成田好三のスポーツコラム・オフサイド

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奥日光・刈込湖湖畔に立つ古木、立ち枯れてはいない(撮影:2008年5月23日)

 ■それでもどっこい、この樹木は生きている

 植物の中には、人間の常識や理性では到底理解できない生命力をもつものが存在する。写真の樹木は、間違いなくそうした類の植物である。

 この古木、巨木、いやほとんど朽木に近い樹木の周辺には、この樹木を形づくっていた彼の重要な「肉体」が、無数の断片の断片となって散乱している。

 それでもどっこい、この樹木は生命力にあふれている。高い先端部の枝は、若い新芽をふくらませている。

 この樹木は、奥日光の刈込湖・切込湖の水辺に存在する。刈込湖西岸の小さな扇状地のような地形の中にある。火山地帯の急峻な崖と湖と湖の間に存在する。湧き出したばかりの小川が流れるわずかばかりの平地にある。

 いったいこの樹木はどんな種類の木なのだろうか。周囲の植生やふくらみだしたばかりの新芽からみて、落葉広葉樹のミズナラかカツラ、あるいはダケカンバだろうか。ダケカンバがこんなに巨大になるとは思えないから、ミズナラかカツラなのか。

 圧倒的な存在感をもつこの樹木を思うと、人間の、いや筆者の観察眼の欠如を思い知らされる。切込湖・刈込湖とその周辺は筆者のお気に入りの場所である。湖を囲むコメツガの原生林も素晴らしい。

 これまで何度もこの場所にやってきた。冬は雪が多すぎて行けないが、まだ雪の残る早春から夏場、紅葉の始まるころの秋口まで、何回となくこの場所を訪ねてきた。紅葉真っ盛りのころには来ない。この時期の奥日光は混み過ぎるからである。

 しかしである。何度通っても、今回みつけるまで、この樹木の存在にはまったく気付かなかった。人間は先入観や予見をもたずにはものを見られない。そのことをこのほとんど朽ちはてながらも生命力にあふれたこの樹木に気付かされた。(2009年7月14日記)

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