老いぼれヤモメの山雑記(俳諧編)

何時か何所かの山でお会いするかも! その時は宜しく。

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    例会山行 北ア 錫杖岳登攀(先行パーティーの事故により3P目で救助活動に変更)
                           好山好会   沢登委員会 主管
  日程     9月21日夜〜23日
  山域山名  北ア 錫杖岳
  登山形態  BC設営 登攀(左方カンテ・1ルンゼ)
  天候     21日 曇り時々雨、後晴れ
          22日 晴れ
          23日 夜明け前より雨、午後から曇りのち晴れ
  参加者    CL Yn   SL Hm Mm
          Ys  As  Hs
 
   ○○○心と秋の空。
   先週(御在所岳・藤内壁)、先々週(雪彦・地蔵岳正面壁)と2週続けて雨に祟られ、2度ある事は
   3度あるの例えから、今回も又かなと思いきや、幸いにも登攀開始日は好天に恵まれた。
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   クリヤ谷右岸の登山道を辿り、徒渉地点から暫らく
   進むと、樹林が開けて、前方にそそり立つ岩山が
   現れた。
 
 
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  縦に白く見える岩肌の左側スカイラインが今日、皆が
  登る予定の左方カンテ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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    アプローチの1ピッチ目迄は何とか皆に着いて
    歩けたが、何せ因る歳並み、皆に先行して戴き
    マイペースで写真を撮りながらの登高。
    何度も通われて居るHmさんから大凡の分岐点を
    お聞きして居たので、そろそろ、一般道から錫杖沢
    出会いへの下降分岐点辺りかなと、左側へ降りる
    踏み後を注意しながら進むと『 長老 左!⇒ KC 』 と     登山道脇の地面に大きなメモ書きが残されて居た。
 
        山仲間の此の気配りは有難い事だね。
 
 
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     皆に遅れる事、15分余り。BC地点に私も到着    
      既に皆は登攀準備中。
     BCテントは私が設営して置くから、皆さんは
     5分でも早く、左方カンテの取り付きへ向かって
     下さいな。
   
 
 
 
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   錫杖岳の岩峰を背にして
   いざ 出発。5人衆の顔は闘志に燃えて居た。
 
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     綿菓子の様な雲が
     雨上がりの透き
     通った空を流れ
     BCは、また静寂を
     取り戻した
 
 
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    皆が出発した後、1時間ほど掛けて
    整地し、BCテントを設営。
    昨夜来の徹夜運転の疲れもあり、
    テントに潜り込んで暫らく高イビキ。
 
 
 
    報道カメラマンとして随行し、臨場感溢れた写真を撮りたいのはやまやま成れど、
    長距離夜行運転の後に僅か2時間足らずの仮眠では、今の私の体力ではとても無理、
    仮に同行したとしても、皆の足を引っ張るのが関の山、事故でも起せば元も子もなく成って
    しまうからね。それに一人運転を買って出たのは、皆に車中で少しでも仮眠を摂って
    貰えれば、その分コンディションも維持できるのではと考えたからだからね。
         今日の処は充分睡眠を摂って体調を整える事が1番、体調さえ回復して居れば明日の
    1ルンゼに同行も可能かなと思うし、何れにしても皆の足を引っ張る事だけはしたくないしね。
           
         今頃はもぅ取り付いて居る頃かな?皆楽しく攀じって居るのだろうな? 
         それとも苦戦して居るのかな? 夢うつつでそんな事を考えて居た。
                                             
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                                 写真提供Ysさん 
 
         
 
 
 
                       写真提供Ysさん                                                   写真提供Ysさん
                                           
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                                    写真提供Ysさん       写真提供Ysさん                          写真提供Ysさん
 
     14時05分頃、近づいて来たヘリコプターの爆音で目を覚ました。
     笠ヶ岳山荘へ荷揚げでもと思ったが、余りにも爆音が遠のかないのでテントから顔を
     覗かせてヘリコプターの位置を確認して見ると錫杖左方カンテ上空で旋回して居たので
     此れは、拙い!アクシデントでも起きたのかなと悪い予感が頭を過った・・・
 
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                                              写真提供Ysさん
 
     案の定、悪い予感が的中!  如何も瀑睡していた
     様で、13時20分頃に会の理事長経由でYsさんから、先行パーティーに事故が発生し、救助
     方法を検討中と携帯にメールが入って居た。
     救助ヘリも飛来して来ている事だし、壁に居る両リーダーは此の道のエキスパート、BCに居る
     私が慌てても何の為す術も無し・・・ 
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                      負傷者を降ろすHmサブリーダー            写真提供Ysさん                                   写真提供Ysさん
 
    救助ヘリは来ては引き返す事の繰り返し、私の記憶では引き返したのが6回ほどだったかな?
    4P目取り付きのテラスではヘリコプターがホイストを降ろすには、余りにも壁に近過ぎて無理
    幸い、好山好会メンバー以外にも3人の屈強な若者パーティーが救援に加わってして居たので、
    取り付き点迄、負傷者を降ろす事に成った様だった。リーダーからは取り付き点まで残り2P・・・
    との連絡が入って居た。その後クライマーのコールが後5m、残り1mと聞こえて来たので取り付き    点迄無事に負傷者を降ろせた様で、少し安堵した。
    救助ヘリの活動タイムリミットの午後5時迄に、7回目の飛来で、やっとヘリに負傷者を収容し
    病院へ搬送された。
 
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  仲間の帰着を待つ事2時間、その間に、
  私の出来る事と云えば、水を汲んで
  来て、お湯を沸かす準備をして置く位の   事だった。
 
  ヘッドランプの灯りがちらちら動くのが
  見えだしたが一向に近づいて来ず、
  時間が長く感じた。
 
  最初に近づいたパーティーに 『 KC 』
  コールを送って見たが、何の返答も無し
  最後に降りて来たパティーからは返答の
  『 KC 』 コールが帰って来て一安心。
                               BCに帰着して寛ぐ仲間達    午後7時過ぎの帰着だった。
 
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  リーダーからは明日の予定1ルンゼは
  中止して下山すると伝えられ、気の緩みも   手伝ってテント内では山談義に花を咲かせ  た。23日は天気予報に反して、未明より雨  がぱらつき出し、雨の中の下山と成った。
 
  中尾温泉口の駐車場では、一言お礼を
  と負傷者の所属して居る山岳会の方が     我々を待って居られ、負傷者は思ったより
  軽傷との事と聞き、我々も一安心。
  奥飛騨の湯で汗と疲れを流し、ささやかだ   が、飛騨牛ほうば味噌の昼食で仲間達の
  労をねぎらい、帰途に着いた。                                            写真提供Ysさん
 
  負傷者の方には誠に申し訳ないが、今回の件で我ら山仲間の絆も、より一層深まった様にも思うし、   また、此れを教訓に、年に1度の脱出・搬出訓練だけでは無く、2回位の訓練が必要ではと、私だけ
  では無く、銘々も感じて居る事だろう。
  負傷者の方には、外傷だけでは無く、心の傷も早く癒されて、登攀に復帰して戴く事を願って居ます
 
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