい。少し加工して改めて壁に飾ることにした。きょうの作品のタイトルは《煙草を吸う男二人に挟まれた役人》である。
きょうは家にあったボロボロの資料を地元の古書店に買い取ってもらった。700円になった。うれしい。

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◇ノクターン  2019年4月22日平成のこり9日





ノクターンが好きだ。特にショパンのピアノ。19歳の時。ぼくは人生に悩み。ひたすら絵を描いたり。曲を作ったり。大声で叫んだりして。やり過ごしていた。この絵もその時の一枚。タイトルは「夜想曲を聴く女」。

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◇新境地をひらく準備  2019年4月21日平成のこり10日





平成ラスト10日間。5月のそよ風を待ちわびながら。新境地をひらく準備を着々と進めよう。きょうは19歳の時に描いた絵を引っぱり出し。自分の部屋の壁に貼った。その絵と自分の書いた詩を組み合わせてみようと思う。詩は2006年の「水滴」という作品である。絵のタイトルは「思い出の少女」。


今も心の奥底にその川は流れている。泡も粒も波もみんな。様々な想いをのせて・・。夢を見た。星空に。優しい歌声を響かせて。古城のある緑の岸辺。船を待つ人魚の影。君の手は届かない。君の声も届かない。船は遠くなる。川は流れてゆく。全ては流れてゆく。一つ一つの水滴は君の流した涙。きらきらと美しく輝いて。そして。あのノスタルジアの海へと注がれてゆく。

◇満月に満足  2019年4月20日平成のこり11日





確かに何かのお祝いだろうか。午前1時から5時まで。満月は私にずっと付き添ってくれた。月の語源は「太陽の次に輝く」説や「尽きる」説などがあるようだが。「つきしたがう」の「つき」から来ていると私は考えている。あそこまでついて来るのはやっぱり祝福以外に考えられない。私は満月にとても満足であった。詩を書く。


月がずっとついて来る。電柱も屋根も都会のビル群も。私について来る事ができなかったのに。そびえる山や流れる雲だって。最後まで私については来られないのに。そうなのだ。こんな夜の散歩には。まんまるい月の光が頼りになる。昼の明るさとは比べものにならないとしても。月夜の晩は浜辺でボタンが拾えるくらいに。相当に明るい。のだに。月がずっとついてくる。ついてくるのが月なのだ。ついてくるから月なのだ。みんな月が好きなのだ。わざと急に方向を変えてみた。反復横飛もやってみた。それでも月はぴったりと。少しも遅れずに。つきしたがってくる。

詩第38番「月に好かれて」  2019.4.20 こががっこ

◇昨日との距離  2019年4月19日平成のこり12日





どういう意識が働いたらそうなるのか。昨日の出来事がずいぶん昔の事に感じられる。昨日の知人宅への訪問が私にとって遙か彼方の銀河の向うにあるようだ。夢のような時間だったから? 否。夢よりももっと幻想的な時間だった。ファンタスティックという言葉のさらに上の表現で表わされるべきもの。「超ファンタスティック」と言うとかえって陳腐になる。それよりもノスタルジックの方が近い。しかしただ過去への郷愁の念という訳でもなく。そこには淡い希望も含まれているのだから。新しい言葉を当てないといけない。昨日の事なのに遙か太古の昔の出来事のように感じることを《麗しい距離》(うるわしいディスタンス)と名付けよう。これは吉田一穂の「母」という作品がその出典である。

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