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土日は『休業』の巨人戦日程
いったい誰がこんな馬鹿げた日程を組んだんだ。馬鹿げた日程とは、プロ野球セ・リーグの日程である。リーグ戦最終盤の土日に当たる9月29、30日である。29日は、優勝争いを展開する巨人、中日とも試合がなかった。30日は、中日の試合はあったものの、巨人の試合は組み込まれていなかった。
プロ野球は興行である。試合にお客さんを呼んで『ナンボ』の世界である。リーグ戦最終版の土日、優勝争いをする球団の試合は、最も注目され、最もお客さんを呼べる試合である。TV生中継などメディアへの露出も大いに期待できる。しかし、肝心の試合がない。こんな馬鹿げた日程を組むプロスポーツは、世界中を探しても日本のプロ野球くらいだろう。
試合日程を組み込まなかった30日、巨人は東京ドームで紅白戦を含む実践練習をしたと、スポーツ紙は伝えている。何とも贅沢な紅白戦である。東京ドームの使用料金がどれくらいかは知らないが、相当に高額だろう。試合を組み込めば、優勝争いをしている球団の試合である。いくら巨人人気が落ち目とはいっても、東京ドームをほぼ満席にするくらいのお客さんは入っただろう。まったくもって、興行の常識とはかけ離れた試合日程である。
7月のプロ野球オーナー会議では、オーナーたちからこんな意見が出た。『NHKはMLBばかり放送している。もっとプロ野球を放送べきだ』―云々というものである。プロ野球のオーナーたちは、NHKに文句を言う前に、リーグ戦最終盤の土日に、優勝争いをする球団の試合が組まれていないという事実を、きちんと受け止めるべきである。
巨人の試合がなかった9月30日は、スポーツ界にとって、『特異日』であった。年に1回、日本で開催される自動車レースの最高峰・F1は、日本GPが冨士スピードウエイで開催され、雨中のレースで新人のルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)が4勝目を挙げ、年間王者に大手をかけた。
日本のゴルフでは、日本女子オープンで21歳の諸見里しのぶが初優勝を飾った。男子ゴルフでは『はにかみ王子』こと石川遼が出場した東海クラシックの最終日でもあった。海外では、ベルリンマラソンでハイレ・ゲブレセラシエ(エチオピア)が2時間4分26秒をマークし、世界記録を更新した。
こうした特異日に、プロ野球のセ・リーグは、優勝争いを展開する球団の試合を組み込まない。まるで、スポーツ界のビックイベントを避けたかのようである。プロ野球の日程は、いったい誰がどんな根拠をもとに組み込むのだろう。(2007年10月1日記)
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>野球の日程は、いったい誰がどんな根拠をもとに組み込むのだろう
いや、そこを正しい情報にもとづいて書くのが成田さんの役割でしょ。何も知らずに憶測だけで書いてるんですか?
2007/10/17(水) 午前 7:54 [ tasuzo ]