|
TBSにゴルフ中継の資格なし
久しぶりに会ったゴルフ好きの友人が、会うなりいきなり怒り出した。あいさつの言葉もなしに、である。
「いったいぜんたい、あのゴルフ中継は何なんだよ。これまで国内、国外といろんなゴルフ中継を見てきたが、あんなひどいやつは見たことがない。あのTV局はおかしいよ。現場も上層部も常識がないどころか狂っているんじゃないか」
ゴルフ好きの友人の怒りはまだおさまらない。この後も友人の怒りの言葉は続くが、それは割愛する。
彼が怒っていたのは、TBSが7月17日早朝から独占生中継した全米プロゴルフ選手権大会・最終日の放送である。
その日早起きした筆者もこの中継を見ていたが、あれはゴルフ中継の体を成していなかった。
午前5時から始まった中継は、石川遼がホールアウトした、午前6時前には終了してしまった。その時点では、アジア人としては初めてメジャー大会を制した韓国人のY・E・ヤンとタイガー・ウッズが回る最終組はまだアウトコースをプレー中だった。
この時点で中継自体が終了してしまうというゴルフ中継など考えたこともない。悪天候でプレーの進行が遅れたわけではない。TBSは、今年最後のメジャー大会の放映権を高額の資金を出して購入したはずである。それでも中継は終わってしまった。
その後始まったのは、TBSの朝の看板番組だという、「みのもんたの朝ズバッ!」である。
ゴルフ中継の終盤でも、「朝ズバッ!」の冒頭でも、全米プロゴルフの要所を速報すると説明していたが、そんな説明はごまかしだった。
「朝ズバッ!」では、既にホールアウトした石川遼のプレーを繰り返し流しただけである。唯一といっていい「速報」は、Y・E・ヤンが18番ホールでバーディーパットを沈め、優勝を決めた場面だけだった。その後のウッズのプレーはカットである。
「朝ズバッ!」新聞のTV欄では、「名場面すべて見せます全米速報・石川遼」とうたっていた。TV欄を見た人は、「全米の名場面をすべて速報する」と理解しただろうが、TBSの意図は、「石川遼に限って全米の名場面を速報する」ということだったのか。
ところで、「朝ズバッ!」のメーンキャスターを務める、みのもんたはこのところ夏休みを取っているようだ。総選挙の公示直前から公示期間中に長期休暇を取る「報道番組」のメーンキャスターという人物も、これまで聞いたことも見たこともない。
全米プロゴルフ選手権大会・最終日を見る限りでは、高額の資金で独占放映権を獲得したTBSの目的は明らかである。
TBSの目的はこうである。ゴルフ中継などする気はなかった。それが全米プロであっても。TBSは石川遼の全米プロでのプレーを放送するためだけに放映権を入手したのである。
こんな目的で放映権を入手したTV局は全米プロゴルフ選手権大会だけでなくゴルフ自体を冒涜したことになる。いや、ゴルフだけでなくスポーツそのものを冒涜したといえる。TBSにゴルフ中継をする資格はない。
この中継を見た多くのゴルフファンはTBSに抗議したことだろう。しかし、そうした抗議は、このTV局相手では無駄である。
唯一、有効な手段がある。この中継のスポンサー企業に抗議することである。「御社は全米プロを、ゴルフを、いやスポーツそのものを冒涜するTV中継をしたTBSに加担した」と抗議することである。
それ以外に、このTV局を「改悛」させる手段はない。(2009年8月19日記)
|
大東建託レディースゴルフトーナメントのTV中継
なんでトップの成田を写さないの?そんな中継なんか必要ないだろう。(成田のファンではないけど)
2017/7/29(土) 午後 8:38 [ mithu001 ]