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世界の中で
時空の中で 人の渦の中で あなたは軽快に歩み進んでいく 目前のあらゆる現実
逃げ隠れるばかりは私 醜い心 弱い力 悟られないようにと でもそれは無意味 分かっているのに 逃げることしかできない 今も 未来も 愛しき過去の鎖すら ただ投げ出したままで 困難など知らぬかのように 風を切り駈け巡るあなたと共にいた 刹那のときを そばで見ていたのは明白な追想 近くに置いておきたいもの たくさんあるのに 今はもう 近づくことさえできない 愚かなる私を笑って この幼き無能を罵って 幻想にはしないで たとえ僅かな欠片でもいい せめてなくさないように どこか遠くの見えない場所で
きっと確かな影―― 貴い現実を見守りながら ささやかに願い続ける 一枚の空の下に いつまでもあなたの煌めく姿があることを |
考えごと
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時代が進んでいく。 世代が変わっていく。
時間が限りなく過ぎていく。
人の中身も外見も 変化を避けられない。 時代に押され、
もがきながら、 生きる道を模索しなくてはならない。 歳を重ねるほどに
道が狭くなっていくだろう。 見えない時間に圧される恐怖。
確実に感じる時代の流れ。
人々の変わっていく姿に、
人々の大人びてゆく姿に、 喜びよりも 淋しさを強く感じてしまう自分は 愚かな人間なのですか。 自然界の強制の前進によって、 例外もなく 万人は暗黒の迷宮にいざなわれていく。 時間は、
人が授かった時間は、
あまりに短すぎるのです。
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遠い。 |
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近ごろ、現実逃避をしているような日々。 |




